基礎データ
図鑑ナンバー | No.440 |
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英語名 | Happiny |
ぶんるい | ままごとポケモン |
タイプ | ノーマル |
たかさ | 0.6m |
おもさ | 24.4kg |
とくせい | しぜんかいふく/てんのめぐみ/フレンドガード(隠れ特性) |
※しぜんかいふく:バトルから引っ込むと状態異常が治る
※てんのめぐみ:自分のわざの追加効果の発生確率が2倍になる
※フレンドガード:ダブルバトル/トリプルバトル時、自分以外の味方へのダメージを3/4にする
進化
ピンプク → ラッキー(「まんまるいし」を持たせて朝・昼にレベルアップ) → ハピナス (十分なついた状態でレベルアップ)
容姿
ラッキーの進化前でそのラッキーをそのまま小さくしたような姿をしている。体色はピンク。
頭に特徴的な巻き毛をしており、額にボコボコと三つの丸く突起している。
下半身には、体をすっぽり包み込むようなズボンまたはパンツ状のもので覆われている。
体の真ん中では、白く丸い石を抱え込んでいる。タマゴではない。
色違いは、一見すると分かりづらいが、普通のピンプクと比べて色合いが薄くなり、赤系統のピンクから青系統のピンクに変化した感じである。
ちなみにラッキーの色違いははっきりとしているが、ハピナスの色違いは分かりづらくなっている。
概要
『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』(第4世代)に初登場したポケモン。
名前の由来は恐らく「ピン(ピンク)+プク(ぷっくり:ふっくらとしていることを表す擬態語または福)」。
ラッキーかハピナスにアイテム「こううんのおこう」を持たせて育て屋さんに預けると、ピンプクのタマゴが手に入ることがある。
第4世代に追加されたベイビィポケモンの一匹。
白くて丸い物が好きなポケモンである。ラッキーの真似をして、お腹の袋の中にタマゴにそっくりな石を抱えている。
本人はその石を本物のタマゴと思い込み大事にしている。またその石を好きな相手に渡す。
その他の特徴として、自身の巻き毛の形を気にしている。
雌しか存在せず、ベイビィポケモンゆえにタマゴも生まない。
ゲーム上の特徴
ラッキーやハピナスの進化系統に入るだけあり、第1形態としては驚異の「HP」種族値"100"を誇っている。ただし、進化後のラッキーと同様「こうげき」と「ぼうぎょ」の種族値は"5"と現時点で全ポケモン中最も低い。
一見、観賞用以外では有用性が無さそうだが、特性「フレンドガード」により、ダブルバトルでは味方をサポート出来る利点がある。
第五世代では同タイプのピッピやプリンの陰に隠れていたが、第六世代で両者がフェアリータイプを獲得。以降は単ノーマルタイプである事に意義が見いだされる様に。
また、第八世代では貴重なダメージソースである「ちきゅうなげ」も獲得し、「ちょうはつ」を打たれても機能停止し辛くなった。
この形態限定で覚えられる技に「あまえる」がある。(第八世代でラッキーも覚えたが)
相手のこうげきを2段階も下げられるため、低い物理耐久を補うことができる。苦手な物理アタッカーが来るのを読んで打つのがベターか。
進化条件に癖があり、「まんまるいし」を持たせて、かつ朝または昼にレベルアップというもの。
ただしなつかせる必要はない。攻略本・サイト等になつかせる必要があるなどと書かれていることがあるが、これは誤りである。
基本的に野生種は珍しいが、シンオウ・ホウエン・アローラで低確率で見かけることがある。
ちなみに野生のピンプクは、50%の確率で「まんまるいし」を、5%の確率で「ラッキーパンチ」を持っている。
アニメのピンプク
タケシのピンプク
CV:伊東みやこ
DP編33話にて、タケシが参加したポケモンなりきり大会の優勝商品としてもらったタマゴから生まれた。
生まれてすぐに親であるタケシに懐き、タケシから受け取ったタマゴ型の石を二人の宝物にしている。
特筆すべきこととして、小さく可愛らしい外見からは想像できないほどの怪力の持ち主。ムサシのハブネークを振り回して投げ飛ばしたり、「はたく」の一撃でロケット団の気球をふっ飛ばしたり、自身の数百倍もある巨大な岩を投げたりと、アニメの中でその怪力を見せたシーンを挙げるとキリがない。しかも生まれた時から怪力。一体どこでどうすればこんな子が生まれるんだ……?
意外と気が強い一面があるが、仲間にはとけ込みやすく、すぐに仲良くなれる。まだ幼いためか基本的に甘えん坊で、よくタケシに抱えられていた。
現在はラッキーに進化している。
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