概要
英語ではrabbit(ラビット)と呼ばれる。
体長35~50㎝、尾長4.5~7.5㎝、耳長6.5~8.5㎝、体重1.5~3kg。
カイウサギの祖先で、現在では世界各地に広がっている。その名の通り地中に穴を掘り、複雑な巣穴で集団生活をする。前脚が短いこと等で、ノウサギと異なる。雌は巣の中に草を敷き詰め、その上に子供を産む。生まれた子供には毛が生えていないのが特徴。アナウサギは人間によってオーストラリアに持ち込まれ、忽ち数を増やした。牧草等が被害を受けている。
オーストラリアでは、アナウサギを駆除しようとオオトカゲなどの在来捕食動物を利用した駆除、細菌やウイルスを詰めた瓶を投げる、地道に銃で狩るなどの対策をしている。