基礎データ
ずかん | No.048 |
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英語名 | Venonat |
ぶんるい | こんちゅうポケモン |
タイプ | むし/どく |
たかさ | 1.0m |
おもさ | 30.0kg |
とくせい | ふくがん/いろめがね/にげあし(隠れ特性) |
※ふくがん:わざの命中率が1.3倍になる。また、手持ちの先頭にいると、道具を持った野性のポケモンと会いやすくなる。
※いろめがね:タイプの相性でダメージを軽減される場合、0.5倍を1倍に、0.25倍を0.5倍にする。
※にげあし:必ず野性のポケモンから逃げることができる。
進化
コンパン→モルフォン(Lv.31)
容姿
紫色の体毛で覆われた、丸っこい体型のポケモン。特徴的な赤い大きな複眼と白い触角を生やしており、小さな手と足がある。
触覚や顔つき、手足の形がバタフリーそっくりであり、本来はバタフリーに進化する筈だったのではないかという都市伝説が存在する(詳細はモルフォンの記事を参照)。
色違いは、複眼の色が水色に変わる。
概要
『ポケットモンスター 赤・緑』(第1世代)から登場しているポケモン。
名前の由来は恐らく「compound eyes<コンパウンド アイズ>:英語で複眼」
夜行性で、レーダーのような役割をする複眼で小さな虫を捕食する。複眼からはビームを発射することもできる。
身を守るために細く硬い体毛が全身を覆うようになったといわれ、体から毒がにじみ出る。
大きな樹の下に棲み、昼間は眠り夜になると明かりに集まる。またその明りに群がったちいさな虫を捕らえる。
ゲーム上の特徴
進化前だけあって、ややHPが高いこと以外突出した部分が無いステータス。恐らく単体ではまず使われることが少ないポケモン。
特性はどちらも優秀だが、前述通りのステータスなどであまり期待は出来ない。
「ふくがん」は野性のポケモンからアイテムを集める際に重宝される。
また、戦闘中では「ねむりごな」の命中率が約97%にまで跳ね上がるため、ほぼ確実に相手を眠らせることが可能になる(進化すると「りんぷん」(技の追加効果を無効化する)に変わってしまうので注意)。
それを生かし、あえてコンパンのまま育てて眠り撒き・バトン要員にするという戦法も可能っちゃ可能。
もちろんコンパンを使っている時点で読まれやすいので注意。
旅パにおいては、むしタイプとしては少々進化が遅めだが、上述の通り「ねむりごな」が有用なので捕獲要員として活躍できる。
バタフリーやドクケイルと同じく、真っ先に覚える攻撃技が何故かエスパー技の「ねんりき」なのが印象的。
アニメでの活躍
オレンジ諸島編のレギュラーキャラであるケンジの初期からの手持ちとして登場。
CVは愛河里花子。
複眼のレーダーで赤外線カメラのように周囲をサーチでき、これを活かして隠れているポケモンの探索などに役立っていた。
……が、同僚のマリルも聴覚で似たようなサーチが出来てしまうのでお株を奪われがち。
ストライクが加入して以降はバトルの機会も無く、少々地味な立場であった。
アニポケでは何かと雑魚敵にされがちな虫/毒タイプだが、コンパンは不気味さの中に可愛さを秘めている為か、あまり敵として登場しない……ものの、7期ではコハルの回想に登場し、ただ行列をなして歩いていただけなのに、コハルには大泣きされ、ワンパチには吠えられるというあんまりな扱いを受ける。
余談
金銀の開発段階では、キョンパンという名前のポケモンが存在していたが、パンダとキョンシーをあわせたような姿である。
なお、このポケモンの正確なモチーフは全くもって不明。
一応、毒蛾ポケモンの進化前かつ毛むくじゃらな外見から漠然と毛虫ではないかと言われてはいるが、あまりに現実の毛虫とは掛け離れた体型をしていることもあり、詳細は謎に包まれている。
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