基礎データ
全国図鑑 | No.0020 |
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ローマ字表記 | Ratta |
分類 | ねずみポケモン |
タイプ | ノーマル |
高さ | 0.7m |
重さ | 18.5kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性 | にげあし/こんじょう/はりきり(隠れ特性) |
タマゴグループ | りくじょう |
地方図鑑
カントー図鑑 | No.020 |
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ジョウト図鑑 | No.018 |
イッシュ図鑑(BW2) | No.060 |
アローラ図鑑
| No.016
|
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | ラッタ | rat(英語でドブネズミ) |
英語・スペイン語・イタリア語 | Raticate | rat(ドブネズミ)+eradicate(根絶する、一掃する)+masticate(噛む、咀嚼する) |
ドイツ語 | Rattikarl | Ratte(ドブネズミ)+radikal(急進的な、過激な) |
フランス語 | Rattatac | rat(ドブネズミ)+attaque(攻撃) |
韓国語 | 레트라 | rat(英語でドブネズミ)+ultra(英語で極端な、過激な) |
中国語(簡体字) | 拉达 | 日本語名の音写 |
中国語(繁体字) | 拉達 | 日本語名の音写 |
中国語(香港) | 哥達 | 日本語名の音写 |
ロシア語 | Ратикейт | 英語名の音写 |
ヒンズー語 | रेतीकेट | 英語名の音写 |
タイ語 | รัตต้า | 日本語名の音写 |
ヘブライ語 | רטיקייט | 英語名の音写 |
リトアニア語 | Ratikeitas | 英語名の音写 |
進化
初期 | 最終 | |
---|---|---|
コラッタ | → | ラッタ(Lv.20) |
リージョンフォーム
『サン・ムーン』より登場した、アローラ地方環境へ適応するために姿を変化させた、ラッタのアローラのすがた。
詳しくはアローララッタの記事を参照。
概要
初代『赤・緑』より登場しているコラッタの進化系で、元祖いかりのまえば使いである。
3本のヒゲで身体のバランスをとっているため、1本でも切られると動きが鈍くなる大事な器官。後ろ足の3本の指には小さな水掻きが付いているため、泳ぐのが得意とあるがなみのりは覚えない。川を渡り広い範囲で水中の獲物を捕ることが可能。海も渡れるのでアローラ地方ではそうして島を渡り天敵より逃げていたという。それでもなみのりは覚えない。
前歯は一生伸び続けるので岩や大木、ブロック塀にコンクリートのビルなどの堅い物質を何でもかじって簡単に削る。『オーキド博士のポケモン講座』によれば、虫歯となる場合もあるとのことであるが、自然界で彼らがどうやって虫歯を予防しているのかは不明。たまに家の壁をかじることもある。
ポケモンレンジャーシリーズでは前歯の一撃で鉄柵も容易に切断している…であるが、はがねタイプにはいまひとつだ。
厳つい見た目通りの凶暴な性格をしており、顔の前に手を伸ばすと噛み千切られる可能性がある。どんなに仲良くなった相手であってもヒゲを触られると怒って噛みつく。
ポケモンでありながら、現実世界の野ネズミに限りなく近いリアルな外見をしている。名前も野ネズミやドブネズミを意味する【Rat(ラット)】が語源と思われる。コラッタが成体になったから子が抜けてラッタというシンプルなネーミングともなっている。
ゲームでの特徴
初代・FRLG・ピカブイ
- 野生では
- に生息。
- ポケモンやしきには最大レベル46の個体が地下1階に出現し、即戦力となる。
- 進化前のコラッタ共々、一般トレーナーやロケット団したっぱが使用することが多い。特に初代のポケのおつきみ山へ登場するロケット団員はLv.16のラッタを所持しており、この時点での能力とタイプ一致「ひっさつまえば」は脅威の威力を誇っており序盤の難所であった。流石に初見殺し過ぎたからなのか、ピカチュウバージョンやリメイク版FRLGでは手持ちが変更されている。
- 同じくライバルもコラッタ→ラッタを所持していたが、サントアンヌ号で登場したのを最後に手持ちから外れている。
単純にパーティから外されてボックスに送られただけだと思われるが、ポケモンタワーでの「お前のポケモン死んだのか?」というセリフや、ラッタの枠だけ手持ちが空いていたことから、何らかの事情でラッタが死んでしまったのではないかという説がまことしやかに囁かれている。ポケモンだいすきクラブ特集企画「本当は怖い?ポケモン」によれば、ライバルがポケモンタワーへ来ていた理由を「もしかすると、彼が大事にしていたポケモンに、タワーまで会いに来ていたのかもしれないわね……。」とオカルトマニアは考察しているが、ここではラッタとは明言されておらず、本編でも明かされていないためあくまで憶測のみに留まっている。
- 実はRTAでもそこそこ優秀。流石に通常RTAのAny%世界記録は無理であるが、加入時期の早さ、マシン技含めた技の充実振りや「ひっさつまえば」を早期に覚える点、ラッタに進化するレベルがそれなり低く済む点などから、ラッタチャートの世界記録は北米版青で2時間を切る。
金銀クリスタル・HGSS
RSE・ORAS
DPt・BDSP
BW・BW2
- 『BW』では夢の跡地にある濃い草むら、『BW2』ではストレンジャーハウス、古代の抜け道にも出現するようになった。
XY
- 出現しない。
SM・USUM
第8世代以降
- 第8世代『ソード・シールド』、『LEGENDSアルセウス』、第9世代『スカーレット・バイオレット』へは出現しない。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
初代 | 55 | 81 | 60 | 50 | -※ | 97 | 343 |
第2世代以降 | 55 | 81 | 60 | 50 | 70 | 97 | 413 |
アローララッタ | 75 | 71 | 70 | 40 | 80 | 77 | 413 |
※第2世代以前の「特攻」・「特防」は「特殊」へ纏められていた
- はっ雑魚が!と思いきや、“タスキがむしゃら”と、“こんじょうかえんだまからげんき”という有効な戦術を持つ。同じことはより素早いオオスバメでもできるが、さらに「でんじは」「ちょうはつ」「ふいうち」「がむしゃら」など優秀な技を取りそろえ、そちらを警戒していた連中にくらわせられる。甘く見ていると痛い目をみる、低種族値の主鑑とも言うべき存在。
- ちなみに原種のみ、なぜか遺伝経由で「かえんぐるま」を覚える事が出来る。かぐや姫や犬夜叉でおなじみの火鼠(ひねずみ)ないし、鼠車かねずみ花火辺りとかけたのだろう。
- 第1世代の99カップでは予選で稀に使われていたという話もある。当時「いかりのまえば」を唯一使える系統であったためである。また、ピカ中盤の21番水道にはLv.15の個体が出現するため、イエローカップで使う余地もある(通常通りLv.20で進化させた個体もイエローカップに出ることはできる)。
使用トレーナー
ゲーム版
※1サント・アンヌ号まで
※2ポケスタ金銀
アニメ版
漫画版
アニメ版
アニポケ・サトシの旅シリーズ
〈レギュラー〉
- サトシのラッタ
- 詳細は当記事にて
- ゴウのラッタ
- 新無印第70話で路地裏にいたところをゲットされた。
〈ゲストなど〉
- 無印42話
- 非公認ジムの門下生の手持ちが登場。
- 無印100話
- マンダリン島・ヤンベラの町に住むラルフとエミリの手持ちの2匹が登場している。
- ミカのラッタ
- AG167話で、ポケモンコンテスト初出場したアベリアタウンのミカの手持ちとして登場。1次審査で丸太を「ひっさつまえば」であっという間に粉砕し白くきれいな前歯を魅せた。
- 新無印20話
- ポケモンオリエンテーリングで子供達を連れていたサトシの前にコラッタ達と現れ、ペルシアンと縄張り争いでバトル。サトシはバトルを見て興奮してたが、ジュンサーのガーディによりバトルは止められた(サトシは叱られた)。
その他
アニポケ・リコとロイの旅シリーズ
- 1話:セキエイ学園のモブ生徒の手持ちで登場し、歯の手入れをされていた。
番外作品
ポケモンカードゲーム
1進化ポケモンであり、無色タイプ。こちらも参照。
『ポケポケ』においては、別の意味で有名になってたりする→ナガノラッタ。
なお肝心の性能に関しては逃げエネルギーが0のドードリオの劣化という微妙に悲しい性能。
弱点が違うため環境カードのピカチュウexを擁する雷デッキに弱点を突かれないというメリットこそあるが、
そのピカチュウexの最大打点が90(ラッタとドードリオはHP80)でワンパン圏内のため大した差別化にならない。
何なら進化前のコラッタもHPの点でドードーより弱い。
ポケモンGO
サービス開始時から登場。コラッタにアメ25個与えると進化する。
ノーマルアタックは「かみつく」と「でんこうせっか」。スペシャルアタックは「あなをほる」、「ひっさつまえば」、「はかいこうせん」。
ポケモンマスターズ
- 主人公&ラッタ
報酬で貰えるタマゴからコラッタが孵化する事があり、バディーにする事が可能で、Lv.30にするとラッタへと進化する。
ポケモンスリープ
初期からいるノーマルタイプの「きのみとくい」のポケモン。
ノーマルタイプはウノハナ雪原に適正を持つため、活躍が期待可能。進化前のコラッタが多くのフィールドで評価の低いうちから出現するため、厳選と育成がしやすく、無課金ユーザーにも有難い。
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
- イエローのラッちゃん
- 性別:♂・特性:こんじょう
- 性格:頑張り屋・個性:ねばりづよい
- イエローの幼なじみポケ。レッドの指導の下、初めて手にした「お友達」でイエローが初めて「ポケモンの進化」を経験したポケモン。実質、RGBP編後半のポケモン側の主人公である。
- グリーンとの特訓中に進化したが、この際イエローは驚きの余りに1日中泣き続けていた(以降、イエローはポケモンの姿が変わることを嫌がり、ワタルとの決戦まで預かっていたレッドの図鑑を使って進化キャンセルをし続けていた)。
- 前歯を用いた技が得意で、カンナの作り出した氷やビルの鉄筋コンクリートを砕き、船を切断する程の威力がある。ヒゲは敏感なセンサーになっており、ワタル戦ではヒゲにピーすけ(キャタピー)の糸を付けて太陽光で見えなくなったバブルこうせんの場所をピカ(ピカチュウ)へ知らせている。
〈イエローの手持ち〉 |
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ラッちゃん(コラッタ→ラッタ♂️) |
ドドすけ (ドードー→ドードリオ♂️) |
オムすけ (オムナイト→オムスター♂️) |
ゴロすけ (ゴローン→ゴローニャ♂️) |
ピーすけ (キャタピー→トランセル→バタフリー♂️) |
チュチュ (ピカチュウ♀️) |
(ピカ) |
- 9章:ラムダの手持ちが登場。ドガースのガスの中を移動し、奇襲を仕掛けることが可能。
関連イラスト
関連タグ
Ver | 第1世代 赤・青・緑・ピカチュウ ファイアレッド・リーフグリーン Let's Go!ピカチュウ・Let's Go!イーブイ |
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タイプ | ノーマルタイプ 単タイプ |
進化・形態 | 1進化ポケモン レベル進化 コラッタ アローラコラッタ アローララッタ |
図鑑番号順
0019.コラッタ(アローラコラッタ)→0020.ラッタ(アローララッタ)→0021.オニスズメ
序盤ノーマル
・→2.オオタチ
関連ポケモン等・グループタグ