大雪主ウルクススとは、モンスターハンタークロスに登場する牙獣種:白兎獣ウルクススの二つ名持ちモンスターである。
概要
通常種よりも強靭な体躯を得た個体。
黒みを帯びた毛並みを持ち、面構えにも攻撃性が感じられる。
発見時及び怒り時の威嚇行動にバインドボイスの効果が追加されているが、こんなものは序の口にすぎない。
通常種よりも巨大な雪玉による攻撃のほか、各種攻撃によって発生する雪煙を浴びることでも雪だるま状態になってしまうため、だるま無効のスキルを発動させて根本的に無効化してしまうのが最も好ましいだろう。
また、通常種の弱点でもあった大きな音を聞くと体がすくんでしまう性質は健在であり、特に、巨大な雪玉を担ぎ上げた瞬間を狙って音爆弾や高周波などによって怯ませると、持ち上げた雪玉が脳天直撃してしまいより長時間拘束することができるだろう。
総じて原種のウルクススを大幅強化したような性能だが、最初期に解放される二つ名持ち三種の中では素の性能だけを見れば比較的戦いやすい方に分類される。
全体的にブラッシュアップされ、大雪玉投げつけや「バックスピン(9の字を描くように雪だるま状態と氷属性やられを付与する雪煙をまき散らしながら旋回滑走しつつ距離を取る技)」という完全新規モーションを獲得してはいるが、紅兜のような設定ミスを疑うような激烈な攻撃倍率も無ければ、矛砕のような鉄壁の防御を持っているわけでもなく、狩猟環境と状態異常付与技の多さと厄介さの比重が大きいためか本体性能はそれほどでもなく、対策さえ取ってしまえばかなり楽になる。
一式揃えることでハンターたちにとっては本来アウェーである寒冷地をホームグラウンド化出来るガムート防具一式に雪だるま状態対策に「だるま」を装飾品や護石等で付与すれば一気に戦いやすくなるだろう。
但し、それでも二つ名持ちであることは変わらない。
原種以上に常に動き回ってハンターを翻弄し、頻繁に怒り状態への移行をする事でバインドボイスでこちらの動きを止め、更に攻撃範囲が広く読みづらい攻撃を複数有する上に状態異常を付与する攻撃も多いので対策なしではかなり辛い戦いとなる。
特にこちらの行動を制限する攻撃が多いので舐めてかかれば気づけば巨大雪だるまの材料にされていることだろう。
肉質も紅兜ほどではないが硬めののっぺり肉質であり、特に斬属性と弾属性に関しては弱点部位が無い。
武具
武器は通常種のそれを黒を基調にリペイントしたものとなっており、「エオスト○○」あるいは「黒兎○○」の銘を冠する。
防具のデザインは通常種の防具のデザインを基調に、ゴシック風にリメイクされている。
また、女性用頭防具やオトモ頭防具はうさ耳のついたシルクハットとなっており、どことなく不思議の国のアリスに登場する白ウサギを髣髴とさせる。特に、オトモ防具に至ってはポーチも懐中時計のような形になっている。
一式揃えた場合のスキルは「回復速度+2」、ジャンプ攻撃の威力と乗り・ダウン蓄積値を増加する「飛燕」に加え、強化することで「回避距離UP」と「スタミナ急速回復」の効果を併せ持つ二つ名スキル「大雪主の魂」が発動する。
発動スキルの都合上、ほとんどエリアルスタイル専用と言えるだろう。
またMHXXでは「乗り名人」を追加した上位スキル「真・大雪主の魂」が追加された。
関連タグ
モンハン モンスターハンター カプコン ウルクスス 二つ名持ちモンスター
紅兜アオアシラ 矛砕ダイミョウザザミ 同時期に狩猟可能になるであろう二つ名持ちモンスター