たこやきマントマン

たこやきまんとまん

『たこやきマントマン』とは、高田ひろお（作）、中村泰敏（絵）による絵本作品のことである。1998年にはアニメ化もされ、テレビ東京系にて放映された。

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目次 [非表示]

1 概要

2 登場キャラクター

2.1 たこやきマントマン

2.2 たこやきマントマンの周辺の人々

2.3 敵キャラクター

2.4 縁日星

2.5 カーニバル星

2.6 ヤンキーな野菜たち

3 関連動画

4 関連タグ

概要

たこやきの神様の力で誕生した「たこやきマントマン」がタンポポ村の平和を守るために活躍するストーリーである。単純なヒーローものではなく、エピソードがいくつかのテーマに分かれており個々のエピソードに登場し戦う相手は一部を除きクロスオーバーすることがなく個別の物語として描かれる。宇宙征服をたくらむ悪党バオバオ大王絡みの勧善懲悪エピソード、縁日星復興を目的とした縁日星人を相手としたおばちゃん防衛戦、ヤンキーな野菜達が抱える悩みを解決する人生相談もの、その他たんぽぽ村住人が引き起こすトラブル解消系など多岐にわたる。いずれも子供向けとは思えないシニカルかつ社会風刺が盛り込まれており、例えばたんぽぽ村のお姫様は村長と仲が悪くタイクツ仮面に変装して自らトラブルを起こしにゆく、ヤンキーな野菜達は反社会的な行為は行わず交通ルールを守りバイクを走らせるが構成メンバー達は結婚や就職など密かな悩みを抱えている、などなど大人が観てもニヤリとくるエピソードが多いのもアニメ版の特徴である。

アニメ版は原作から大幅に改変されており、ほぼアニメオリジナル作品となっている。あの浦沢義雄がシリーズ構成であり、風刺のきいたストーリーが特徴的。制作はスタジオぴえろで、同社初の全編デジタル制作でもある。放送回は全77回だが、1回2話構成な上、第52回からは新作と再放送の2本立てになったので話数としては全128話。

全くのアニメオリジナル作品ではなく絵本版の「たこやき屋のおじさん」が「おばちゃん」の師匠という設定で出演しておりマントマン達のパワーアップアイテムを届けに現れる、という形で絵本版と世界観を共有している。・・・遠回しに言えば、この世界にはたこやきマントマンが10人存在する事になる。