基礎データ
全国図鑑 | No.0048 |
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カントー図鑑 | No.048 |
ジョウト図鑑 | No.108 |
パルデア図鑑 | No.256 |
ローマ字表記 | Kongpang |
ぶんるい | こんちゅうポケモン |
タイプ | むし/どく |
たかさ | 1.0m |
おもさ | 30.0kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性 | ふくがん/いろめがね(第4世代以降)/にげあし(隠れ特性) |
おとしもの | コンパンのキバ |
タマゴグループ | むし |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | コンパン | Compound eye(英語で複眼)+昆虫 |
英語・スペイン語・イタリア語 | Venonat | venom(毒)+gnat(羽虫) |
ドイツ語 | Bluzuk | Blut(血液) |
フランス語 | Mimitoss | mimi(可愛い)+mite(口)+grosse(大きい) |
韓国語 | 콘팡 | 日本語名の音写 |
中国語(簡体字・繁体字) | 毛球 | 毛茸茸的(フワフワ)+球 |
中国語(香港) | 毛毛蟲 | 毛茸茸的(フワフワ)+蟲 |
ロシア語 | Венонат | 英語名の音写 |
ヒンズー語 | वेनॉनैत | 英語名の音写 |
タイ語 | คองปัง | 日本語名の音写 |
リトアニア語 | Venonatas | 英語名より |
進化
コンパン→モルフォン(Lv.31)
概要
第1世代『ポケットモンスター 赤・緑』から登場している虫ポケモン。
名前の由来は恐らく「compound eyes<コンパウンド アイズ>:英語で複眼」。
紫色の体毛で覆われた丸っこい体型で、特徴的な赤い大きな複眼と白い触角を生やしており、小さな手と足がある。触覚や顔付き、手足の形がバタフリーソックリであり、本来はバタフリーに進化する筈であったのではないかという都市伝説が存在する(詳細はモルフォンの記事を参照)。
夜行性で、レーダーのような役割をする複眼で小さな虫を捕食する。複眼からはビームを発射することもできる。身を守るために細く硬い体毛が全身を覆うようになったといわれ、体から毒がにじみ出る。
大きな樹の下に棲み、昼間は眠り夜になると明かりに集まる。またその明りに群がったちいさな虫を捕らえる。
色違いは、複眼の色が水色へ変わる。
ゲームでの特徴
- 旅パにおいては、むしタイプとしては少々進化が遅めだが、後述の通り「ねむりごな」が有用なので捕獲要員として活躍可能。バタフリーやドクケイルと同じく、真っ先に覚える攻撃技が何故かエスパー技「ねんりき」なのが印象的。
- 第2世代の虫取り大会では、種族値と被捕獲度のバランスから、手堅く優勝を狙うのに役立つ。流石に大会荒らしエリートトレーナーのケンは無理であると割切ろう。
初代・FRLG・ピカブイ
- 『赤緑青』では12ばんどうろ・13ばんどうろ・14ばんどうろ・15ばんどうろ・サファリゾーン、『ピカチュウ』『ピカブイ』では24ばんどうろ・25ばんどうろ・14ばんどうろ・15ばんどうろ、『FRLG』では赤緑青に加えてナナシマの「きのみのもり」「きずなばし」に出現する。
金銀クリスタル・HGSS
- 出現場所
RSE・ORAS
- 『ORAS』でマボロシ島にモルフォンが出現する。
DPt・BDSP
BW・BW2
XY
- フレンドサファリ(むし/どく)でモルフォンが出現する。
SM・USUM
- 野生では出現しない。
ソード・シールド / LEGENDSアルセウス
- 未内定
スカーレット・バイオレット
- 内定。東1・2番エリアとしるしの木立ちに出現。
- ストーリーにおいては、パルデア地方のカラフジムリーダー・ハイダイの財布がコンパンであったりする。彼はみずタイプ使いであるが、恐らくむしタイプ使いの弟子が関係してるであろう。後に商品化した。
- DLC『藍の円盤』ではブルーベリー学園・テラリウムドームのサバンナエリア(サバンナ休憩所周辺)にも生息。ブルベリーグ四天王の1人・タロはコンパンへ対して「ふさふさで きゅいきゅいで かわいい」と発言している。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
初代 | 60 | 55 | 50 | 40 | ※ | 45 | 250 |
第2世代以降 | 60 | 55 | 50 | 40 | 55 | 45 | 305 |
※初代の「特攻」・「特防」は「特殊」へ纏められていた。
- 進化前だけあって、ややHPが高いこと以外突出した部分がないステータス。恐らく単体ではまず使われることが少ないポケモン。
- 特性はどちらも優秀であるが、前述通りのステータスなどで余り期待は出来ない。「ふくがん」は野生のポケモンからアイテムを集める際に重宝される。また、戦闘中では「ねむりごな」の命中率が約97%にまで跳ね上がるため、ほぼ確実に相手を眠らせることが可能になる(進化すると「りんぷん」(技追加効果を無効化する)に変わってしまうので注意)。それを生かし、敢えてコンパンのまま育てて眠り撒き・バトン要員とするという戦法も可能っちゃ可能。勿論コンパンを使っている時点で読まれやすいので注意。
使用トレーナー
ゲーム版
- キョウ:ジムリーダー(カントー)
- コウジロウ:コンパンマスター
アニメ版
番外作品
ポケモンマスターズ
- 主人公&コンパン
報酬で貰えるタマゴから孵化する事があり、主人公のバディにする事が出来る。レベル30にするとモルフォンに進化させる事が可能となる。
アニメ版
アニポケ・第1 - 7シリーズ
〈レギュラーの手持ち〉
- ゴウのコンパン
〈ゲストなど〉
- キョウ・アヤ兄妹のコンパン
- コウヘイのコンパン
- 元々はナナカマド博士の研究所のポケモンで、DP・サマースクール編にて使用。ふれあいの際にはコウヘイがコンパンに何やら難しそうな本を読ませていた。後日に行われたバトルではヒカリと対戦し、彼女のベトベターと接戦を繰広げた。
- DP108話
- ミオシティ地下水路に住むポケモンで登場。ホエルコ脱出作戦の際にホエルコが危うく落ち掛けた時に、ルクシオの「アイアンテール」を用いて自らをホエルコめがけて体にめり込む程の強烈な体当たりをして、ホエルコを上の水路まで飛ばして脱出に協力した。
- 新無印29話
- 特別編「遥かなる青い空」
- 野生で登場。サトシ「昼だけどコンパンは」
- めざせポケモンマスター5話
その他
無印 | 88話(ピンカン島のピンク個体) |
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AG | 15話・126話・191話 |
DP | 99話・109話 |
新無印 | 233話・70話・115話・118話・122話・136話 |
劇場版 | ミュウツーの逆襲・時を超えた遭遇・波導の勇者・キミにきめた!・みんなの物語 |
アニポケ・第8シリーズ
- 1話:セキエイ学園で、モブで登場
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
- 第1章でレッドが参加したサイクルレースの道中にある密林地帯で野生ポケモンとして登場。だが、レッドのピカ(ピカチュウ♂)の電撃で蹴散らされた。…以上。
余談
- 金銀開発段階では、キョンパンという名前のポケモンが存在していたが、パンダとキョンシーをあわせたような姿である。
- なお、このポケモンの正確なモチーフは全くもって不明。一応、毒蛾ポケモンの進化前かつ毛むくじゃらな外見から漠然と毛虫ではないかといわれてはいるが、あまりに現実の毛虫とは掛け離れた体型をしていることもあり、詳細は謎に包まれている。
- 実は初代に登場してから次に図鑑に登場するまでが最も長かったポケモンである。カントー図鑑に載って以降、コンパン及びモルフォンは全く登場しておらず、パルデア図鑑でようやく復活というリストラ期間が最長のポケモンであった。
関連イラスト
関連タグ
0047.パラセクト→0048.コンパン→0049.モルフォン