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ペラップ

ぺらっぷ

ペラップとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
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基礎データ編集

全国図鑑No.0441
シンオウ図鑑No.102
コーストカロス図鑑No.138
ヒスイ図鑑No.157
ローマ字表記Perap
ぶんるいおんぷポケモン
タイプノーマル / ひこう
たかさ0.5m
おもさ1.9kg
せいべつ50%♂・50%♀
特性するどいめ/ちどりあし/はとむね(隠れ特性)
タマゴグループひこう

各言語版での名称と由来編集

言語名称由来
日本語ペラップペラペラ+rap(英語でおしゃべり)
英語Chatotchat(おしゃべり)+parrot(オウム)
ドイツ語Plaudageiplaudern(おしゃべりをする)+Papagei(オウム)
フランス語Pijakopie(カササギ)+jacquot(オウムなどのしゃべる鳥)
韓国語페라페日本語名の音写
中国語(簡体字)聒噪鸟聒噪(guōzào、やかましい)+鸟(niǎo、鳥)
中国語(繁体字)聒噪鳥聒噪(guōzào、やかましい)+鳥(niǎo、鳥)
ヒンズー語रैपचैपrap(英語でおしゃべり)+chap(英語でやつ)
タイ語เพแรป日本語名の音写

概要編集

タマンタブイゼルなどのように劇場版『ポケモンレンジャーと蒼海の王子 マナフィ』に先行登場し、ゲームでは第4世代ダイヤモンド・パール』に登場した。


開発中の名前は「オプム」。モデルとなった生物は恐らくボタンインコ劇場版では海賊が連れているオウムのポジションを担当していたのでオウムもモチーフだろう。


名前の由来は「ペラペラ(おしゃべりなさま)」+「rap(英語:〈俗〉おしゃべり)」。


頭部に音符を連想させるトサカがあり、尾はメトロノーム状になっている。瞼はピンク色。

小柄な割りに被捕獲率はディアルガパルキア並に低く、なかなかしぶといオウムである。

初登場したDPtではハクタイシティのマンションにいる男性とブイゼルと交換で入手できるのでそちらで入手した方が無難。


人の言葉を真似出来るのは、舌が人間のものとよく似ている為。群れが同じ場所に固まると何故か同じ言葉を覚えるという。彼らが人の鳴き声やポケモンの鳴き声を真似する理由は相手に自分の仲間だと思わせて難を逃れるための彼らなりの生存戦略である。うっかり彼らを煽るような鳴き声を真似した場合は、想像に難く無い。

LEGENDSアルセウスでは群青の海岸に棲んでおり、鳴き声で他のポケモンを呼んで主人公にぶつけて来るという掘り下げられ方をされた。図鑑では『巧みに 人語を 模倣する 芸達者。 齢 重ね 経験を 積んだ者は 言葉の 意味さえ 理解するという』(原文ママ)と解説がなされており、知能も高いと推測される。

メトロノーム状の尾羽は実際にメトロノームの役割を果たしているのだという。

ちなみに、ゲームでの鳴き声は「ぺラップ〜♪」と聞こえるかなりわかりやすいものとなっている。


シンオウサウンドを鳴らせばジョウト地方の塔系ダンジョンで出会う事ができる。


ゲームにおける特徴編集

  • 生息環境はオウム系なのだから、暖かい森林地帯やジャングルなのだろうと思いきや、海沿いの地域に出現する傾向にある。やはり、海賊のお供を意識したのであろうか…?

DPtBDSP編集



ハートゴールド・ソウルシルバー編集


BWBW2編集


XY編集


オメガルビー・アルファサファイア編集


SMUSUM編集

  • 過去作から登場する。

ソード・シールド / スカーレット・バイオレット編集

  • 未登場。

LEGENDSアルセウス編集

  • 群青の海岸の「オバケワラ」に出現する。また「概要」で前述した通り、生態が少し掘り下げられている。依頼主のカエから受けれるサブ任務46「海岸ベースの設営」では、砂の手の右端の方にいる探し相手のヨリイチに絡んでいる。
  • 大大大発生で黒曜の原野にも出現する。
  • 今作ではみがわりも無ければぼうおんも無く、音の技の特性は無いも同然。それを踏まえてか、ばくおんぱを含む音の技をほとんど覚えず、代わりにエアスラッシュぼうふうを習得。一見すると没個性だが、そもそもヒスイ地方にはノーマル飛行の複合が(進化するとノーマルタイプを失うワシボンを除くと)ムックル系統とペラップしかいないため「2種類のノーマル飛行複合のうち特攻に特化した方」という個性を得てはいる。
  • ものまねは残っているので、人の言葉を真似するという個性もぎりぎり維持している。

性能編集

種族値

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
766545924291411


  • LEGENDSでは前述の通り、心許なかったひこうタイプの特殊技にエアスラッシュとぼうふうが追加されたが、ばくおんぱが取り上げられており、まともなノーマルタイプの特殊技がスピードスターぐらいしかない。

おしゃべり編集

  • ペラップ限定の技で、これは自分の声を録音しその声で攻撃するというもの。

  • しかし、DSの録音機能の性能が非常に悪い上、録音時間も半端ないほど短い、さらに技自体の威力も大したことない。地味にひこう特殊技で命中率100である。この「おしゃべり」の「録音機能」は4世代、5世代の乱数調整をするのに必須(特に5世代)であった。この方法を利用して厳選をしない人からは忘れられた空気技となったが、利用するプレイヤーにとっては神の如く崇められたポケモンの1匹と言って良いかもしれない。

  • 更にこの技のせいでペラップには大いなる悪夢が降りかかることとなる。ポケモンBWにおいてはポケモンや主人公の名前、挨拶などの文字入力に対して、いくつかNGワードが含まれている。例えば男女の性器の名称・俗称や差別用語などである。そしてペラップはトレーナーの言葉を真似するという性質上、『Fxxk you』など相手を不快にする言葉を真似しかねない。

  • それが原因でトラブルにならないようにという配慮なのか、第5世代を通じてペラップは「おしゃべり」を覚えているかどうかに関わらず、ありとあらゆるランダムマッチ、たとえ伝説ポケモン幻のポケモンが出場できる大会であっても使用不可能になってしまった。「おしゃべり」が問題なら技だけの制限でよかったはずなのだが、ドーブルが「おしゃべり」を覚えられないという仕様もあってか、かなりの荒療治で対策が取られてしまった……。

  • だが第6世代それまでの不遇を一挙に吹き飛ばすてこ入れが行われることとなった。トラブルの根幹となっていた「おしゃべり」の録音機能を思い切って無くすという手段が執られたため、通信対戦への参加が解禁された。しかも追加効果「こんらん」発生率が100%となった。加えて、遺伝技に超高威力のノーマル特殊技ばくおんぱの追加、音系の技がみがわり」貫通、特性「するどいめ」に「回避率上昇無効」が追加という強化要素も手に入れた。これにより、「みがわり」も「ちいさくなる」も無視して確定「こんらん」もしくはタイプ一致威力140のどちらかが飛んでくるという、とんでもないポケモンに変貌を遂げた。

  • 特に、ペラップが得意な「みがわり」やじめんタイプのどちらにも弱いクレッフィとは相性面でも戦術面でも補完関係が成り立つため、「ペラッフィ構築」なる戦術が存在するほど。更に、ORASの教え技により「ばくおんぱ」と「ねっぷう」を両立させられるようになり、はがねタイプでも止まらなくなった。

  • かつては不遇ポケモンの一候補として、一時はスタートラインに立つ事すら許されなかったこいつが環境に食い込む時代が来ようとは、誰が想像できただろうか。アイデンティティでもあった録音機能がなくなってしまったことを惜しむトレーナーもいるが、音技の強化と世代の変化を考えれば致し方ないだろう。

使用トレーナー編集

アニメ版

  • アンリ(AG184話)
  • なりきり大会チャンピオンの少年(DP33話)
  • ワイルドジュンサー(DP115話)
  • ラキ(SM)
  • 町長(XY22話)
  • ファントム・トループ(蒼海の王子)

漫画版


番外作品編集

ポケモンGO編集

  • 2018年10月17日に、シンオウ御三家などと同時に実装されたうちの一匹として登場。インコやオウムがモチーフなだけに南米・東南アジア・オーストラリア等にのみ生息し、ステータスは低い。生息地違いのカモネギ枠であろう。
  • 覚えている技におしゃべりはないようだ。
  • 現在に至るまで、日本で見つかったという報告はない。今後の生息地シャッフルや横須賀イベントのような特別な形での登場が期待される。

ポケモンマスターズ編集


ポケモン不思議のダンジョン編集

  • 探検隊』シリーズではギルドでプクリンおやかたの側近、参謀をつとめている。情報屋でもあり、マナフィの生態についてのことや、フィオネの持つ万能薬、他の人物が知らないダンジョンについても詳しい。
    • プクリンとは何年来もの付き合いで、プクリン自身が「一番大切な相棒」と認める存在。
    • 子分達には何かと口うるさく高飛車な言動が目立つが、主人公達が磯の洞窟でカブトプスたちに襲われそうになったところをかばってくれる等、いざというときは果敢な行動に出る仲間思いな一面もある。
    • ちなみにプクリンとは昔に磯の洞窟へ探検したことがあり、そのときもカブトプスにプクリンが襲われそうになったところをかばっている。主人公達と共に磯の洞窟に行ったとき、いち早くカブトプスに気がついたのはそのときの襲った方法と同じだったため。

  • 空の探検隊』では、スペシャルエピソード「ビッパのねがいごと」で「ワタシは決してオマエの事が心配で…ついてこようと思った訳じゃないからな!」などという、デレビィのようなツンデレな一面も見せている。

  • Webアニメ『ポケモン不思議のダンジョン 時の探検隊・闇の探検隊』『ポケモン不思議のダンジョン 空の探検隊〜時と闇を巡る最後の冒険〜』ではアニメ『ポケットモンスター ダイヤモンド&パール』などでペラップの声優を担当した阪口大助が起用されている。

ポケパークWii編集

  • ポケパークに来たばかりの主人公ピカチュウと最初に友達になってくれるポケモンでチュートリアルを担当する。エンディング後に「つどいのひろば」で話をすると親友になってくれる。

アニメ版編集

アニポケサトシの旅シリーズ編集


  • AG184話
    • アンリと漫才コンビ『北海ペラッパーズ』を組んでいるという設定で、こちらは覚えた単語であれば話せるという設定。

  • DP1話
    • 冒頭で群れをなして飛んでいる

  • DP33話「スキです!ポケモンなりきり大会!!」
    • 前回大会のディフェンディングチャンピオンでもあり、こちらではプリンの歌真似やラプラスのうたうを披露している(なお、ムサシからはどっちも同じじゃないと呆れられている。)。ちなみに、ペラップとそのトレーナーはどちらも阪口大助氏が演じている。

  • ワイルドジュンサーのペラップ
    • DP115話でサングラスをかけたワイルドジュンサーの相棒で、「マイバディ」と呼ばれてる個体が登場。
    • 彼女が刑事になりたての頃、犯人追跡中に現れて犯人を足止めさせた事で以来相棒となる。ワイルドジュンサーと犯人を追跡する時は、ジュンサーのボウリングで犯人の動きを止め、「フェザーダンス」で相手の力を奪って動けなくさせて逮捕するコンビネーションで数々の成果を上げる。
    • 相手のセリフを真似するだけで無く、コジロウの事をコサンジと言ったりするなどわざと間違えて喋るのが得意。
    • ピカチュウと間違えられてロケット団に捕まるが、ロケット団に攻撃するなどして脱出し助けに来たワイルドジュンサーと一緒にロケット団のメカを破壊した。

  • XY22話
    • コウジンタウンの町長のポケモンで登場

  • SM編
    • 人気ドラマ『アローラ探偵ラキ』に出演している。

  • 新無印95話
    • ホエルオーの体内で暮らしてた個体が登場。ロケット団が暴れた事で彼らと共に体内から脱出した。

その他


『アニポケ・リコとロイの旅シリーズ編集

  • 1話:冒頭で登場


漫画版編集

ポケットモンスターSPECIAL編集

おめでとうありがとう

  • パールのペラヒコ
    • 性別:♂️・特性:ちどりあし
    • 性格:せっかち・個性:すこしおちょうしもの
    • パールの幼なじみポケモン。
    • パールをはじめ、周りの人々の言葉を覚えて真似する。パールの腕をつかんで空を飛ぶ事も可能。
〈パールの手持ち〉
ペラヒコ (ペラップ♂️)
サルヒコ (ヒコザルモウカザルゴウカザル♂️)
トラヒコ (ルクシオレントラー♂️)
ゼルヒコ (ブイゼル♂️)
ディグヒコ (ディグダ♂️)
タロヒコ (ケンタロス♂️)

  • 11章:ヒオウギトレーナーズスクールの合唱コンクールで、B組のチーム・ペラップが登場。

コラボ編集

ポケモン feat. 初音ミク Project VOLTAGE 18 Types/Songs編集


関連イラスト編集

おやかたさまペラップ

ポケモン落書きまとめ/バーン\


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン DPt BDSP

ポケモン一覧 ノーマルタイプ ひこうタイプ

鳥ポケモン おしゃべり

ProjectVOLTAGE ノーマルミク


0440.ピンプク0441.ペラップ→0442.ミカルゲ


同複合タイプ編集


関連ポケモン等編集

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