ケラトノス
ひらいしんなまにく
「隔ての砂原」に棲息し、センザンコウとステゴサウルス合わせたのような見た目をしている。
金色や錆色を基調とした鱗に覆われており、尾は体に対して非常に大きい。
ケストドンと同じく♂・♀表記で区別され、雌よりも一回り大きな雄には名前の通り背中に大きな角「背角」が生えている。この背角は天然の避雷針となっており、砂嵐発生時の落雷を受け止め(この時背角は青白く帯電する)地面へ逃がし、周囲の雌を雷から守る。ついたあだ名は「避雷針生肉」。
雌はアプトノスと同程度の大きさであるが、雄はかなりの巨体でチャタカブラの2倍近い大きさを持つ。
雄1頭に雌10頭前後、その幼体が集まった集団を形成し、これらが集まることで大規模な群れを成すこともある。
アルマによると隔ての砂原以外にも生息しているようだが、そこまで大規模な群れは見られないようである。
季節や天候によって行動圏を変え、豊穣期には草原や砂漠で過ごし、砂嵐発生時には岩盤地帯などに避難する。荒廃期には飢えた肉食モンスターを警戒して、常に移動し続ける。
豊穣期には幼体が群れに混じり、成体と共に行動している。
基本的には植物の葉や花を食んだり、川で水を飲みながら過ごしており、常に集団で行動している。時折腰を下ろし休むことも。
天敵が来ると雄の警戒鳴きを合図に集団で逃走するが、パニックを起こした幼体や一部の個体が集団とは別方向に逃げて孤立し、より狙われやすい状況に陥ることもある。
体格の関係からか雄はあまり襲われず、襲われるのは雌であることが多い。捕食者も、雄が近くにいる場合は攻めあぐねるのか積極的に襲いかかることはない。
特にレ・ダウは普段は雷撃で獲物を仕留めるものの、ケラトノスに対しては脚で鷲掴み、それも群れから逸れた雌を狙う。また、頻度も少なめである。
スチナチリュウツツキと呼ばれる鳥と共生関係にあり、寄生虫や古い体組織を食べてもらう。
今のところ人間に家畜化されている描写はない。
アナウンストレーラーから登場していて、なんとその数30〜40頭以上。背景でもなく、実際のゲームに40頭ものケラトノス達が群れを成して歩いているのだ(過去作のOPでもアプトノスの群れが登場していたりしたがゲームスペックの都合上実現できなかった為、ワイルズの気合いの入り用が尋常ではない事を物語っている)。
PVではドシャグマに投げ飛ばされたり、ワニのような生物・ガジオスに襲われたりバーラハーラの作りだした流砂に巻き込まれたりとそこは流石草食種、模範的な程あんまりな扱いであった。