概要
『モンスターハンター2(dos)』(MH2)で初登場の、「牙獣種」に属する大型モンスター。通称「雪獅子」。パッケージ裏にでっかく載っているモンスターである。
MH2で初登場のフィールド「雪山」に生息する。立派な牙こそブランゴを率いる親玉の証であり、折られてしまうと信用を失われてしまう。
「あらかじめ手下のブランゴを雪の下に潜らせておき、必要なタイミングで呼び出して包囲する」といった、群れの特性を生かした賢い戦法を利用している。
『モンスターハンターポータブル 2nd』(MHP2)では「雪山」が最初に訪れるフィールドであり、ドドブランゴも比較的序盤で遭遇できる。しかし、ドスギアノスを討伐したからと言ってドドブランゴを甘く見てはいけない。
その動きはドスギアノスよりも素早く(特に怒り状態時)攻撃力も段違いで、油断していると攻撃を当てることなくあっという間に【力尽きました】でキャンプ送りにされてしまう。
とはいえ、高威力の攻撃の前にはどれも非常にわかりやすい予備動作があるため、慣れてしまえばそこまで苦労せずに狩猟できる。人によっては、ドドブランゴよりも前に戦闘することになるフルフルの方が、緊急回避ができず、高威力&麻痺効果のついた電気ブレスを吐いてくるため強敵だと感じたかもしれない。
尚、ポッケ村の先輩ハンターはドドブランゴを好敵手として挙げており、幾度となく激戦を繰り返したらしい。
MHP2G以来しばらく登場していなかったが、MHXにて、子分のブランゴ共々久々に復活。後輩的な存在であるウルクススとも初共演した。
専用BGM
ドドブランゴの専用BGMは2つ存在する。
1つは「怒れる雪獅子」。MHFとMHP2Gの雪山凡用BGMである。
もう1つが「白い闇の住人」であり、こちらはMH2からMHP2までの雪山凡用BGMである。MH2でもハンターとドドブランゴが戦闘するシーンで流れている。
なお、BGMが差し替えられた経緯については未だに公式からの見解がないため不明。
真偽は定かでないが、一部からは『スチームボーイ』のBGMと似ていることが指摘されており、盗作疑惑が浮上したためではないかという説があったりする。
余談
名前の由来は「轟く(意味:広く世に知れる。名高くなる。)」+「blanco(意味:スペイン語で白。)またはblanc(同義のフランス語)」からだと思われる。
関連イラスト
関連項目
ベリオロス、ザボアザギル…亜種が砂漠にいる氷属性モンスターの後輩。前者は名前に「白」を意味する部分(ブランゴ:スペイン語の「Blanco」またはブラン:フランス語のBlanc、ベリ:ロシア語の「белый」)があり、長い牙を持つ。後者は同種の小型モンスターが登場している。
ガムート、ウルクスス…雪山の氷属性牙獣種の後輩。前者は長い牙と優れた知性を持つ。二者とも亜種のかわりに二つ名がいる。
ゴシャハギ…寒冷地に生息し、吹雪を吐く牙獣種の後輩。こちらは二足歩行がメインで