概要
野生種としてはボタンインコ(Nyasa Lovebird)・キエリクロボタンインコ(masked lovebird)・ルリゴシボタンインコ(fischer's lovebird)・クロボタンインコ(black-cheeked lovebird)の4種が知られているが、飼養種では交雑や品種改良によって様々な羽色のものが作りだされている。また、コザクラインコとの交雑種を「ヤエザクラインコ」と呼称する。
アフリカ南部(タンザニア、東部ザンビア、北西部モザンビーク、北部ローデシアなど)原産。
体長は約13.5cm、体重35~50g程度と、インコの中では小型の部類。
雌雄の仲が非常に良い事から英語圏では「Lovebird」と呼ばれる。また属名agapornisもこの習性に由来し、「純愛の鳥」と言う意味。
他のインコと同様社会性に富んでおり、十分な愛情を持って世話をすればたいへんよく懐く。また英語圏での通称の由来ともなった情愛深い性質を尊重する為、雌雄のペアで飼う事が理想的とする考えもある。
植物食性。飼料としては果実、野菜と穀物を含んだペレット主体の食餌が推奨される。
主な種類
- ボタンインコ(メイン画像)
- キエリクロボタンインコ
- クロボタンインコ