基礎データ
全国図鑑 | No.720 |
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ぶんるい | まじんポケモン |
タイプ | エスパー/あく |
たかさ | 6.5m |
おもさ | 490.0kg |
とくせい | マジシャン | <
概要
第6世代初登場の幻のポケモン・フーパがフォルムチェンジした形態。
小さく可愛らしい姿は「いましめられしフーパ」と呼ばれる封印形態であり、その真の姿は魔神と形容していいものであった…。
映画公式サイトなどでは「超フーパ」とも呼ばれ、どこから生まれどこから来たのか、その経緯は謎に包まれている。
分類の「まじん」とは、魔神、魔人、マジ(シャ)ン、(空)間(をつなぐ)神/ジン、とも捉えられる。
変化前と比べると高さは13倍・重さは実に50倍以上と言う超絶巨大化を遂げてしまった。
身体はその全長に違わぬ屈強なものに変化し、腕も6本に増加している。
なお、第六世代までは、人型の体格をしているポケモンでは最大のサイズを誇り、人型最大だったゴルーグの2倍以上と、(実際は8肢だが)四肢があるポケモンとしては最大級。ただし、第七世代では更なる化け物が出現した。
しかしこんな厳つい巨漢でありながら、性格自体は封印時と何も変わっておらず、無邪気でイタズラ好きな子供のままである。
レイマンのように腕の間接などが存在せず、ファランクスのような動きを行う。腕と付随するリングは6つずつ。モチーフはおそらく「ランプの魔神」で、竜人のような顔や尻尾だけでなく、アゴヒゲや立派な歯列、「靴」のような足という点でも珍しい。爪はどことなくマニキュアっぽさがあり、髪型がある、装飾品を付けているなど、かなり洒落たポケモンでもある。
また、分類も「いたずらポケモン」から「まじんポケモン」に変化している。
フォルムチェンジによって分類まで変わってしまうポケモンは初となる。
なお、特性は引き続き「マジシャン」。
杉森氏いわく、「姿が変わるポケモン史上もっとも落差を意識しました」とのこと。
フォルムチェンジの方法は、劇場で入手できるフーパをホウエン地方のフレンドリィショップに連れて行く事でもらえるいましめのツボを使用するだけと言う簡単なもの。
但しフォルムチェンジできるのは何とリアルで3日間。そして元に戻ったらまたツボが使えると言う形になっている。また、シェイミ同様パソコンに預ける事でもFCが解ける。
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ |
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80 | 160 | 60 | 170 | 130 | 80 |
タイプはゴーストがあくに変化し、マーイーカ・カラマネロと同様のエスパー・あくタイプとなる。
ただこのタイプの組み合わせは耐性がかなり悪いのが気がかり。
戒められているフーパの時点で何かおかしい数値になっていたが、力が解放されるとさらに狂った数値に変貌する。
何と攻撃は+50され160・特攻は+20され170まで上昇する。ここまで来ると努力値を振らなくても相当な火力を出す事ができる。
非メガシンカでこれ程の数値を出せるのはフォルムチェンジ後のキュレム位であり、あちらはレシラム・ゼクロムも必要なので単品でここまで出せるのはフーパ一匹だけである。
素早さも+10され80になるが耐久面はそのまま。こんなにでかくなったのに…。
特に低い物理耐久がそのままなのは痛い(壺のような胴体を見ていると、中身がスカスカで脆いのかもしれない)。が、攻撃面の数値がおかしいので防御重視の努力値振りも一手であろう。ただ下記の専用技で防御は落ちていく為難しいところか。
専用技としていじげんラッシュが存在する。詳しくはページ参照。
なお、フーパは形態によってレベル習得できる技が変化する。
いじげんホールは戒められた姿専用の技だが、いじげんラッシュとの両立は可能である。
両方とも相手の守りを許さない強力な技。能力値的に両刀自体は十分可能なので揃えてしまっても問題ないだろう。
映画『光輪の超魔神フーパ』
声優は山寺宏一。
フーパ本来の姿(ときはなたれしすがた)、及びいましめのツボに封じられていた力が暴走して実体化した『フーパの影』の姿として登場。
ハガネールを片手で楽々と投げ飛ばし、ビルを「ねじ切って」投げ付けるなど、その身に違わぬパワーを見せている。
使用する技はあくのはどう・いじげんラッシュ・サイコキネシス・シャドーボール
余談
中の人的に、劇場版での振る舞いは某ランプの精霊っぽかった。巨大ながら無邪気すぎるなど、ある意味不気味でもある。
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