ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

概要

ノベルゲーム魔法使いの夜(まほよ)』の主人公の一人である蒼崎青子の形態の一つで、蒼崎橙子との決戦時に変身した姿への呼称、及びそれが描かれた作品に付けられるタグ。端的に言うと第五魔法の力で10年後の自分の力を前借りして備えた=完成された魔術師」としての力を有している状態である。

この状態では口調が少し大人びたものになり、師匠である久遠寺有珠のことも「アリス」と呼ぶ。

なお、この名称はキャラクターデザインであるこやまひろかずが設定資料「魔法使いの基礎音律」で残したコメントから広まった通称であり、正式名称は「赤方偏移形態」。

ちなみに、奈須きのこによると「『魔法使いの夜』続編では『私はあと二回の変身を残している』と言って敵を絶望させる」予定だとか。(通称が「髪色の変わる『スーパー』形態」由来なのに対して、こちらは宇宙の帝王のセリフである。)

他作品において

青子先生時代

転じて、同じく赤髪碧眼の姿ではあるが服装は異なっている月姫』や『MELTYBLOOD(メルブラ)』等での彼女に対してもこの呼称及び本タグが使われることもある。

が、結論から言うと「変身状態ではない大人の青子」と「スーパー青子」は「厳密に言うと異なるが、本質的にはあまり変わりない」ぐらいの状態であると言えるであろう。故に、タグを付けるか付けないかの判断は、概ね個人の主観に委ねられる部分となる。ただ、これらを差別化して呼称する場合には、こちらの青子は基本的に青子先生と呼ばれることが多い。

「青子先生」と「スーパー青子」の関係性について

  • まず前提として、「発表順は『月姫』→『まほよ』であるが、時系列上は『まほよ』→『月姫』である」という点を留意したれり。
    • Fateシリーズしか知らない人向けに「主人公」という観点で見てかなり大雑把に説明すると、『sn』と『Zero』のような関係である…と見ていい。
  • そもそも上記の通り「スーパー青子」は本来決戦時での姿を指す呼称であるので、そのままの意味だとそれ以外の青子に使うのは誤用に見える。が、『まほよ』と『月姫』の間には9~10年近くの時期の差があり、この経過時間と変身で得られる「10年」という年数はほぼ一致している。その為、容姿の変化は能力と同じく10年後そのままの姿が反映されている可能性が高い。

Fate/GrandOrder

『Fate/GrandOrder(FGO)』においては、コラボイベント隈乃温泉殺人事件」を機に青子が限定サーヴァントとして実装。本形態は、茶髪の青子が宝具使用で第五魔法を起動することで、再臨共通で変身できる姿(ただし一方通行)として登場。

衣装デザインが異なっている(ジーンズではなくミニスカートを履いている、服の隙間がなくへそ出しではなくなっている…等の変化がある)が、こちらは設定上においても「スーパー青子」に相違ない状態である為、サーヴァントの場合においてもこの通称は広く使われている。

それぞれの能力の詳細や活躍については、各項目記事を参照。

余談

髪色について

前述の通り『月姫』は『まほよ』よりも先に発表された作品であるのだが、実はこの時点でも「青子のデフォルトの髪色は栗色(=『まほよ』と同じ。なお、碧眼はそのまま)」という設定であった。では、何故『月姫』では赤髪で登場したのかというと『月姫』のキャラクターには黒髪が多くそのままだと見分けが付きにくくなるので、差別化として赤い髪色にされた為である。

つまり、前述の変身や髪色の変化の設定は「決戦を盛り上げる為の演出」としてだけでなく、「この辺の事情矛盾を解消する為に後付けされたフォロー要素」でもある。

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

スーパー青子
5
編集履歴
スーパー青子
5
編集履歴