概要
世界の熱帯地域に広く分布しており、アメリカ、アフリカ、アジア、オーストラリアとポリネシアに至る太平洋東方まで生息している種がある。
セキセインコなどの小さいインコでもハムスターと比べると圧倒的に知能も高く、犬や猫に負けないほど頭が良いことも多い。
ほとんどのオウム目の鳥がそうであるようにインコ科の鳥も基本的に種子食である。個々の種によって多少バリエーションがあり、果実、ナッツ、葉、花を食べる種類が多い。中にはニュージーランドのミヤマオウムのように、昆虫や他の動物を捕食する種も存在する。オーストラリア周辺に特産するヒインコ類は主に花の蜜を主食とする（他のインコも同様に蜜を食べるが、主食と言う程では無い）。
ほとんどのインコは木のウロに巣をかけ、一夫一婦でつがいを作る。
九官鳥と同様、教えることによって人語を操るようになる。
結構嫉妬深い所があり、他の個体を愛でようとするとアピールを始めたり、突いて来ることも。
分類について
実はインコとオウムの仲間の分類については、現在も激しい議論が続いている。
一般的なのは鳥綱オウム目の内、「冠羽とがっちりした体を持つ」「中型～大型の種」をオウム科とし、それ以外をインコ科とする分類だが、この分類の他にオーストラリア周辺に住んでいる花蜜食性のインコ（ゴシキセイガイインコなどの仲間）を「ヒインコ科」として独立させる説もある。
また、ヒインコ科以外のオウム目の鳥を全てオウム科に分類する学者も居る。更に近年ではカカポを独自のフクロウオウム科に分類する説も提唱されており、分類にさらなる混乱が生じている。
ちなみに、我々がよくオウムと呼んでいる赤かったり、青かったりするあのデカイ鳥はコンゴウインコという種類である。つまりイアーゴはインコである。(公式設定上ではオウム。)
ややこしい事にモモイロインコはオウムの仲間であるので、結構分類がややこしい生き物なのだ。
関連イラスト
関連タグ
セキセイインコ コザクラインコ ボタンインコ ヨウム コンゴウインコ カカポ シロハラインコ
インコのキャラクター
- インコのツバサ（天使のしっぽ）
- インコちゃん … 後述
- カタインコ … たくりん氏のオリジナルキャラクター。
- コンゴウインコ(けものフレンズ)
- ペラップ（ポケットモンスター）
- ポインコ兄弟（dポイントのマスコット）
- 郵便屋さんロロ（白猫プロジェクト） … 変身。
- オウムヤミー(仮面ライダーオーズ) … 名前がオウムだがモチーフはコンゴウインコである。
「インコ」という名前の人物・キャラクター
- 網文韻子（アルドノア・ゼロ）
- 隠呼大仏（ライブアライブ近未来編）
- インコ先生（田所さん） … 田所陰子のペンネーム。
- インコちゃん（とらドラ!） … 実際にインコ。
- インコちゃん（夜這えインコちゃん） … はにゃ氏のオリジナルキャラクター。
- 中江いんこ（リング☆ドリーム）
- 七色いんこ（七色いんこ）
- 緑谷引子（僕のヒーローアカデミア）
