概念
ジンオウガの中でも、その特異性から二つ名を与えられた極めて強力な個体。
ハンターズギルドでは≪金雷公≫と呼称される。
その名の通り金色の雷をまとい、非常に美しい姿をしている。
ハンターノートによれば、とある地方に金雷公に関する伝承が残されており、こう述べられている。
金色なりし雷狼竜の王、一度吠ゆれば千光を操り、万雷を放つ。
寄るべからず、触るべからず、決して逆鱗に触れることなかれ…。
<<金雷公>>の怒りに触れることなかれ。
生息地は渓流や古代林をはじめ、原種と同様。氷海にも姿を見せることも。
常に全身から稲妻のようなオーラを出しており、二つ名の威圧感を放つ。
サイズも一回り程大きく、角を狙うのは注意が必要である。
通常個体との差
戦闘面での特徴は最初から超帯電状態であり、疲労しないということ。
そこからさらに帯電し、黄金色の真帯電状態となる。
またサマーソルト攻撃を二回連続で行う、前足がとんでもなく硬いなどの通常種を凌駕する能力を持つ。
生息地は渓流や古代林をはじめ、原種と同様。氷海にも姿を見せることも。シビレ罠は一切効果が無く、その場で壊されてしまう。
通常個体と違って両方の角が左右非対称になっていて、サイズも一回り程大きいこともあり、狙うには工夫がいる。金に煌めく甲殻や体毛はガンナーの弾に対する頑強性を持っており、Xの時は頭部にさえあまり効き目がなかった。
(さすがにやりすぎたと判断されたのかG級では頭部肉質が軟化し弱点特効が適用されるようになり幾分か楽にはなっている。)
ボディプレスは被弾した場合、致命傷は免れない。しかも同じ雷を司る二つ名、青電主ライゼクスのあの技と同等の威力である。また、全体的にこちらを気絶状態する技が多く、気が付いたら力尽きるなんてことも。
真帯電状態
咆哮等の動作から一気にチャージしてこの状態に移行する。完了したときに首を回す仕草を見せるのが特徴。雷光虫弾の軌道がカーブを描いて着弾するようになり、しかもほぼ100%気絶するトラップへと変わるため、危険。ちなみにG級個体は最初からこの状態であり、少し小手調べを終えたあたりでさらに怒り状態となる。戦闘力を上げた状態から、さらに火力が上がるので注意。
動作が大降りになるが、お手攻撃で地面から雷が沸き上がり、強烈なタックルやリオレイア希少種のような二回攻撃から派生サマーソルトを放つなど、強烈なコンボを放ってくる。
捕獲依頼
二つ名個体の鬼門、上位終盤もしくはXXからのG級個体へ挑むためには避けては通れない、
弾・ビン以外のアイテム持ち込み不可捕獲クエスト
当然ながら金雷公にも存在するが、他の二つ名とは違ってシビレ罠が効かないため、代わりに落とし穴が支給される。これが非常に厄介で、恐らく全ての二つ名モンスターでも最大の難易度を誇っている。
XXからは事前に予約してクエスト中に条件を満たすことで、アイテムお届け隊の申請が出来るようになった。特に捕獲セットの登場で幾らかは以前程苦労せずにクリア出来るようになったのだが、肝心の落とし穴を支給してくれるセットは存在しないため、金雷公に限り捕獲のチャンスは追加支給を含めてたったの二回だけである。
また、二つ名モンスターは全体的に足を引きずる瀕死の動作を見せにくく、捕獲されまいとエリア移動を繰り返すので、少ないチャンスを最大限に生かす必要があるため、確認や打ち合わせは必須とされている。
余談
特殊許可クエストである「金雷公狩猟依頼10」は
金雷公1頭とドスファンゴ1頭の狩猟である。
同列に位置する他の二つ名持ちモンスタークエストと比べると難度はかなり低い。
ドスファンゴも体力が低いので実質金雷公1頭だけである。
しかし入手できるハンターランクポイントはレベル依存の為か2310ポイントとかなり高い。
このためハンターランクポイント稼ぎとして「金雷公狩猟10」が多く用いられる事となった。
関連項目
モンスターハンタークロス / MHX ジンオウガ 二つ名持ちモンスター
ヌシ・ジンオウガ:共通点が多いジンオウガの特殊個体