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ドードリオ

どーどりお

『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)である。
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基礎データ編集

全国図鑑No.0085
カントー図鑑No.085
ジョウト図鑑No.200
ホウエン図鑑No.093
セントラルカロス図鑑No.095
ブルーベリー図鑑No.002
ローマ字表記Dodorio
ぶんるいみつごどりポケモン
タイプノーマル / ひこう
たかさ1.8m
おもさ85.2kg
せいべつ50%♂・50%♀
特性にげあし/はやおき/ちどりあし(隠れ特性)
おとしものドードーのうもう
タマゴグループひこう

各言語版での名称と由来編集

言語名称由来
日本語ドードリオドードー+トリオ
英語・スペイン語・フランス語・イタリア語Dodrioドードー+トリオ
ドイツ語Dodriドードー+drei(3)+トリオ
韓国語두트리오ドードー+두두(ドードー(ポケモン))+トリオ
中国語(簡体字・繁体字)嘟嘟利嘟嘟鸟・嘟嘟鳥(ドードー)+日本語名の部分音写
中国語(香港)多多利日本語名の音写+多多(たくさん)
ヒンズー語दोद्रिओ英語名の音写
ロシア語Додрио英語名の音写
タイ語โดโดริโอ日本語名の音写

進化編集

ドードードードリオ(レベル31)

ドードードードーリオ


概要編集

第1世代『赤・緑』から登場するドードーが進化した姿。進化する時にドードーの頭の片方が更に分裂し、キングギドラのような三つ頭になった。


3つの頭にはそれぞれ脳があり、これによって3倍の情報を集めて高度な作戦を練ることが可能。だが、考えすぎて動けなくなる事がある。

また肺や心臓も3つあるのでスタミナが高く、乾季の草原地帯も駆け抜けていく。眠るときは基本的にどれか1つの頭は必ず起きて辺りの警戒にあたっており、うかつに近寄るとクチバシで突かれてしまうという。なお、極度の疲労状態であったりポケモンの技によって強制的に眠らされた場合には、3つの頭全てが同時に眠ってしまう事もあるらしい。

3つの頭のうち、一番力が強く首が太い頭がリーダーとして身体の主導権をにぎっている。


3つの頭はそれぞれが「喜び」「悲しみ」「怒り」を表すらしいが、別にエムリットのように感情を司るポケモンというわけでもなければ、そもそも伝説のポケモンでもない。

しかし初代時点では滅多に見つからない珍種という設定だったため、ミュウセレビィ等とは違った意味ながら幻のポケモンではあったようだ。


相変わらず足が速い設定だが、図鑑説明では「じそく60キロ」と大幅に減速している(ドードーは100キロ)。しかし能力ではちゃんと速くなっていて、すばやさ種族値が75から100とアップ。7世代以降は110になった。


鳥系=ひこうタイプだった時代からいたため、どう見ても飛べなさそうなコイツもやはりひこうタイプである。浮いていたり、翼があるポケモンがひこうタイプな中、そうでないドードリオがひこうタイプなのは珍しい。


ブレイブバード」も「そらをとぶ」も覚えるし、『ポケモンスタジアム』などの据え置き機対戦では空を飛ぶと足をバタバタさせて飛ぶ。右足が沈む前に左足を上げる理論で飛んでいるのであろうか。でもそれこっちじゃない?というのは禁句である。

  • 見た目からでもとても似合う「トライアタック」を覚える事も可能だが、第4世代以降は特殊に分かれたので、活用しにくくなった。

ドードリオ

ヨルノズクあたりが覚えればいいのだが…ちなみに何故かオニスズメには遺伝可能。

さすがにポケモンXYのスカイバトルには参加できない。


また、翼は見当たらないのにつばさでうつはがねのつばさを覚える…使える部分があるとすれば尾羽ぐらいしかないのだが…。

しかもくろいきりは吐くし、ちょうおんぱも発するのでコイツの能力には謎が深まるばかりである。


とはいえ、とびげりじだんだなどの足を使った技もそれなりに覚えるが、バシャーモと比べるとレパートリーは少なめ。


進化前の名前こそドードーだが、モチーフはダチョウだと思われる。それを裏付けるように宮城県美里町のポケふたにはドードリオが選ばれている(詳細は下記にて)。


色違い編集

色違いは緑色となる。


ゲームでの特徴編集

初代FRLGピカブイ編集


  • 初代の四天王周回に向いているポケモンとして一部で認知されているらしい。
  1. 「はかいこうせん」や「すてみタックル」といった強力なノーマル打点を持っている。
  2. 「そらをとぶ」を覚えることができる。:四天王は1回クリアするごとにマサラタウンに強制送還されるが、ここでセキエイこうげんまで移動するための秘伝要員を別個に連れると当時の「がくしゅうそうち」の仕様上レベルが上がらなくても構わない秘伝要員にまで経験値が分配されてしまうが、そこで1体で秘伝要員と戦闘要員を兼ねることができるドードリオという訳である。

  • 『ピカブイ』では手持ちにするとライドポケモンとして活躍する事ができる(本作ではじてんしゃが無い為、速く移動するには一部のポケモンが可能なライドが必要となる)。何故かドードーは本編シリーズでは未だにライドできず、ポケモンレンジャーぐらいでしかできない。

金銀クリスタルHGSS編集


  • 『クリスタル』『HGSS』ではハクリュー♀を持っていれば、フスベシティにいるNPCのミサコからドードリオ♀(ドリス)が交換で貰える。

RSEORAS編集


DPtBDSP / BWBW2 /XY編集

  • ドードーを捕獲して進化させる必要がある。

SMUSUM編集

  • 過去作から連れてくる必要がある。

剣盾 / LEGENDSアルセウス編集

  • 未登場。

スカーレット・バイオレット編集


性能編集

種族値

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
第1世代601107060100400
第6世代まで60110706060100460
第7世代から60110706060110470

  • 種族値が攻撃はムクホークに次ぐ110・素早さはオオスバメに次ぐ100(第6世代まで)とオニドリルの立場を奪っていることでお馴染みだったが、攻撃力と汎用性で優るムクホークの登場によりドードリオも同じ目に合わされている。


  • 初代では高い素早さと急所率を活かした「はかいこうせん」による速攻、全ポケモン中最大火力の「ドリルくちばし」が武器であったが、より素早さと急所率が高い上に低くない耐久とサブウエポンの豊富さを誇るケンタロスが登場していたのが運の尽きであった。


  • きあいのタスキ」でHPを1にしてからの「じたばた」は威力200、タイプ一致も考えるとなんと300。世代が進むにつれての先制技や「おにび」の増加などは厳しいが、「ちょうはつ」で補助技を止められることもあり、無警戒で挑むとパーティが壊滅しかねない。いわタイプはがねタイプには「がむしゃら」もあるので注意。(こちらはムクホークも覚えるが。)

  • そして「はたきおとす」はメガストーン以外の道具持ちに対し威力97+道具消失を与える強力なあくタイプの技で、いわとはがねにも等倍かつノーマルタイプを無効化するゴーストタイプに抜群なのもおいしい。

  • 特性は役に立ちにくい。「にげあし」は対戦で効果がなく、「はやおき」は「ねむる」と合わせると2ターンで全回復できるがドードリオに向く戦法ではなく、ねむり状態にならない「ふみん」「やるき」ほどねむり状態にする技の抑止にもならない、「ちどりあし」は「あばれる」のあと回避してくれるかもしれないが、そのときは自分もこんらんしていて安定しない。

ポケモンBW編集

  • あばれる」の威力が120に強化され、それをタイプ一致で扱えるポケモンの中ではケンタロスに次いで速いポケモンとなった。「ちどりあし」との相性も良い。

  • しかし一致ノーマル威力120の技を撃つなら反動はあるものの制御不能にならない「すてみタックル」を持つムクホークがやはりちらつく。ついでにムクホークは特性「すてみ」なら威力が更に上がる。

  • 一応ドードリオも第3世代の教え技で「すてみタックル」を覚えるのだが、「ブレイブバード」と両立不可である……別に特性で威力が上がるわけではない「あばれる」はやはり使いにくい。

ポケモンBW2編集

  • 有用なじめんわざの「ドリルライナー」を習得したオニドリルと共に、分かりやすい攻撃技でのムクホークとの差別化を果たした。

第7世代編集

  • なんと素早さ種族値が+10されて110まで上昇。抜ける相手がかなり増えた。さらに、レベルアップ技で「とびげり」と「つるぎのまい」を習得。素早さ種族値でムクホークに10上回る点は非常に大きく、「つるぎのまい」による抜き性能の強化も相まって、ほぼ完全に差別化に成功したと言える。
  • ポケモンUSUMにて「じだんだ」を習得し、工夫次第ではギルガルドに打点を取れるようになった。

第9世代編集


使用トレーナー編集

ゲーム版

※1:ポケモンスタジアム2

※2:ポケモンスタジアム金銀


アニメ版


漫画版


番外作品編集

ポケモンレンジャー編集

  • フォルシティのリーダーレンジャー・ジョウのパートナーポケモンであり、彼の乗り物として活躍する。

ポケモンユナイト編集

難易度上級者向け
射程近接
ロールスピード型
戦闘0.5
耐久2.0
機動4.0
得点4.0
補佐4.0
技1Lv1/2:つつく
Lv5:トライアタック ドリルくちばし
技2Lv1/2:でんこうせっか
Lv7:こうそくいどう とびげり
ユナイト鳥突猛進
特性Lv1:にげあし

  • 2022年9月15日からまさかのプレイアブル実装。Lv5でドードーからドードリオに進化する。
  • 独自要素として「ダッシュゲージ」というリソースを持ち、走れば走るほど溜まって行き高速化する。ダッシュゲージが満タンの状態だと通常攻撃やわざ1がパワーアップする。

アニメ版編集

アニポケサトシの旅シリーズ編集

  • マサラタウンのドードリオ
    • 実は第1話から登場しているポケモンであり、雄鶏の如く朝に鳴く。サトシの旅シリーズ最終話にも登場した。

  • ドリオのドードリオ
    • 無印33話で登場したララミー族のドードリオ使いの少年・ドリオのポケモン。
    • レースではロケット団の協力もありぶっちぎるが、フウコの代わりに出場したサトシとレース中に進化したギャロップに敗れ去った。

  • シゲルのドードリオ
    • 無印67話から登場していたドードーが、サイダ研究所で再登場した際に進化していた。
    • ヤマトとコサブロウとのバトルで使用。「ドリルくちばし」でヘリコプターを破壊した

  • ハヤトのドードリオ
    • 無印131話のジム戦でサトシのピカチュウと対決。両者とも「こうそくいどう」を使ってスピードが互角に。「ドリルくちばし」で攻撃し、さらに「トライアタック」でとどめを刺しに来るが、大きくジャンプして回避したピカチュウに上空からの「かみなり」攻撃によって敗北した。

  • 無印218話
    • ディグダ村の老人たちの活力のためにディグダ泥棒に変装したディグダ村の隣町の町長がドードリオに乗っている。

  • DP72話
    • ポケモンハンターJによって散れ去られたリオルを救う為、リオルの波導を感じ取ったサトシがJのいる場所まで移動する際にポケモンレンジャーハジメがキャプチャしたと思われるドードリオ4匹。
    • リオルを持って逃げるボスの依頼主をサトシとハジメが追いかける時にも活躍した。

  • DP91話
    • サマースクール編のトライアスロンで、ヒカリが森の競技で使用した。

  • スズナのドードリオ
    • DP128話で遠出の移動用ポケモンとして登場。カントーのフロンティアブレーン・ジンダイがバトルピラミッドごと移動して来た時にスズナはドードリオに乗って駆けつけた。帰りの時はノゾミも乗せている。

  • 新無印67話
    • 「公道でのドードリオの2人乗りは禁止」らしく、作中で2人組がジュンサーさんに検挙されている。

その他

無印1話・25話・28話・64話・84話(回想)・88話(ピンカン島)・115話・169話・228話
DP140話
XY53話
新無印1話・2話・59話・120話・135話・136話
SP遥かなる青い空
劇場版ルギア爆誕裂空の訪問者裂空の訪問者氷空の花束

漫画版編集

ポケットモンスターSPECIAL編集

イエローのドドすけ編集

イエローとどどすけ


性別特性はやおき
性格せっかち個性にげるのがはやい

乗り心地が最高のイエローの長距離移動要員。

ドードーの時に釣り人の叔父・ヒデノリから譲り受け、ワタルとの決戦中に進化した。

進化した事で更にスピードアップした様である。


その他編集

  • 9章:ポケスロンの全コース全競技で最高得点をたたき出すナンバーワンの実力の外人ポケスリート・ジェットのポケモンとして登場。

ポケモンローカルActs編集

宮城県美里町地域応援ポケモンであるラプラス・進化前のドードーと共にデザインされたポケモンマンホールが設置された。これは食用などに利用されるダチョウの飼育施設「美里オーストリッチファーム」がある為だと思われる。


関連イラスト編集

Nuntius兄弟喧嘩中

潮風をあびるドードリオ


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン

ポケットモンスター(架空の生物)

ポケモンRGBP ポケモンFRLG

ポケモンLPLE

ポケモン一覧 1進化ポケモン

ノーマルタイプ ひこうタイプ

鳥ポケモン 多頭ポケモン

キリ番ポケモン(金銀ジョウト図鑑No.200)

宮城ポケふた組美里町


図鑑番号順

0084.ドードー0085.ドードリオ→0086.パウワウ


同複合タイプ


他関連ポケモン等

  • クエスパトラ:ダチョウモチーフ仲間だが、こちらは現実のダチョウの方である。

ドードリオに関係する没ポケモンなど

  • ヒナーズドードーの進化前になるはずだった没ポケモン
  • ヤマタノドー:赤緑青の頃からドードリオからのさらなる進化系である幻のポケモンとしてネタにされている存在。実態は当時1996年に光文社から発売されていた「ポケットモンスター4コマギャグバトル―アンソロジー」の中で一度だけ登場したネタなのだが、根強いファンがおり、これに類似したファンアートも時折描かれている。余談だが、かつてと違ってポケモンにつけられる名前が6文字までに増えたため、実際にゲーム中にてニックネームとしては名付けられるようになった。

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