概要
二つ名持ちモンスターとは、MHXで初登場した新しい種別である。
元々原種にある「別名」と違い、さらにもう一つの別名が付加された危険モンスター達を示す。
今までの亜種や希少種とは違い、いわゆる特殊個体モンスターとほぼ同格であり、原種のモンスターが厳しい生存競争を生き抜くために独自に進化した個体だという。
普通の原種と変わって体の一部の形や色、大きさや機能が異なるものがほとんどである。
MHXでは亜種が一切出てこないので、その代わりに二つ名モンスターを導入したとのこと。
狩猟条件
二つ名持ちモンスターの狩猟は、集会所で「特殊許可クエスト」のみで受けることができ、なおかつそれぞれに定められた「特殊許可券」が必要となる。
特殊許可券は龍歴院にてポイントと交換して入手したり、すれ違い通信をして郵便屋さんから入手するなど、様々な方法がある。
それぞれの特殊許可クエストは特定のクエストをクリアすることでレベル1が解禁され、受注者はクリアするごとに次のレベルが解禁されていく。最大レベルは10。XXからはG5になっている。
クエスト内容は多岐にわたり、通常の狩猟クエストから連続狩猟クエスト、通常種や他の大型モンスターとの同時狩猟、アイテム持ち込み不可の捕獲クエストなど、中には厳しいものもある。レベル10は溶岩島や禁足地などと罠設置不可能のフィールドが用意されている。
MHXXからはG1~G5が追加され、さらに難易度が上がり、獰猛化モンスターや二つ名持ちモンスターの同時狩猟。中には一回力尽きた時点でクエスト失敗とかなりの鬼畜クエストまで用意されている。(幸いにもキャンプスタートで支給品も用意されている。)
しかし・・・G5まで終わらせるとG5のさらに上の難易度、超特殊許可クエストが受けれることが可能。その難易度はMH4GのLv140のギルドクエストかMHF並の難易度となっている。ステータスが大幅強化され、大技の攻撃は即死か瀕死ぐらいのダメージとなっている。もちろんレベル10同様に罠設置不可能のフィールドとなっている。さらに支給品なしとアイテムお届け隊使用不可という複雑なルールも追加している。幸いにもその対象となっている二つ名持ちモンスター一匹だけなので他のモンスターが乱入することはない。超特殊許可クエストはHR(ハンターランク)が100以上でないと受注することは出来ないという特殊ルールとなっている。見事クリアすれば二つ名装備での防具合成が可能(しかし条件は研究室の拡張が必要なる)となり、各二つ名持ちモンスターのイメージカラーの着彩が変更可能になる。
武器・防具
二つ名持ちモンスターから入手できる素材を用いれば「二つ名武具」が生産可能になる。
二つ名武具はそれぞれ「RARE X]という特殊なレア度が設定されていて、「狩技ゲージが溜まりやすい」という特徴を持つ。
見た目や性能も原種のものと変わっており、(物にもよるが)通常個体の武具よりも高性能なものが多い。余裕があれば揃えてみるのも良いだろう。
なお、防具に付随するスキル「○○の魂」という二つ名スキルは基本的に二つ名武具固有のもので、防具一式を揃えなければ発動しない。このため、最近のモンハンでは非常に珍しい「他の防具と組み合わせるのではなく一式着用が求められる防具」である。また、防具のレベルを6まで上げなければスキルが発動しない点には注意。XXからは「真・○○の魂」が登場。14まで上げれば今までの○○の魂に一つのスキルが追加or強化される。ただし○○の魂は発動しなくなるので注意。
該当モンスター一覧
判明している二つ名持ちモンスターは17種。
種別の並び順はモンスターハンターシリーズのモンスター一覧に準ずる。
※はMHXXで登場したモンスター。
鳥竜種
飛竜種
甲殻種
牙獣種
銀嶺(ぎんれい)ガムート(※)
獣竜種
牙竜種
両生種
MHST2では
ストーリークリア後のエンドコンテンツにおいてなんとオトモンにすることができる。
ただし、入手難易度はかなり高め。
・黒炎王リオレウス
・紫毒姫リオレイア
・荒鉤爪ティガレックス
・白疾風ナルガクルガ
・鏖魔ディアブロス
・青電主ライゼクス
・銀嶺ガムート
・天眼タマミツネ
・燼滅刃ディノバルド
・金雷公ジンオウガ が該当。
この内、四天王と黒炎王は追加アップデートで追加。また、紫毒姫のみ依頼する人物が違う。