データ
初出 | 第4世代 |
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効果 | 攻撃が急所に当たった時、与えるダメージが1.5倍となる。 |
概要
第4世代で初登場した特性。
攻撃が相手の急所に当たった際、普通は相手に与えるダメージ量に1.5倍の補正がかかる。だが、この「スナイパー」を持つポケモンの攻撃には更に補正が掛かり、1.5×1.5=2.25倍に強化される。
初登場の時より一貫して倍率は1.5倍であるが、2倍と間違えて記述していたサイトもある(この記事も当初はそうであった)。
『BW』までは急所補正が2倍であったため、この特性の持主が放つ急所技威力は3倍に強化されていたが、その後の『XY』では急所補正が1.5倍へ変更されて今に至る。一方で第6世代には急所の仕様変更によりランク+3で確実に急所へ当てられる仕様となったので、火力は下がったもののスナイパーを実戦で活かせる機会は増えている。
この特性を使った最も有名なコンボとしては、イラストにある通りキングドラやインテレオンの「きあいだめ」+「ピントレンズ(するどいツメ)」→「ハイドロポンプ」であろう。1度決まればタイプ一致威力110以上が確定急所で相手を襲う。
もっといえば、ドラピオン系統とガメノデス系統以外の全員が「きあいだめ」を習得出来るので、似たような芸当が可能である。
またドラピオンの「ピントレンズ」+「クロスポイズン」or「つじぎり」で敵の急所を狙うコンボも有名。似たようなコンボはオニドリルの「ドリルライナー」、ガメノデスの「ストーンエッジ」でも狙える。
いずれも素の耐久や素早さが微妙な者が多いので、加速バシャーモからきあいだめと素早さを引継いで暴れさせるスタイルも存在する。
キングドラとインテレオンは雨に頼らずとも超火力を連射可能な利点があるが、やはり運頼りと前準備の隙のデカさから決して安定はせず、汎用性において雨パ戦術には及ばないというのが実情である。
あくまでもこういった戦術も可能、という程度のものであり、スナイパー型は流行りを除けば、レート環境下においてはほんの数%しか存在していない様だ。
所有ポケモン
名前とは裏腹に、狙撃系ポケモンばかりが持つという訳でもなく、急所を的確に攻撃できそうな鋭利な部位(ツメ、針、嘴など)を持つポケモンが保有するケースもある。太字は隠れ特性。
- スピアー
- オニスズメ - オニドリル
- タッツー - シードラ - キングドラ
- イトマル - アリアドス
- テッポウオ - オクタン
- スコルピ - ドラピオン
- カメテテ - ガメノデス
- メッソン - ジメレオン - インテレオン