概要
本編ポケットモンスターシリーズでは、ストーリーがスタートして出発点周辺のエリアの草むらでは鳥ポケモン以外に、他のタイプを持たない哺乳類をモチーフとしたノーマルタイプのポケモンが出現するのが恒例になっている。
これらを指して序盤ノーマルと言う。
基本的にLv20前後で進化し、一部を除いて進化後も野生で出るため、ストーリーを通じて見かける機会が多かったりする。また、悪の組織のしたっぱの手持ちになっていることもある。
総じて雑魚のような扱いであるが、例外もある。
なおノコッチ・ナマケロ・タブンネのように序盤で捕獲可能なノーマルタイプのポケモンも存在するが、基本的に含まれない事が多い。
序盤ノーマル一覧
初代の他、GSCでも最初のどうろで登場し、初代ではライバルの手持ちにも途中まで入っている。
ロケット団もよく使ってくる。
ポケスペでは初代編後半の主役としてもお馴染み。
他ポケモンBWにも登場するが、屋外ではなく地下のヒウン下水道をねぐらにしており、プラズマ団のしたっぱがよく使う。
ポケモンSMに登場する個体は、独自の自然環境に適応し、上記とは異なる姿をしている。詳しくは後述する。
最序盤で登場するのは第2世代だけ、使ってくるポケモントレーナーも少ないため、影が薄くなりがち。
一応ポケモンXYにも出現するが、出現する草むらはストーリー上通り抜ける必要のない場所にある。見つけずに冒険を進めた者もいるだろう。
その後ポケモンSVにも登場。
ポケモンXYにも登場しており、どちらも最序盤で登場。
ノーマルタイプだが、なみのりを覚える等秘伝要員として活躍する。
第4世代のDPtが初出のカピバラ→ビーバー型ポケモン。進化するとみずタイプ複合。
ポケモンXYでも、最初のジム前に登場する。
どちらの地方でも、なみのりなどを覚え、秘伝要員として活躍する。
第5世代のポケモンBWが初出のミーアキャット→プレーリードッグ型ポケモン。
ジムリーダーのアロエのエースになっているため、それで印象に残っているかもしれない。
ポケモンXYにもミルホッグの状態で登場。ミネズミを捕獲するにはタマゴを孵化させる必要がある。
ミネズミ同様、第5世代のポケモンBWが初出のヨークシャーテリア型ポケモン。
最序盤から出てくる単ノーマルだが2進化することやタイミングからいわゆる序盤鳥に近い性質であり、人によってはミネズミを優先して序盤ノーマルに含まないことも。
ストーリーでも、ライバルのベルの先発であったり、上記のアロエも使うため見かける機会が多い。ポケモンBW2ではチェレンのエースになっている。特性も進化後はいかく持ちになり、なみのりやかいりきを覚え、秘伝要員にもなる。
ポケモンSMにも登場。こちらはライドポケモンとして貸し出され、ダウジングマシンの役目をしてくれる。
ポケモン剣盾ではDLCで登場。
耳で穴を掘ることからか、進化後はじめんタイプ複合。
序盤しか出現しないため、影が薄め。
ただし隠れ特性持ちに限り、特性ちからもちを生かした重火力アタッカーとしてバトルでも活躍している。
後述のアローラコラッタが大量発生した際に他地方から連れてこられた。昼行性のため、ゲームでは昼の時間帯に出現する。
サンでは通常個体の他、茂みの洞窟のぬしポケモンとして登場。アローララッタに比べると細長い見た目だが、ボスポジションの大型個体は迫力がある。スカル団もよく持っており、終盤まで見かける。
第7世代のポケモンSMで登場した先述のコラッタのリージョンフォーム。昼行性のヤングースを避けるように夜行性となり、ゲームでは夜の時間帯に出現する。都市近郊に移ってあくタイプ複合のリージョンフォームとなった。
ムーンでは茂みの洞窟のぬしポケモンとしてデカグースに代わって登場。通常よりも大きい個体のため、ボスキャラの風格が出ている。
第8世代の剣盾で初出の羊型ポケモン。主に1番道路に出現する。
ホップのパートナーとしてもお馴染み。
ウシ科をモチーフにした序盤ポケモンは一応初(メリープがぎりぎり序盤に出る)。
作中4番目に姿を現すポケモンでもある(ゾウドウ→リザードン→ジュラルドン→ウールー)。早さの点ではホシガリスやジグザグマを上回る。
1進化の序盤ノーマルではダントツの合計種族値を誇る実力者。
第8世代の剣盾で初出のトウブハイイロリス→キタリス型ポケモン。
最序盤から出現する上、進化形を合わせると生息地域が広く割とどこにでもいる。
この辺は序盤ノーマルというよりむしろ序盤鳥と似ている。
合計種族値こそ3位だが無駄の無い能力が特徴。
先述のジグザグマのリージョンフォーム。アライグマ→ヨーロッパアナグマのようなフォルム。他の地方のジグザグマは1進化までだが、ここでは2進化になった。
あく複合でエール団がよく使用する点がコラッタ系統と似ている。最序盤で登場はするものの低確率なので、「序盤ノーマルとしては」やや影が薄い。
元が普通に戦えたマッスグマの進化系でありタチフサグマは序盤ノーマル最強を誇る。
第9世代のポケモンSVで初出の豚(正確にイベリコ豚)をモチーフにしたポケモン。野生の戦闘ではいきなりバトルすることになる。序盤ノーマルとして初性別によって、容姿と鳴き声が異なるポケモンである。
能力もバイウールーに次ぐ。
序盤ノーマル予備軍一覧
序盤で出現しているのに一覧から除外されやすいポケモンはこちらから。
予備軍に振り分けられる理由は諸説あるが、一番の理由は、先述のポケモンが以下のポケモンよりも先に登場する場合が多いことだろう。
出現率の低さや生息地が寄り道ルートであること、モチーフが哺乳類じゃないことが原因で、基本的に一覧から除外されやすい模様。後に「SV」にてノココッチに進化できるようになったが序盤では無く、中盤なので除外する。
第3世代のRSEで初登場したナマケモノ→テナガザル→ゴリラ型ポケモン。
出現率の低さもあり、一足先に多く登場するジグザグマに枠を譲るような形になっている。
第4世代のポケモンDPで初登城したぬいぐるみのようなウサギポケモン。
第7世代のUSUMで1番道路でも出現するが、進化方法がなつきによるものなるで、このカテゴリーは薄い。
第5世代のポケモンBWで初登場した豚のような犬のようなヒヤリングポケモン。
揺れる草むらから高確率で出現するが、序盤でそれに気づくことなくゲームを進めるプレイヤーもいるため、基本的に一覧からは除外される、たぶんネ。
第6世代のポケモンXYでは並木道から飛び出してくることがあるがBWと比べると大幅に出現率が下がっている。
第5世代のポケモンBWで初登場したチンチラポケモン。
第8世代ではワイルドエリアの入口付近のうららかそうげんに出現する。
ただし進化方法は光の石によるもので、このカテゴリーによるイメージは薄い。