基礎データ
全国図鑑 | No.0085 |
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ジョウト図鑑 | GSC:No.200 HGSS:No.205 |
ホウエン図鑑 | RSE:No.093 ORAS:No.096 |
セントラルカロス図鑑 | No.095 |
英語名 | Dodrio |
ぶんるい | みつごどりポケモン |
タイプ | ノーマル / ひこう |
たかさ | 1.8m |
おもさ | 85.2kg |
とくせい | にげあし / はやおき / ちどりあし(隠れ特性) |
タマゴグループ | ひこう |
※にげあし:野生ポケモンから必ず逃げられる。
※はやおき:ねむり状態から通常の半分のターンで回復する。
※ちどりあし:自分がこんらんしている時に回避率が上がる。
進化
ドードー → ドードリオ(レベル31)
概要
進化する時にドードーの頭の片方が更に分裂し、キングギドラみたいな三つ頭になった。この頭はそれぞれが「喜び」「悲しみ」「怒り」を表すらしいが、別にコイツみたいな感情を司るポケモンというわけでもなければそもそも伝説のポケモンでもない。しかし初代時点では滅多に見つからない珍種という設定だったため、ミュウやセレビィ等とは違った意味ながら幻のポケモンではあったようだ。
相変わらず足が速い設定だが、図鑑説明では「じそく60キロ」と大幅に減速している(ドードーは100キロ)。
しかし能力ではちゃんと速くなっていて、すばやさ種族値が75から100とアップ。7世代以降は110になった。
生態
3つの頭にはそれぞれ脳があり、これによって3倍の情報を集めて高度な作戦を練ることが可能。だが、考えすぎて動けなくなる事がある。
また肺や心臓も3つあるのでスタミナが高く、乾季の草原地帯も駆け抜けていく。
眠るときはどれか1つの頭は必ず起きて辺りの警戒にあたっている。うかつに近寄るとクチバシで突かれてしまうという。
ちなみに
鳥系=ひこうタイプだった時代からいたため、どう見ても飛べなさそうなコイツもやはりひこうタイプである。
浮いていたり、翼があるポケモンがひこうタイプな中、そうでないドードリオがひこうタイプなのは珍しい。
「ブレイブバード」も「そらをとぶ」も覚えるし、『ポケモンスタジアム』などの据え置き機対戦では空を飛ぶと足をバタバタさせて飛ぶ。右足が沈む前に左足を上げる理論で飛んでいるのであろうか。
でもそれこっちじゃない?というのは禁句である。
見た目からでもとても似合う「トライアタック」を覚える事も可能だが、第4世代で物理と特殊に分かれた上にコイツは攻撃の方が高いので現在では活用しがたい。
ヨルノズクあたりが覚えればいいのだが…ちなみに何故かオニスズメには遺伝可能。
『ポケモンレンジャー』ではフォルシティのリーダーレンジャージョウのパートナーポケモンであり、彼の乗り物として活躍する。
対戦関連
HP | こうげき | ぼうぎょ | とくこう | とくぼう | すばやさ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
60 | 110 | 70 | 60 | 60 | 110 | 470 |
種族値が攻撃はムクホークに次ぐ110・素早さはオオスバメに次ぐ100(第6世代まで)とオニドリルの立場を奪っていることでお馴染みだったが、攻撃力と汎用性で優るムクホークの登場によりドードリオも同じ目に合わされている。
ムクホークに無い技の中で有用そうなものは、鈍足の積み技使いをどうにかできる「くろいきり」、対耐久の「ちょうはつ」、HPが減るほど威力が上がる「じたばた」、安定した飛行わざの「ドリルくちばし」、Pt・HGSS・BW2の教え技で習得しXYで強化された技「はたきおとす」。
運に自信があるならランダムで能力がぐーんと上がる「つぼをつく」+ポケモンXD限定技の「バトンタッチ」も。
(ちなみに「ちょうはつ」と「くろいきり」はクロバットも覚える)
「きあいのタスキ」でHPを1にしてからの「じたばた」は威力200、タイプ一致も考えるとなんと300。世代が進むにつれての先制技や「おにび」の増加などは厳しいが、「ちょうはつ」で補助技を止められることもあり、無警戒で挑むとパーティが壊滅しかねない。
いわタイプやはがねタイプには「がむしゃら」もあるので注意。(こちらはムクホークも覚えるが)。
そして「はたきおとす」はメガストーン以外の道具持ちに対し威力97+道具消失を与える強力なあくタイプの技で、いわとはがねにも等倍かつノーマルタイプを無効化するゴーストタイプに抜群なのもおいしい。
BW2で有用なじめんわざの「ドリルライナー」を習得したオニドリルと共に、分かりやすい攻撃技でのムクホークとの差別化を果たした。
特性は役に立ちにくい。「にげあし」は対戦で効果がなく、「はやおき」は「ねむる」と合わせると2ターンで全回復できるがドードリオに向く戦法ではなく、ねむり状態にならない「ふみん」「やるき」ほどねむり状態にする技の抑止にもならない、「ちどりあし」は「あばれる」のあと回避してくれるかもしれないが、そのときは自分もこんらんしていて安定しない。
ポケモンBWでは「あばれる」の威力が120に強化され、それをタイプ一致で扱えるポケモンの中ではケンタロスに次いで速いポケモンとなった。「ちどりあし」との相性も良い。
しかし一致ノーマル威力120の技を撃つなら反動はあるものの制御不能にならない「すてみタックル」を持つムクホークがやはりちらつく。ついでにムクホークは特性「すてみ」なら威力が更に上がる。
一応ドードリオも第3世代の教え技で「すてみタックル」を覚えるのだが、「ブレイブバード」と両立不可である……
別に特性で威力が上がるわけではない「あばれる」はやはり使いにくい。
第7世代ではなんと素早さ種族値が+10されて110まで上昇。抜ける相手がかなり増えた。
さらに、レベルアップ技で「とびげり」と「つるぎのまい」を習得。素早さ種族値でムクホークに10上回る点は非常に大きく、「つるぎのまい」による抜き性能の強化も相まって、ほぼ完全に差別化に成功したと言える。
USUMにて「じだんだ」を習得し、工夫次第ではギルガルドに打点を取れるようになった。
使用トレーナー
ゲーム版
- グリーン:ライバル※1
- ハヤト:ジムリーダー(ジョウト)
- マチス:ジムリーダー(カントー)※2
- アカネ:ジムリーダー(ジョウト)※2
- ショウイチ:ドードリオマスター
- ジョウ:ポケモンレンジャー
※2:ポケモンスタジアム金銀
アニメ版
漫画版
アニメ版
『アニポケ・サトシの旅シリーズ』
- マサラタウンのドードリオ
- 実は第1話から登場しているポケモンであり、雄鶏の如く朝に鳴く。サトシの旅シリーズ最終話にも登場した。
- ドリオのドードリオ
- 無印33話で登場したララミー族のドードリオ使いの少年・ドリオのポケモン。レースではロケット団の協力もありぶっちぎるが、フウコの代わりに出場したサトシとレース中に進化したギャロップに敗れ去った。
- シゲルのドードリオ
- 無印67話から登場していたドードーが、サイダ研究所ではドードリオに進化しておりヤマトとコサブロウとのバトルで使用。「ドリルくちばし」でヘリコプターを破壊した。
- ハヤトのドードリオ
- 無印131話のジム戦でサトシのピカチュウと対決。両者とも「こうそくいどう」を使ってスピードが互角に。「ドリルくちばし」で攻撃し、さらに「トライアタック」でとどめを刺しに来るが、大きくジャンプして回避したピカチュウに上空からの「かみなり」攻撃によって敗北した。
- 無印218話:ディグダ村の老人たちの活力のためにディグダ泥棒に変装したディグダ村の隣町の町長がドードリオに乗っている。
- DP91話:サマースクール編のトライアスロンでヒカリが森の競技で使用した。
- DP128話:スズナの移動用ポケモンとして登場。
- 新無印67話:「公道でのドードリオの2人乗りは禁止」らしく、作中で2人組がジュンサーさんに検挙されている。
その他
無印 | 1話・25話・28話・64話・84話(回想)・88話(ピンカン島)・115話・169話・228話 |
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DP | 72話・140話 |
XY | 53話 |
新無印 | 1話・2話・59話・120話・135話・136話 |
SP | 遥かなる青い空 |
劇場版 | ルギア爆誕・裂空の訪問者・裂空の訪問者・氷空の花束 |
漫画版
『ポケットモンスターSPECIAL』
イエローのドドすけ
・性別:♂ ・特性:はやおき
・性格:せっかち ・個性:にげるのがはやい
乗り心地が最高のイエローの長距離移動要員。釣り人の叔父・ヒデノリに中々懐かなかった為、イエローが預った後に譲り受けた。
ワタルとの決戦でドードリオに進化した。
進化した事で更にスピードアップした様である。
- その他にも9章でポケスロンの全コース全競技で最高得点をたたき出すナンバーワンの実力の外人ポケスリート・ジェットのポケモンとして登場
関連イラスト
関連タグ
ポケットモンスター ポケモン RGBP FRLG LPLE
ポケモン一覧 ノーマルタイプ ひこうタイプ
鳥ポケモン
0084.ドードー→0085.ドードリオ→0086.パウワウ
同複合タイプ
- ポッポ/ピジョン/ピジョット/メガピジョット オニスズメ/オニドリル カモネギ
- ホーホー/ヨルノズク
- スバメ/オオスバメ チルット
- ムックル/ムクバード/ムクホーク ペラップ
- マメパト/ハトーボー/ケンホロウ ワシボン/ウォーグル
- ヤヤコマ
- ツツケラ/ケララッパ/ドデカバシ
- イキリンコ