チャタカブラ
ちゃたかぶら
緑色の甲殻に覆われた両生種。両生種らしく“蛙”の別名を持つものの、体型はカエルというより猿型牙獣種に近く、腕のように逞しく発達した前脚と、足先が細く踵の浮いた後脚を併せ持つ (歩行する際も、猿型牙獣種のように趾行を兼ねたナックルウォークを行う)。それ故なのか仰向けで腹を出しながら眠る。お前本当にカエルなのか…?
また、イビルジョーなどのようにゴツゴツとした大きな顎を持ち、ややしゃくれたゴツイ顔付きをしている。
これらの特徴から、まるでゴリラと爬虫類を掛け合わせたような珍妙な見た目をしており、力士体型のヨツミワドウとはまた違ったマッシブさを醸している一方、口の中にはプケプケのような長大な舌を備えており、今までいそうでいなかった(カエルらしく) 舌を使う両生種でもある
(これまでの両生種は、顎を使ったり凍ったり太ったり相撲だったりと、何れも舌を使っていない)。
ちなみに小さくて見えにくいが、一応尻尾も生えている。
隔ての砂原においては岩石地帯を主な行動圏としている。(紹介トレーラーでは「岩石地帯の住人」と紹介されている。)
ゲーム中の生態行動として普段は岩盤地帯を練り歩きながら腕を舐めたり、巣で休むなどして過ごしている。時折、草原地帯や砂地帯に脚を運び、水遊びや日光浴を行うこともある。
日光浴の際には舌を伸ばして、昆虫?を捕食する様子も見られる。また、ブブラチカを長い舌で絡め取って捕食する様子も見られる。
基本は昆虫を食べるのだが罠肉にも反応するため、捕食対象の幅は広いようである。
群れることはないが、同種間で争うことはなく、行動中にお互いが遭遇しても敵対しない。
一方で人間含む他種に対しては好戦的で体格で勝るドシャグマにも攻撃を加えるが、大抵は敵わずに逃げ出す。
戦闘では逞しい前脚 (腕)を駆使する他、上記の通り長大な舌を使った攻撃も得意とする。また、この舌で前脚を舐め回し、別名の通り鉱石を纏って戦うといった特徴も持っている。
だが生態系では下位に位置しており、ドシャグマやレ・ダウといった格上の大型はおろか小型モンスターであるはずのタリオスにさえやられるレベル。ええ…
(※フォローすると、小型モンスターは数さえ揃えば大型モンスターにも対抗できるというのは過去作から言及されてきたことではある。)
ゲーム中では一番最初に狩猟することになるモンスターで、イャンクックやドスジャグラス等などと同じ基本的な立ち回りを教える立ち位置のモンスターとなる模様。
ネタバレ注意!!
バーラハーラの群れから禁足地の少女・ノノを救出した調査隊一行。
彼女に話を聞くと兄とはぐれてしまい、その結果バーラハーラに追われることとなったこと、彼女が騎乗していた生物セクレトが兄のにおいを覚えていることが判明。
調査隊はそれを元に彼女の兄の捜索を決定。主人公ハンターとオトモアイルー、編纂者アルマはセクレトを2頭借りて捜索を開始した。
兄のにおいを辿るセクレトの背に乗り、岩盤地帯へと向かうと突如として男性の悲鳴がこだまする。
何事かと声が聞こえた場所に行ってみるとそこにあったのは負傷した1頭のセクレトとチャタカブラに襲われる1人の青年の姿であった。
幸いにもチャタカブラは舌で青年を舐め回しているだけで、本気で攻撃しているわけではないようだがいつ危険な状態になってもおかしくない。
逃げようにもセクレトが負傷して逃げられない彼だったが、主人公ハンターがトゲ草の実を射出することでチャタカブラを怯ませて難を逃れ、編纂者アルマの補助もあり安全な場所に避難することができた。
彼らが無事に避難したことを確認したハンターとオトモアイルーはさらなる安全確保のためチャタカブラと対峙するのだった。
8月に公開された操虫棍の武器紹介動画には本種で作られたと思われる操虫棍と防具が登場。
モンスターハンターシリーズ モンスターハンターシリーズのモンスター一覧
ハンター(バイオハザード):どことなく外見が似ている
テツカブラ亜種:同じく緑色の両生種
プケプケ:チャタカブラと同じく舌で攻撃するモンスター