基礎データ
全国図鑑 | No.0451 |
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シンオウ図鑑 | No.127 |
イッシュ図鑑 | No.201 |
マウンテンカロス図鑑 | No.015 |
ガラル図鑑 | No.285 |
ヒスイ図鑑 | No.148 |
ローマ字表記 | Scorupi |
分類 | さそりポケモン |
タイプ | どく / むし |
高さ | 0.8m |
重さ | 12.0kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性 | カブトアーマー/スナイパー/するどいめ(隠れ特性) |
タマゴグループ | むし/すいちゅう3 |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | スコルピ | scorpion(英語でサソリ) |
英語・スペイン語・イタリア語 | Skorupi | 日本語名に同じ |
ドイツ語 | Pionskora | Skorpion(サソリ) |
フランス語 | Rapion | scorpion(英語でサソリ) |
韓国語 | 스콜피 | 日本語名に同じ |
中国語(簡体字) | 钳尾蝎 | 钳(挟む)+尾+蝎(サソリ) |
中国語(繁体字) | 鉗尾蠍 | 鉗(挟む)+尾+蠍(サソリ) |
進化
スコルピ → ドラピオン(Lv.40)
概要
第4世代『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』から登場した蠍モチーフのポケモン。名前の由来は英語で蠍を意味する『scorpion』から。
何故か尻尾が針ではなく鋏になっている。その代わりなのか、前足(触肢?)がサソリの毒針のようになっており、現実のサソリを体のパーツを逆にした感じという、シンプルなアイデアながらポケモンらしい発想のナイスデザインとなっている。
ガーゴイルなどの要素が盛り込まれていたグライガーに比べて虫要素がマシマシである。
尻尾のハサミは相手を捕らえながら毒を送り込み続けるという、ハサミと毒針が別個である蠍以上に非常に合理的な機能を持つ。切断力も高い。
一度はさむと毒が効くまで絶対に離さない執念の持ち主であり、砂の中で獲物を待ち伏せし、1年間何も食わずにいても平気であるという生粋のハンター。
アニメではイワークの急所をついて食すという生態が明かされており、どく技の効果が薄い相手でもやがては死に至るというのだから、小さな見かけによらず、油断ならないポケモンである。
『LEGENDSアルセウス』の図鑑では冷えに弱いらしく、本質的には暖かい地域のポケモンだと思われる。
ムカデやヤスデをモチーフとしたヤクデと祖先が近いとされている。現実でも鋏角類と多足類は近縁とされる(諸説あり)ので、それを基にした設定と思しい。
進化するとむしタイプを失う唯一のむしタイプでもある。ちなみに元祖さそりポケモンとその進化系がむしタイプを持たないため、唯一のむしタイプのさそりポケモンである。
2017年に展開されたグッズシリーズ『Look Upon the Stars』ではさそり座を担当している。
『七夜の願い星』のスタッフロールではグライガーが、第5世代の星占いではペンドラーがさそり座に割り当てられていた。同じサソリであるグライガーならともかく、ムカデであるペンドラーが採用されているのはかなり奇妙な光景である。(そもそも第5世代の仕様的にそうするしか無かったのだが。)
『ソード・シールド』では、当初は他のどく・むしタイプのポケモンが全員不参戦となった為、唯一のどく・むし複合だった。当のスコルピも進化するとタイプが変わってしまうため、実質的な固有タイプであった。その後『鎧の孤島』でペンドラーが実装されたので唯一ではなくなった。ちなみにどく・むしの順番なのはスコルピが唯一。
色違いの形は鮮やかな赤色。
ゲームでの特徴
DPt・BDSP
- ポケモン図鑑では乾燥した土地に生息すると記述されているのに、初登場のシンオウ地方では何故かノモセ大湿原に生息しており設定が矛盾してしまっている。砂の中で待ち伏せする生態は泥の中でも活かされているのだろうか(実際のサソリはジャングルのような多湿な土地から、乾燥した砂漠まで様々な土地に適応した種がいるので、そちらに合わせたということかもしれない)。
- 『BDSP』では地下大洞窟にも出現する様になり、サファリ式なあちらよりは逃げ出すリスクはないので楽には楽。
ハートゴールド・ソウルシルバー
ブラック・ホワイト・BW2
XY
ORAS
サンムーン・ウルトラサンムーン
- 『USUM』でウルトラワープライドで行ける緑のワープホール先の岩場エリアにドラピオンが出現する。タマゴを生ませよう。
ソード・シールド
- 6ばんどうろ、ワイルドエリアの「エンジンリバーサイド(曇)」「巨人の鏡池(晴曇)」、DLC『鎧の孤島』ではヨロイ島の清涼湿原に生息。
- また、DLC『鎧の孤島』(ソード版)でクララの手持ちとしても登場する。
LEGENDSアルセウス
- ヒスイ地方時代では海岸線沿いの群青の海岸の「イチョウの浜辺」「迷子の磯部」に生息。サソリが海岸に住んでいるのは一見、おかしな話に聞こえるが、サソリが属する鋏角類に属する生物にウミサソリという生物がいるからだと思われる(ただし、ウミサソリはサソリそのものではない)。現在のノモセ大湿原に当たる紅蓮の湿地では大大大発生時に出現する為、時代が進んで内陸部へ移動したのだろうか?
- 攻撃性は高く、すぐこちらの気配に気づくため、近距離での捕獲は難しく、フェザーボール系統で遠距離から狙撃する戦術が安牌となる。
スカーレット・バイオレット
- 未登場。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
40 | 50 | 90 | 30 | 55 | 65 | 330 |
進化前なのにぼうぎょが90もある。しかしそれ以外のステータスは非常に貧弱であり、進化レベルもむしタイプの中ではかなり高め。シリーズを通して登場時期も遅いので、育成にはやや苦労する。
使用トレーナー
ゲーム版
アニメ版
- リョウ(DP)
- フレア団(アニメXY94、102話)
漫画版
- ロケット団中隊長ハリー(ポケスペ)
アニメ版
アニポケ・サトシの旅シリーズ
その他
XY94・102話等でフレア団のポケモンで登場。
DP | 140話 |
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BW | 54話(写真) |
めざポケ | 3話(幻覚)・8話 |
アニポケ・リコとロイの旅シリーズ
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
余談
高いぼうぎょと、タマゴグループに「すいちゅう3」を持つことから勘違いされがちだが、実際の蠍は甲殻類では無く鋏角類である為、じつはそこまで硬い装甲は持っていない。
関連イラスト
関連タグ
0450.カバルドン→0451.スコルピ→0452.ドラピオン