驚天動地の、狩りがくる
作品情報
対応ハード | PlayStation5、PC(Steam)、XboxSeriesX/S |
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発売日 | 2025年2月28日(予定) |
希望小売価格 | 9,990円(税込) |
プレイ人数 | 1人(オンライン:1〜4人) |
ジャンル | ハンティングアクション |
CERO | C(15才以上対象) |
概要
2023年12月に開催された「The Game Awards 2023」にて突如発表された、『モンスターハンター』シリーズの完全新作。
全世界へ展開された『モンスターハンター:ワールド』のように、リアルで開放感あふれる狩猟体験を重視した作風となっている。
メインモンスターは「アルシュベルド」。
対応機種は、現状ではPS5、PC(Steam)、Xboxの3種類。
初公開映像のアナウンストレーラーでは、我らがハンターが"隔ての砂原"と呼ばれる広大な乾燥地帯を縦横無尽に駆け巡り、ドシャグマとケラトノスの群れを掻き分けている。
ハンターは鳥竜種のようなモンスター(メイン画像)セクレトに騎乗している。さらにニ足歩行だけでなく、両翼を広げて滑空する姿も確認できる。
大量のモンスターが一斉に逃げ惑うさまは、過去のモンスターハンターのオープニングムービーを彷彿とさせるが、今作は実際にゲーム内で表現されている。これは20年以上前の開発段階から構想され続けてきたものであり、容量などの問題でなかなか実現できないものであった。PS2からPS5に進化するまで、開発技術の進歩がうかがえる。
また、小型モンスターだけでなく、大型モンスターも多くが群れを形成し、いかに群れを分断させるかが狩猟の鍵を握ると考えられる。
あわせて、公式からセクレトに騎乗したハンターの等身大フィギュアが発表され、『大狩猟展』等のイベントで展示されている。
さらに、今作で遂にメインシリーズでもアイルーが人間の言葉をしゃべるように。
そうなった理由は割と明確で「狩猟中のヒントやサポートを音声で教えてくれる」ことを表現するためだが、従来のネコの鳴き声に設定することもできるとのこと。
新要素
アクション
セクレト
上述のとおり本作の移動手段で、MHW:Iのモンスターライドと、MHRiseのガルクを足したような要素。
広いマップを快適に移動でき、複雑な地形でも迷わないようにモンスターへの自動追尾もしてくれる。
また、ハンターが攻撃を食らってダウンした際に、セクレトを呼んで飛び乗り緊急回避に使うことも可能。
集中モード
デフォルト操作でL2/LTボタンを押し続けることで画面中央にレティクル(照準)が出現し、ハンターの攻撃方向がカメラ方向に固定化される新要素。
本作では、モンスターの同じ部位を攻撃し続けると「傷口」が発生し、さらにその傷口を攻撃した際に与ダメージが上がる新要素がある。
集中モードでは導蟲によって傷口が強調表示されるので、レティクルと併せていっそう狙いやすくなる。カメラ方向へ攻撃方向も固定される仕様上、本来攻撃方向を変更できなかった大剣の溜め斬りなども方向転換が可能になった。
また、集中モードでは全武器共通で「集中弱点攻撃」が使え、傷口に命中させて傷口破壊を起こし大ダメージを与えることができる。ただし、傷口破壊後は傷口が無くなるため、やたら集中弱点攻撃をすればいいわけでもないのかもしれない。
相殺
大剣、スラッシュアックス、ハンマーなど大型武器に実装された新要素。
対応する特定の攻撃をモンスターの攻撃判定にぶつけることでモンスターを弾き飛ばし、追撃に派生することが可能。
カウンター技というよりもソウルシリーズのパリィに近く、タイミングがシビアらしい。
鍔(つば)迫り合い
ランス、ガンランス、大剣、片手剣など、ガード可能な武器に実装された新要素。
特定の攻撃をガードした際に発動してモンスターの攻撃を無効化し、すぐさま高威力の反撃を見舞う。
開発によると、スタン値や状態異常蓄積値と同じような鍔迫り合い値(仮)のようなものが存在し、それが一定以上溜まることで発生するらしい。
通常ガードよりもジャストガードのほうが蓄積値が多いとのこと。また、鍔迫り合い発生が条件で発動するスキル「闢獣の力」の実装も確認されている。
アイテム・装備品
フックスリンガー
『モンスターハンター:ワールド』にて登場した投擲(とうてき)装備「スリンガー」がグレードアップして再登場している。
より小さくなったほか、遠距離でも採取をしたり、落石を仕掛けられるようになっている。
武器の切り替え
狩猟中に2種類の武器を切り替え、使い分けて狩ることが可能になった。セクレトに騎乗した状態でモンスターから狙われていなければ、リアルタイムで持ち替え可能。
近接武器と遠距離武器、速い武器とガード武器、同種武器で火力特化と状態異常など、さまざまな組み合わせが可能とのこと。ただし、防具は変わらないのでスキルはよく考える必要がある。
一部アイテムの設置後の運搬・回収
これまでのシリーズでも活躍した罠や大タル爆弾を設置した後に回収出来るようになった。
また、本作の大タル爆弾は抱えたまま移動したり、前方に転がして爆発させることが可能となっている。これにより、大タル爆弾を設置したあとに起爆する選択肢が増えた形となる。
フィールド
簡易キャンプ
本作では、フィールド上の好きな場所に「簡易キャンプ」が設営できるようになっている。
ただし、中で休んでいても大型モンスターの攻撃でキャンプが破壊されることもあるため、設置する場所は慎重に選びたい。
環境変化
本作は、フィールドの環境が時間ともにダイナミックに変化するようになっており、
- 回復効果のある薬草、生物など豊かな生命が溢れる「豊穣期」
- 飢えて攻撃的になった肉食モンスターが群れて争う過酷な「荒廃期」
- その生態系の頂点を司る強大なモンスターが出現する「異常気象」
に分かれており、大自然の二面性を繰り返す。
フィールドによってそれぞれの環境で見せる姿もまた異なってくる。
登場キャラクター
本作の主要人物は「禁足地調査隊」の一員として描かれる。
主人公となるハンターは小隊の1つ「鳥の隊」に属するという設定。
各々は肩書きではない固有の名前があるため、そのあたりはMHRiseでの方向転換を踏襲している。
鳥の隊
星の隊
登場モンスター
登場モンスターリスト
※公式発表されたモンスターのみ記載。また、新登場モンスターは太字で記載
鳥竜種 | 怪鳥イャンクック |
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飛竜種 | 火竜リオレウス、雌火竜リオレイア、煌雷竜レ・ダウ |
牙獣種 | 闢獣ドシャグマ、桃毛獣ババコンガ・コンガ、赫猿獣アジャラカン |
海竜種 | ガジオス、ピラギル、沙海竜バーラハーラ、波衣竜ウズ・トゥナ |
獣竜種 | 炎尾竜ケマトリス、沼噴竜ププロポル |
両生種 | 纏蛙チャタカブラ |
鋏角種 | 刺花蜘蛛ラバラ・バリナ |
甲虫種 | 大雷光虫※、ブブラチカ |
翼竜種 | メルノス、バオノス、ハルプス |
草食種 | アプトノス、ケラトノス、ダルトドン |
獣人族 | モリバー |
乗用動物 | セクレト |
種族未確定 | 鎖刃竜アルシュベルド、「黒い炎」 |
※今作での大雷光虫は環境生物としての登場となる。
公式未発表のモンスター
- 頭の羽毛が特徴の、鳥竜種を思わせる新環境生物、カザキリカケリ
- 驚異的な足の速さを誇るトビネズミのような環境生物、スナノリュウセイ
- プケプケのような外見の環境生物、アワウタイズク
- フックのようなクチバシを持つ好戦的な性格の鳥竜種、タリオス
- 尻尾で立ち上がるトカゲのような新環境生物
- テナガエビのような新環境生物
- ノイオスのような翼竜種、バオノス
- ダルトドンに襲いかかるワニのようなモンスター、ガジオス
- 蚊のような甲虫種、ブブラチカ
- 緋の森に生息する海竜種(?)らしき小型モンスター、ピラギル
- 緋の森に生息する翼竜種らしき小型モンスター
- 油涌き谷の油泥地帯に生息する水色のサンショウウオのようなモンスター
- 水色のモンスターを頭部の巨大なトサカか角で攻撃していた鳥竜種らしき小型モンスター
- 油涌き谷に大量に生息するコウモリの新環境生物
- 「黒い炎」と呼ばれるタコなどの頭足類のようなモンスター
登場フィールド
関連動画
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