基礎データ
ずかん | No.085 |
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英語名 | Dodrio |
ぶんるい | みつごどりポケモン |
タイプ | ノーマル / ひこう |
たかさ | 1.8m |
おもさ | 85.2kg |
とくせい | にげあし / はやおき / ちどりあし(隠れ特性) |
※にげあし: 野生ポケモンから必ず逃げられる。
※はやおき: ねむり状態から通常の半分のターンで回復する。
※ちどりあし: 自分がこんらんしている時に回避率が上がる。
進化
ドードー → ドードリオ(レベル31)
特徴
ドー「ト」リオではない。 ダグ「ト」リオと間違えないように気をつけよう。
阿修羅のように「喜び」「悲しみ」「怒り」を表す3本の頭が生えているのが特徴で、非常に高速な走行が可能であるが、何故か図鑑説明では進化前のドードーよりも遅い(じそく100キロ→じそく60キロ)、能力はちゃんと速くなっているので(すばやさ種族値75→100)ご安心を。スタミナも高く、乾季の草原地帯も駆け抜けていくという。
3つの頭で3倍の情報を集め高度な作戦を練ることが可能であるが、逆に考えすぎて動けなくなることも。また脳だけではなく肺や心臓も3つあり、それがドードリオの運動能力を支えている。
眠るときはどれか1つの頭は必ず起きて辺りの警戒にあたっている。うかつに近寄るとクチバシで突かれてしまう。
初代時点では滅多に見つからない珍種という設定だった。
当時は鳥=ひこうタイプだった時代でどう見ても飛べなさそうなドードリオもやはりひこうタイプである。
浮いていたり、翼があるポケモンがひこうタイプな中、そうでないドードリオがひこうタイプなのは珍しい。
ちなみに「ブレイブバード」も「そらをとぶ」も実は覚え、『ポケモンスタジアム』などの据え置き機対戦では空を飛ぶと足をバタバタさせて飛ぶ。右足が沈む前に左足を上げる理論で飛んでいるのであろうか。
でもそれこっちじゃない?というのは禁句である。
「トライアタック」を覚え、とても似合うポケモン。だが物理と特殊に分かれた現在では活用しがたい。
ヨルノズクあたりが覚えればいいのだが…ちなみに何故かオニスズメには遺伝可能。
『ポケモンレンジャー』ではフォルシティのリーダーレンジャージョウのパートナーポケモンであり、彼の乗り物として活躍する。
対戦関連
HP | こうげき | ぼうぎょ | とくこう | とくぼう | すばやさ |
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60 | 110 | 70 | 60 | 60 | 110 |
種族値が攻撃はムクホークに次ぐ110・素早さはオオスバメに次ぐ100(第6世代まで)とオニドリルの立場を奪っていることでお馴染みだったが、攻撃力と汎用性で優るムクホークの登場によりドードリオも同じ目に合わされている。
ムクホークに無い技の中で有用そうなものは、鈍足の積み技使いをどうにかできる「くろいきり」、対耐久の「ちょうはつ」、HPが減るほど威力が上がる「じたばた」、安定した飛行わざの「ドリルくちばし」、Pt・HGSS・BW2の教え技で習得しXYで強化された技「はたきおとす」。
運に自信があるならランダムで能力がぐーんと上がる「つぼをつく」+ポケモンXD限定技の「バトンタッチ」も。
(ちなみに「ちょうはつ」と「くろいきり」はクロバットも覚える)
「きあいのタスキ」でHPを1にしてからの「じたばた」は威力200、タイプ一致も考えるとなんと300。世代が進むにつれての先制技や「おにび」の増加などは厳しいが、「ちょうはつ」で補助技を止められることもあり、無警戒で挑むとパーティが壊滅しかねない。
いわタイプやはがねタイプには「がむしゃら」もあるので注意。(こちらはムクホークも覚えるが)。
そして「はたきおとす」はメガストーン以外の道具持ちに対し威力97+道具消失を与える強力なあくタイプの技で、いわとはがねにも等倍かつノーマルタイプを無効化するゴーストタイプに抜群なのもおいしい。
BW2で有用なじめんわざの「ドリルライナー」を習得したオニドリルと共に、分かりやすい攻撃技でのムクホークとの差別化を果たした。
特性は役に立ちにくい。「にげあし」は対戦で効果がなく、「はやおき」は「ねむる」と合わせると2ターンで全回復できるがドードリオに向く戦法ではなく、ねむり状態にならない「ふみん」「やるき」ほどねむり状態にする技の抑止にもならない、「ちどりあし」は「あばれる」のあと回避してくれるかもしれないが、そのときは自分もこんらんしていて安定しない。
ポケモンBWでは「あばれる」の威力が120に強化され、それをタイプ一致で扱えるポケモンの中ではケンタロスに次いで速いポケモンとなった。「ちどりあし」との相性も良い。
しかし一致ノーマル威力120の技を撃つなら反動はあるものの制御不能にならない「すてみタックル」を持つムクホークがやはりちらつく。ついでにムクホークは特性「すてみ」なら威力が更に上がる。
一応ドードリオも第3世代の教え技で「すてみタックル」を覚えるのだが、「ブレイブバード」と両立不可である……
別に特性で威力が上がるわけではない「あばれる」はやはり使いにくい。
第7世代ではなんと素早さ種族値が+10されて110まで上昇。抜ける相手がかなり増えた。
さらに、レベルアップ技で「とびげり」と「つるぎのまい」を習得。素早さ種族値でムクホークに10上回る点は非常に大きく、「つるぎのまい」による抜き性能の強化も相まって、ほぼ完全に差別化に成功したと言える。
USUMにて「じだんだ」を習得し、工夫次第ではギルガルドに打点を取れるようになった。
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