概要
「モンスターハンター4」で初登場したモンスター。
別名は「化け鮫」。
MH4のPV第4弾に登場した、氷海に出現する巨大なサメの様なモンスターの正体。
新しいモンスターの分類「両生種」に属する。幼体は「スクアギル」と呼ばれ、区別されている。外見の通り弱点は火と雷なのだが、雷の方がよく効く。
生態・行動
肉食で食欲旺盛かつ獰猛、サメやカエルの様に、動く者は何でも口に入れようとする。
人間も例外ではなく、ザボアザギルに襲撃されたという報告が後を絶たないらしい。
その為、拘束攻撃は「丸呑み」で、もちゃもちゃと咀嚼される。
こやし玉を使う事で脱出できるが、胃袋に排泄物を投入されるザボアザギルの心情やいかに。
機動力は高く、水中は勿論、地上や氷中でも素早く動き回る。
特に、氷の下からの奇襲攻撃には細心の注意が必要。
幼体スクアギル同様、体を急激に膨張させる事ができ、
これを利用して相手を飲み込んだり、体を膨張させ、ボディプレスやローリングで攻撃する。
なお、膨らんだ状態での攻撃は転がったりバウンドしたりと何気に可愛い。
pixivでもこの状態のザボアザギルを描いたイラストが多い。
怒り状態になると、体から分泌される特殊な体液で全身をコーティングする事で、
頭頂部に鋭い角を、背中から尾鰭にかけて棘を形成し、攻撃力が上がる。
これは攻撃のみならず敵から身を守る堅牢な鎧となる。一度この形態になると、怒り状態が収まっても、膨張しない限り氷の鎧は解除されない。ただ、氷の鎧は攻撃する事で壊せるので、壊すと落し物をする。
この体液はコーティングだけでなく、口からブレスの様に吐き出す事ができ、
これで獲物の体温を奪ったり、凍結させて足止めする事もある。
「化け鮫」の名前の由来は、上記の様に体を急激に膨張させたり、
氷でコーティングする事で姿が大きく変わる様子からつけられたものらしい。
亜種
「モンスターハンター4G」に登場。別名「虎鮫」。
原種とは違い砂漠に生息しており、体色も赤褐色に変化している。
原種は、上記の通り「氷で全身をコーティングする」能力を持っているが、
亜種は「砂漠」に生息する為、氷のコーティングはできない。
その代わり、頻繁に通常状態 ⇔ 膨張状態の変化を行い、こちらを翻弄してくる。
また、膨張時も矢継ぎ早にジャンプを繰り出したり、口からブレスを吐きながら元の姿に戻ったりと、原種以上にアグレッシブ。ブレス属性も変化しており、直線状ブレスは水属性、単発ブレスは麻痺属性へと変化している。
因みにドドブランゴとベリオロス同様、「寒冷地に生息していた原種に対して、亜種は砂漠に生息する」点は同じ。その為、どこぞの砂鮫が目立たない。ザボアザギル亜種も「砂の鮫」だし。
余談
- 別名が訓読みのモンスターは他にもいるが、別名に平仮名が入る者はザボアザギルが初。
- こいつも釣りカエルで釣れる。しかしこいつらと違ってザボアザギルは氷上を泳ぐ為、釣る前に見つかってしまう事が多く、メリットが無い。
- 氷海の戦闘BGM「銀盤に潜む牙」はザボアザギルのテーマ曲。というか、氷海に出現するモンスターは専用BGM持ちが多く、まともに聴けるのはザボアザギル位しかないので、(後はガララアジャラ亜種、たまに氷海へ出張するテツカブラ戦で聴ける位)実質ザボアザギル専用。