イギリスの絵本作家ヘレン・ビアトリクス・ポターによる児童書のシリーズタイトル。
または、主人公の名前。
ピーターラビットシリーズ
ビアトリクス・ポターによって描かれた絵本のシリーズ。
ピーターラビットが主人公のお話以外に、いろいろな動物たちが主人公の話を描いている。
このため、本作は群像劇としての色合いが強い。
淡い水彩画によって描かれた洋服を着た写実的で可愛らしい動物達。
その中に垣間見える自然に生きる野生の動物としての姿。
それがピーターラビットシリーズの特徴でもある。
ピーターラビット(主人公)
お母さんと3匹の妹(フロプシー、モプシー、カトンテール)と暮らしている。
お父さんは森の近くに住む農家のマクレガーさんの凶刃の前に命を落とし、パイの材料にされてしまっている。
ピーターラビット(実写映画版)
2018年に公開された映画。
実写映画として初であり、リアルかつ可愛らしくデフォルメされた動物たちのCGアニメが見られる。
しかしてその実態は・・・
「作者本人が墓から蘇ってまで呪詛と称賛を吐きたがる見る麻薬」
「アウトレイジ」
…と称された、ぶっとび三角関係サイコバイオレンスアクションムービーだったのである。
しかも制作にあたり、ビアトリクス・ポター財団の全面的なサポートがなされたという。
ピーターラビット2~バーナバスの誘惑~
2021年に公開されたシリーズ第2弾。
前作で繰り広げられた壮絶な死闘の果て、ついに分かり合う事が出来た
ピーターラビットとトーマス・マグレガー。しかし、ピーターは何かにつけて
父親面をしてくるマグレガーにうんざりし、湖水地方を飛び出してしまう。
そこで彼は、都会のストリートで生きるウサギ、バーナバスと出会う。
バーナバスはピーターの亡父の親友で、都会の動物達を統率して
人間の家に忍び込んでは野菜や果物を強奪するギャングであった。
そんなバーナバスに父親のような頼もしさを感じたピーターは、彼が立案した
最高級ドライフルーツ強奪作戦に参加する事になるのだが…