概要
「モンスターハンター4」で初登場したモンスター。本作初登場の両生種に属する。
外見は豪壮な牙の生えた蛙といった趣で、別名も鬼蛙。
拡張版であるMH4G、さらにMH4シリーズをベースとしたMHXにも登場している。
生態・特徴
主に地底洞窟に生息している。
食欲旺盛で、動くものなら何でも食べようとするという非常に獰猛なモンスター。
発達した脚力を生かしての跳躍・突進でハンターを翻弄する。さらに、発達した牙で岩を運んだり、噛み砕いてハンターに細礫をぶつけたり、さらに岩をひっくり返して相手からの攻撃から身を守る盾にしたりと器用な一面も。
さらに、口から相手のスタミナを奪う緑色の液体を吐き出して攻撃してくる。
尻尾は普段は黒く鬼の金棒のような形状をしているが、大技を出したり岩を運ぶ際に力んで白く膨張してしまう。この時の尻尾はとても柔らかいので隙あらば狙っていきたい。
地底洞窟に出現することが多いが、未知の樹海、氷海、地底火山にも出現することが確認されている。
繁殖形態は卵生。
マウスブルーダーであり、雄は卵や幼体を口に抱え、しばらく保護する。
上記のような獰猛なモンスターではあるが、人間が飼育して懐かせる事もできる模様。
亜種
モンスターハンター4Gで登場。別名「荒鬼蛙」。
火薬のススによって体表が緑色に変色しており、顔と脚が赤熱して赤みがかっている。
詳細は該当記事を参照。
岩穿テツカブラ
モンスターハンタークロスで登場。
顎が非常に発達していて、巨大な岩盤を掘り起こしてブン回す。
詳細は該当記事を参照。
幼体
モンスターハンターライズに登場。特に何も言われていないが原種の幼体と思われる。
既に見た目はほぼテツカブラだが、幼体だけあって成体よりも体がずっと小柄。また、尻尾にオタマジャクシを思わせるヒレがある。
テツカブラはライズ作中では成体含めて狩猟する事はできず、幼体はゴコクが飼育している「テッカちゃん」として登場している。
如何なる経緯かテッカちゃんはゴコクを父親の様に慕うほど懐き、背中に乗せている。
他の人間にはあまり懐かないとの事だが、ゴコクがテツカブラを飼育している事を不安視する者はおらず、少なくともテッカちゃんが人間を襲う事はない模様。
好物はうさ団子だが、川魚を狩猟している姿も目撃されたとか。
もし成体が本作に参戦していたら、その別名から鬼モチーフになっていたかもしれない
武具
武器
テツカブラの武器は巨大包丁、鍔無し刀、花火大砲などの古風な印象を受ける見た目のものが多い。
同ランクで作れる他の武器と比べてかなり高めの攻撃力を持つ。
反面、斬れ味や会心率が犠牲になっており、使いこなすのはやや難しい。
さらに強化することで亜種の素材を使ったものになるが、覚醒すると爆破属性を得る以外は特に変わらない。
防具
防具 | 下位 | 上位 | G級 |
---|---|---|---|
原種 | カブラ | カブラS | カブラX |
亜種 | カブラZ |
基本防御力が高めで、スキルも体力や防御力UPなど、守りに特化した構成となっているのが特徴。
このため、中盤の攻略にはうってつけである。
また、女性用(上)は剣士・ガンナー問わずピッチリとしたデザインで何気にエロい。
G級になると一転露出が控えめとなり、中国系の武将のような誂えになる。
原種防具は変わらず守り特化の構成だが、亜種防具は聴覚保護や爆弾強化などの攻撃的なものが目立つ。