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序盤ノーマル

じょばんのーまる

ポケットモンスターシリーズで、序盤に出現するノーマルタイプのポケモンの総称。
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概要編集

序盤ノーマル!

ストーリー本編ポケットモンスターシリーズでは、ストーリーがスタートして出発点周辺のエリアの草むらでは鳥ポケモン以外に、他のタイプを持たない哺乳類をモチーフとしたノーマルタイプのポケモンが出現するのが恒例になっている。

これらを指して序盤ノーマルと言う。


序盤ノーマルの特徴は以下の通り。

・げっ歯類または食肉目の動物がモチーフ

・Lv20前後で進化

・1段階進化(例外あり)

・捕獲しやすい

・種族値(ステータス)は低い

・野生ポケモンで真っ先に登場するほど出番は早い

・進化後の野生個体や敵トレーナーの手持ちなど、ストーリーを通じて見かける機会がとても多い

・秘伝技を覚えられ、ストーリーでの活躍ができる

・図鑑説明などで、天敵や行動法則など、他種族よりも野生じみた生態系が描かれやすい傾向にある


ただし、ガラルジグザグマ(2段階進化)など、上述の特徴は必ずしも当てはまらないことはある。


これらから総じて「あくまで序盤の雑魚キャラ扱い」をされがち。

ごく一部には実戦向きな戦闘能力を持っている例外もいるが、多くは不遇ポケモンといえよう。


なお、ノコッチナマケロタブンネのように序盤で捕獲可能なノーマルタイプのポケモンは他にも存在するが、上述の法則から含まれない事が多い。


序盤ノーマル一覧編集

コラッタ、ラッタ

初代のRGBPで登場したドブネズミ型ポケモン。

早い段階で高威力の「ひっさつまえば」、中盤には捕獲に便利な割合ダメージ技の「いかりのまえば」などを覚える。

初代の他、GSCでも最初のどうろで登場し、初代ではライバルの手持ちにも途中まで入っている。

ロケット団もよく使ってくる。

ポケスペでは初代編後半の主役としてもお馴染み。


ポケモンBW2にも登場するが、屋外ではなく地下のヒウン下水道をねぐらにしており、プラズマ団のしたっぱがよく使う。


ポケモンSMに登場する個体は、独自の自然環境に適応し、上記とは異なる姿をしている。詳しくは後述する。


オタチとオオタチ

第2世代のGSCが初出のイタチ型ポケモン。

戦闘能力は序盤ノーマルとしても弱い部類だが、店売りのわざマシンで三色パンチを覚える他、「かいりき」「なみのり」を覚えられるので水ポケモンを使わない旅での秘伝要員になれる。

ジョウト地方で出現するのは本当に最初の道路だけであり、使ってくるポケモントレーナーも少なく、影が薄くなりがち。


一応ポケモンXYにも出現するが、出現する草むらはストーリー上通り抜ける必要のない場所にある。見つけずに冒険を進めた者もいるだろう。


その後ポケモンSVにも追加コンテンツで登場。


おやすみちゅう

第3世代のRSEが初出のタヌキアナグマ型ポケモン。

特性「ものひろい」と技「ほしがる」で道具を集めてくれる便利なポケモン。

早い段階で「ずつき」を覚えるのも嬉しい。

「いあいぎり」「なみのり」「かいりき」「いわくだき」を扱えるため秘伝要員としても優秀。


ポケモンXYにも登場しており、どちらも最序盤で登場。


対戦ではしんそく+はらだいこのコンボで知られるが、登場当時はポケモンボックスとの連動特典でしか手に入らない非常に希少なポケモンだった。


乳飲み子の冬篭り

第4世代のDPtが初出のカピバラビーバー型ポケモン。

序盤ノーマルとしては初の複合タイプに進化し、ビーダルになるとみずタイプが増える。

そらをとぶとフラッシュ以外の秘伝技を網羅し、「かいりき」や「たきのぼり」をそのまま一致のメインウエポンとして使えるなど旅のお供として非常に優秀。

特性も「たんじゅん」「てんねん」隠れ特性に「ムラっけ」と能力変化に関する対象的なもの2つとなっており、見た目に反して非常に面白い立ち回りができる。

ポケモンXYでも、最初のジム前に登場する。

第8、第9世代で続けてリストラされているが、ダイパリメイクで出演。故郷だし当然だが‥


夏のしゅうかく

第5世代のポケモンBWが初出のミーアキャットプレーリードッグ型ポケモン。

ノーマルタイプの秘伝技しか扱えないが、「いかりのまえば」と「さいみんじゅつ」を早めに揃えられるため捕獲要員の適性がある。

ゴーストに有効なかみくだくも自力で覚えてくれる。

ジムリーダーアロエのエースになっているため、それで印象に残っているプレイヤーも多いかもしれない。

ポケモンXYにもミルホッグの状態で登場。ミネズミを捕獲するにはタマゴを孵化させる必要がある。


ビーダル同様に第8、第9世代で続けてリストラされている上、外伝作品にも登場しないリストラポケモン。

ゆえに登場作品数が少なく、switch以降のソフトでは一切の入手手段がない貴重なポケモン。


親子兎

第6世代のポケモンXYが初出のアナウサギ型ポケモン。

耳で穴を掘ることからか、進化後はじめんタイプ複合になる。

オタチほどではないが最序盤の限られたエリアにしか出現しないため、影が薄め。

「いあいぎり」「なみのり」「かいりき」「いわくだき」の構成が可能。

隠れ特性ちからもちを持ち、バトルでは一転して重火力アタッカーとしての地位を確立している。


無題

第7世代のポケモンSMが初出のマングース型ポケモン。

この世代からは秘伝技の概念がなくなるためそういった需要はないが、単純に攻撃力が高く特性も火力に寄与するものであり、破壊力はなかなかのもの。

比較的小柄なポケモンでありながらもわざマシンで「じしん」を覚えられる。

捕獲に役立つ「あくび」も覚えるが、習得レベルは遅め。

後述のアローラコラッタが大量発生した際に他地方から連れてこられた。昼行性のため、ゲームでは昼の時間帯に出現する。

サンでは通常個体の他、茂みの洞窟のぬしポケモンとして登場。アローララッタに比べると細長い見た目だが、ボスポジションの大型個体は迫力がある。メレメレじま・アーカラじまに広く分布しており、スカル団もよく持っているため終盤まで見かける。


ホシガリスとヨクバリス

第8世代の剣盾で初出のトウブハイイロリスキタリス型ポケモン。

最序盤から出現する上、進化形を合わせると生息地域が広く割とどこにでもいる。この辺は序盤ノーマルというよりむしろ序盤鳥と似ている。

きのみの生る木を揺すりすぎると飛び出してきてせっかく落としたきのみを持ち去っていくため、お邪魔キャラとしての印象が強いプレイヤーも多いだろう。

かなり思い切った種族値をしており、合計値は低めながら物理耐久に優れ、攻撃力もまずまずある。

のしかかりを早めに覚えられるのも嬉しい。

ただ、ワーストクラスに足が遅いため野生ポケモンから逃げにくいという旅の相棒としては見逃せない欠点もある。

SVでは主人公の家に飼われており、野生でも最序盤から出現、ライバル兼友人のペパーも初戦から使ってくるなど引き続き印象に残る出番が多い。


壁紙グルトン

第9世代のポケモンSVで初出の「イベリコブタ」をモチーフにしたポケモン。

序盤ノーマルとして初の、性別によって容姿と鳴き声が異なるポケモンである。

捕獲チュートリアル担当であり、必ず最初に戦う野生ポケモンとなる。

……のだが、特徴のない平坦な能力値であり、しばらく技も低威力で進化するまではかなり使いづらく、別のポケモンに乗り換えられてしまいがち。

しかし、進化すれば高めの耐久力とまずまずの攻撃力を得られ、わざマシンでそれなりに攻撃範囲も広げられる他、捕獲に便利なあくびも覚えてくれる。


リージョンフォーム編集

アローラのゴミ捨て場

第7世代のポケモンSMで登場した先述のコラッタリージョンフォーム

原種のラッタ同様に高威力技の習得レベルが比較的早い利点があり、最初からあく技を一致で扱えるため攻撃範囲は優秀。

……ではあるのだが、耐久をマシにして火力を下げられた調整であるため、特性「はりきり」の命中難に悩むか低い火力で使うかの選択になってしまう。

昼行性のヤングースを避けるように夜行性となり、ゲームでは夜の時間帯に出現する。都市近郊に移ってあくタイプ複合のリージョンフォームとなった。

ムーンでは茂みの洞窟のぬしポケモンとしてデカグースに代わって登場。通常よりも大きい個体のため、ボスキャラの風格が出ている。


ジグザグマッスグタチフサグマ

先述のジグザグマのリージョンフォーム。アライグマヨーロッパアナグマのようなフォルム。

他の地方のジグザグマは1進化までだが、ここでは2進化になった。

秘伝技こそ要らないものの、ものひろいはここにきても便利。一致技の習得も早め。

あく複合でエール団がよく使用する点がコラッタ系統と似ている。

最序盤で登場はするものの低確率なので、「序盤ノーマルとしては」やや影が薄い。

元が普通に戦えたマッスグマの進化系であるタチフサグマは合計値で序盤ノーマル最強を誇る。


予備軍編集

序盤で出現するノーマルタイプだが、一覧から除外されやすいポケモンはこちら。

予備軍に振り分けられる理由は諸説あるが、一番の理由は、先述のポケモンが以下のポケモンよりも先に登場する場合が多いことや上述の法則に則っていないことだろう。


カビゴン

第1世代のRGBP(カビゴン)、及び第4世代のDPPt(ゴンベ)で初登場した大きなネコのようなクマのようなポケモン。

登場当初の第1世代では高レベルの固定シンボルであり、序盤とはまったく縁が無い。

序盤入手可能なのは、第7世代のアローラ地方。

サン・ムーンの早期購入者特典として配布された個体の他、最初の大試練を突破した後ではあるがリリィタウン南側にある岩に囲まれたエリアの草むらでも野生出現する。

ただ、通常のプレイだと必然的にヤングース・Aコラッタと先に会うため基本的には数えられない。

シンオウ地方でもバッジ1個時点で入手可能だが、あまりにも運が絡む&手間がかかりすぎるため序盤で出会えるプレイヤーは多くない。

扱える秘伝技はなみのり・かいりき・うずしお・いわくだき・ロッククライム。


一日一匹金銀ポケモン描いていこう〜No.206

第2世代のGSCで初登場したツチノコ型ポケモン。

出現率の極端な低さや生息地が寄り道ルートであること、モチーフが哺乳類じゃないことが原因で、基本的に一覧から除外されやすい模様。

合計値自体はオオタチと同じで、へびにらみを覚えるのが利点。ただし秘伝技は「かいりき」のみ。


後に「SV」にてノココッチに進化できるようになったが序盤では無く、中盤なので除外する。


ナマケロヤルキモノのなげつける!ケッキング

第3世代のRSEで初登場したナマケモノテナガザルゴリラ型ポケモン。

最初のジムより前にあるトウカの森に低確率で出現するが、一足先に多く登場するジグザグマに枠を譲るような形になっている。

特性「なまけ」の影響で育成が難しいのも、選ばれにくさの一因か。

いあいぎり・かいりき・いわくだきを使えるが、マッスグマと違いなみのりは覚えない。


【ポケモン】ミミロ

第4世代のポケモンDPで初登場したぬいぐるみのようなウサギポケモン。

ただし、シンオウ地方で最初に手に入るのは1番目のジムより後。

第7世代のUSUMでは1番道路で出現する。

なつき度依存の技を除けば中盤まで一致技の威力が低い点や、なつき進化でありながら初期なつき度が低いなどの特徴があり、実のところ旅ではやや育てにくいポケモンではある。

習得する秘伝技はいあいぎり・かいりき・いわくだき。


イッシュ犬 三銃士を連れてきたよ!

ミネズミ同様、第5世代のポケモンBWが初出のヨークシャーテリア型ポケモン。

最序盤から出てくる単ノーマルだが2進化することやタイミングからいわゆる序盤鳥に近い性質であり、人によってはミネズミを優先して序盤ノーマルに含まないことも。

ストーリーでも、ライバルのベルの先発であったり、上記のアロエも使うため見かける機会が多い。ポケモンBW2ではチェレンのエースになっている。

特性も進化後はいかく持ちになり、なみのりかいりきを覚え、秘伝要員にもなる。


ポケモンSMにも登場。こちらはライドポケモンとして貸し出され、ダウジングマシンの役目をしてくれる。

ポケモン剣盾ではDLCで登場。


タブンネ

第5世代のポケモンBWで初登場したのようなのようなヒヤリングポケモン。

揺れる草むらから高確率で出現するが、序盤でそれに気づくことなくゲームを進めるプレイヤーもいるため、基本的に一覧からは除外される、たぶんネ。

出現タイミングに鑑みればかなりの高耐久で、壁役としてはそれなりだが、いかんせん攻撃力が貧弱。

ただしわざマシンで「だいもんじ」・「ふぶき」・「かみなり」を全部覚えられる

秘伝技は意外にも「なみのり」のみ。


第6世代のポケモンXYでは並木道から飛び出してくることがある。

どこでも出会えたBWと比べると遭遇機会・確率とも大幅に減っている。


ちらみちーの

第5世代のポケモンBWで初登場したチンチラポケモン。

イッシュ地方で出会えるのはバッジ3個から。NPCの個体はそれ以前にも街中でちらほら見かける。

第8世代ではワイルドエリアの入口付近のうららかそうげんに出現する。

進化条件が希少なひかりのいしであり、秘伝技も全く覚えないため序盤ノーマル感は薄い。


カエンジシの親子

第6世代のポケモンXYで初登場したライオンのポケモン。

ほのお・ノーマルの複合タイプ。オス・メスで進化後の姿が変わるが、能力は同じ。

最初の虫ジム対策として寄り道に配置されており、そこ以外には一切出て来ない。

最初から複合タイプ、かつメインタイプがほのおであり、進化レベルも35と遅いことから序盤ノーマルには数えられにくい。

扱える秘伝技はかいりき・いわくだき。


ひなたぼっこ

第8世代の剣盾で初出の型ポケモン。主に1番道路に出現する。

特性もふもふの恩恵で接触攻撃に対する高い耐久力を発揮できる一方、一致技の習得が遅めで序盤はかなり火力に難があり、旅のお供としては少し愛が必要。

レベル習得のコットンガードとボディプレスのわざレコードさえ揃ってしまえば、見違えるような強さを発揮してくれる。

ホップのパートナーとしてもお馴染み。

ウシ科をモチーフにした序盤ポケモンは一応初(メリープがぎりぎり序盤に出る)。

作中4番目に姿を現すポケモンでもある(ゾウドウ→リザードン→ジュラルドン→ウールー)。早さの点ではホシガリスやジグザグマを上回る。

1進化の序盤ノーマルではダントツの合計種族値を誇る実力者。


シルシュルー LOGタギングル

第9世代のポケモンSVで初登場したトガリネズミアイアイのポケモン。

どく・ノーマルの複合タイプ。

グルトンとほぼ同タイミングで出現する上に、初代を思わせる小動物モチーフのため、人によってはこちらのほうが序盤ノーマルらしいという印象を受けるかもしれない。

シシコ同様に最初からメインタイプがどくであることや、進化レベルが28とやや遅めであることがこのカテゴリに数えられにくい原因か。


関連タグ編集

ポケモン

ポケモン組み合わせタグの一覧

序盤鳥 序盤ポケモン

ノーマルタイプ 秘伝要員

いあいぎり なみのり かいりき いわくだき


外部リンク編集

アニヲタWiki(仮) - 序盤ポケモン

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