概要
レベルが上限に達したサーヴァントにそれぞれ定められた素材とQPを注ぎ込み、レベル上限を上昇させるシステム。いわば進化および限界突破。
霊基再臨により、それまで使えなかった保有スキルも解放される。最大4段階目まで可能。
サーヴァントのレアリティが高いほど、再臨の段階が進むにつれ求められる素材の条件は厳しくなる。なおレアリティが低いサーヴァントでもレア素材を要求してくる場合があるため注意。
レアリティ | ☆1 | ☆2 | ☆3 | ☆4 | ☆5 |
---|---|---|---|---|---|
第一霊基(Lv) | 20 | 25 | 30 | 40 | 50 |
第二霊基(Lv) | 30 | 35 | 40 | 50 | 60 |
第三霊基(Lv) | 40 | 45 | 50 | 60 | 70 |
第四霊基(Lv) | 50 | 55 | 60 | 70 | 80 |
成長限界(Lv) | 60 | 65 | 70 | 80 | 90 |
ゲーム中、公式グッズ解説での用法
限定サーヴァントが配布されるイベントの中にはミッション形式のものがあり、そこでは霊基再臨を一度行うことを「『(サーヴァント名)』の霊基再臨を一段階目にする」と記述している。
ただしフィギュアの解説には霊基再臨を一度もしていない状態の姿を「霊基再臨第1段階」と記す例もある(参考)。
BB(水着)の簡易霊衣「小悪魔たまご肌」は再臨段階での二つの姿に対応しており、それぞれ「小悪魔たまご肌(第二再臨)」「小悪魔たまご肌(第三再臨)」という。
前者は一度霊基再臨することで解放される二つ目の姿に使える簡易霊衣である。
フィギュアの解説ではこれと同様に一度再臨した姿を第二再臨と呼ぶ例(参考)、再臨を一度も行ってない状態でも見られる最初の姿を「第一再臨」と呼ぶ例が確認できる(参考)。
セイントグラフについて
霊基再臨すると、戦闘中のバトルキャラグラフィック上の衣装・装備が3段階目まで変化する。それに伴いカードイラストも更新されていき、4段階目(最終再臨)ではそれまでの立ち絵とは違う新たに描き下ろされたイラストへ変化。
武内崇氏曰くこれは「サーヴァントの最も魅力的な姿かつ、ご褒美イラスト」。(コンプティーク2016年2月号武内崇スペシャルインタビューより)これを楽しみに育成するユーザーも多いため、SNSなどで最終再臨をアップロードする行為はトラブルの元になることがある。
なお、担当イラストレーターの一人である真じろう氏は「特にそんな指定はなかった」と述べている。
なお例外として、セイバー・リリィとポール・バニヤンを除く期間限定イベント配布キャラクターは、4段階目でカードイラスト以外は変化せず、またバトルキャラのグラフィックは最後まで全く変わらない。
※リリィはイベント配布キャラクターである以前に事前登録配布キャラクターである為
※ポール・バニヤンは通常のイベント配布と異なり、二周年記念のイベント・キャンペーンの一環として追加された為
再臨の段階を進めた後も、プレイヤーは好きな段階のグラフィックを選択して使用できる。これによってサーヴァントの性能が落ちたりすることはないが、近年ではスキルと宝具効果が変わるサーヴァントも登場に加え(2部以後のマシュもそうだがあちらは霊衣扱い)、一部の再臨/霊衣では属性も変化することが判明され、追加バフの成否や厄介なギミックの回避など強敵攻略に関わるの場合もある。
なお2016年末の更新よりオプションを切り替える事で他人のサーヴァントの霊基再臨段階も反映されるようになる。設定時に注意喚起のダイアログが出るが、サポート画面で最終再臨のイラストが見えてしまうようになるので「最終再臨は自分で見たい」という方は注意しよう。
現在では霊衣開放という、いわゆるスキン変更システムが一部のサーヴァントに実装されており、セイントグラフやアイコン、戦闘グラフィックを従来とは別のものに変更することができる。詳しくは該当記事へ。
なお、近年追加した再臨/霊衣ランダム変化の設定は、単体<>全体宝具性能が変化するサーヴァントにはほぼ通じない(メリュジーヌは第1-2再臨、プトレマイオスは実質第3に固定)、場合によっては手動設定する方が良い。
セイントグラフ封印
蘆屋道満実装から導入された新しいネタバレ防止システム。3回霊基再臨しても第3段階の姿にならず、特定のクエストをクリアすると解放される。フレンドでの使用に対しても制限が掛かっているため、自前で召喚してなければ第3段階の姿は見えない仕様となっている。
該当例は、道満の他、シャルルマーニュ・オベロン・千利休が存在する。なお、実装直後のみ特定ストーリークリアが条件となっているが、オベロンを除き現在は無条件となっている。オベロンについては、第3段階の姿がシナリオのネタバレになる事から、無期限で2部6章のクリアが条件となっている。
また、別パターンとして「霊基解放クエスト」をクリアして解放するのが主だが、「特定ストーリークリア(解放クエスト無し)」「特定ストーリークリア後に出現する解放クエストをクリア」等の条件もある。特にドゥルガーと阿曇磯良は正真正銘の再臨封印で、一定期間終了かシナリオクリアまで第三再臨が不可能となっていた。
例
再臨グラフィックの傾向
大体は「着込む事で逸話のある装飾や服装、武器等が増え豪華になっていく」着込むタイプと「脱ぐ事で肌の面積が増え、魅力や色気が増したり、逸話のある傷跡や四肢等が見えるようになっていく」脱ぐタイプ、「一度脱いでから別のものを着たり、服装や姿が段階で全く異なる」変則タイプに分類される。
おおよそは、再臨段階が上がるにつれてそのサーヴァントの逸話や神話、史実のイメージを思わせる物が増えていく。
着込むタイプは「騎士王」や「主人公の後輩」「風魔の忍」などが該当し、脱ぐタイプは「呪腕の暗殺者」や「姫路城の城化生」「反転した騎士王」などが、変則タイプは「赤い弓兵」や「有名な浮世絵の絵師」「疑似サーヴァントの軍師」などが該当する。
現状では変則タイプが多く(鎧→別の服や、装備追加→エフェクト変化等)、中には一定の再臨段階で立ち絵の構図や背景が変わるキャラも存在する。
サーヴァントによっては再臨段階で宝具や戦闘モーションの演出も変わる。
また、例外として現時点では1騎のみ、再臨段階ごとに別人が召喚されるサーヴァントが存在する。
シナリオでの扱い
基本的にシナリオおよび幕間の物語で使われる立ち絵はこの1~3の再臨グラフィックのキャラが使われており、それに差分となる表情を変えることで表現される。(稀に専用の立ち絵も用意される)
サーヴァント達は一度霊基再臨すると自分で自由に着替えられるようで、作中ではパワーアップの表現として立ち絵の再臨段階が変化したり、単純に服装を変える、といった表現の用途で使われる事が多い。
pixivでは
複数の段階が描かれているイラストにこのタグがつくことがあるが、あまりこのタグが直接使われることはない。
イラストとしては基本的に描かれているサーヴァントの真名(或いは仮の名前)がタグとして使われており、サーヴァント達は描き手の好きな思い思いの姿で描かれる。