ゲーム概要
1995年から現在にわたってシリーズが作られている。
日本では1995年から2000年にかけて国内市場に出されていたが、かなり癖のあるデザインや世界観や独特なキャラクター、大人が見ても割と攻めてる敵、言い知れぬ不安や原始的恐怖を掻き立てる雰囲気などが日本であまり受け入れられなかったのか、それ以来レイマンシリーズは日本でのリリースが中止になった…。
そして、2006年に国内市場に復帰したが、知名度のためかレイマンではなく『ラビッツ・パーティー』というタイトルに変更され、最終的に日本での知名度はラビッツに逆転されてしまっている。
しかし、2012年にユービーアイソフト創業25周年記念作品として、レイマンの名が付いた『レイマンオリジン』が日本でリリースされた。
そして、2023年にはとうとう本家として『ラビッツ』シリーズに凱旋し、マリオとの実際の共演が実現した。
キャラクターとして
手足が離れた体が特徴的な主人公。9月1日が誕生日。
森や月の妖精や世界などを助けるヒーローである。運動能力なども抜群。
飛距離のある拳によるパンチが主な武器だが、一部の作品では手から発射するエネルギー弾の「マジック・フィスト」が主力武器だったり、様々な特殊な武器も使用している。
耳(髪の毛)をタケコプターの様に高速回転させることで、空中での落下の速度を緩めたり、若干だが移動が可能である。一時的に魔力で強化された際には、自在に飛行することが可能となっている。
ゲームシステム
ゲームシステムは2Dアクション、3Dアクションとシリーズによって異なっている。
シリーズ
ここでは日本でリリースされてる(ラビッツ系列を除く)シリーズを紹介する。勿論、海外ではもっと作品がある。
- レイマン
1996年発売。レイマンシリーズの1作目。本来はあのATARIのジャガー独占で出されるはずだったがあまりにアレだったためプレイステーションで出される事に。
- レイマンミスター・ダークの罠
2000年発売。前作をベースに作られたゲームボーイカラー作品。3DSのバーチャルコンソールで遊ぶ事ができる。
- レイマン海賊船からの脱出
2000年発売。レイマンシリーズ初の3Dアクション。ドリームキャスト、ニンテンドウ64、プレイステーション、ニンテンドーDSなど各バージョンがあるが、ストーリーやシステム、戦闘など細かい部分にかなりの違いがある。
- レイマン レボリューション!
2001年発売。「レイマン海賊船からの脱出」のリメイク版。
(この間に2006〜2009年の初期のラビッツシリーズがある。レイマンが出ているのは初期の3作まで)
- レイマンオリジン
2012年発売。王道的な2Dアクションで、日本でも注目された。
- レイマンジャングルラン
2012年発売。「レイマンオリジン」をベースにした作品。
- レイマンレジェンド
2013、2014年発売。WiiU版ではタッチ操作が導入されている。
- レイマンフェスタラン
2013年発売。「レイマンジャングルラン」の続編。
- レイマンアドベンチャー
2015年発売。レイマンシリーズ最新作。
登場するキャラクター
- レイマン
- バーバラ(レイマン);森の妖精。
- ベティラ
- グロボックス
余談
海外での知名度は非常に高く、多くのファンがおり、大乱闘スマッシュブラザーズシリーズへの参戦希望投票でも上位にランクインしているが、日本ではあまり知名度がない。
…が、『大乱闘スマッシュブラザーズfor』ではグロボックス共々フィギュアとして参加しており、マリオ+ラビッツシリーズではラビッツがマリオ達と共演。また続編の『マリオ+ラビッツ ギャラクシーバトル』のDLCにてレイマンをプレイヤーとして操作できる様になった。
また、『レイマン レジェンド』でマリオとルイージのコスプレキャラがレイマンシリーズにゲスト出演することがあった。
また、『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』ではスピリットとして参加している。さらに同作の「戦場」にて、レイマンと思われるキャラクターが氷漬けにされている。
ちなみに、マスターハンドはレイマンの手そっくりである。
なお、スマブラに類似性を持つ格闘ゲーム『Brawlhalla』にも参戦している。