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ジンオウガ

じんおうが

『モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターの一種。
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概要

狩られる前に狩れ!
待たせたにゃ!


モンスターハンターポータブル 3rd』(MHP3)で初登場。通称「雷狼竜(らいろうりゅう)」。
MHP3で初登場となる「牙竜種」を代表するモンスター。
以降もメインシリーズではMH3GMH4MH4Gに登場しており、MHXへの登場も決定している
さらに、メインシリーズのモンスターとしては非常に珍しく、MHFへの逆輸入もされている(2008年のシーズン1.5でティガレックスアカムトルムの逆輸入が行われて以来、およそ7年ぶりの快挙)。

ティガレックスに代表される四足歩行性の飛竜種に近いが、より四足歩行に適応している。
(元が飛竜種と考えるなら)翼は完全に退化し、背骨も直線に近くなっている。

MHP3が発表された2010年3月16日当初から公開されている同作の看板モンスターである。
水中戦廃止に伴い、『モンスターハンター3(トライ)』(MH3)の看板モンスターであったラギアクルスに代わり、そのポジションに就いている。
それを意識したためか背中の発電器官のデザインもラギアクルスのものに似ている。
また、「雷狼竜」の名の由来は「超帯電状態」という従来と一線を画す生態に因るものだと判明している。
ムービーなどで見せる、シルエットに外殻の間から光が漏れるシーンは「モビルスーツ」と呼ばれた。

MHP3の舞台となるユクモ村は温泉郷として名高い村なのだが、近隣の渓流にこのジンオウガが現れるようになり、困った村がハンター(プレイヤー)に助けを求めることになった、というのがMHP3のストーリー。なので村長クエストの狩猟クエストをクリアするとスタッフクレジットが見られる。
…当然ながらその程度では全要素のさわりだけに過ぎず、まだストーリーは続く。

実はジンオウガは、本来は霊峰という場所にアオアシラ共々住んでいた。しかし、ある古龍の襲来により霊峰を乗っ取られ、渓流に逃げてきた…という設定がある。
そのためか、MHP3のあるムービーでは、雨の中、暗雲の中に舞う龍に咆哮をあげているジンオウガの姿が拝めたりする。

MH3Gでも登場するが、実をいうとMH3GはMHP3の数年前の世界を描いた話であり、それにも関わらずギルドがジンオウガの存在を認知しているということになっており、「ユクモ村近隣の村に被害が出たことを受けて、ギルドがジンオウガの存在を認知し、狩猟依頼を出した」とするMHP3における設定と矛盾が生じてしまっている。

MH4では最後に公開されたPVにて登場し、続投が確定。
今作では、主に「天空山」と呼ばれるフィールドに登場する(ギルドクエストでは未知の樹海に出現するほか、村最終クエストの「団長からの挑戦状」ではシャガルマガラの生息地である禁足地に姿を現す)。
MH3Gまでと比べて全体的に動きが素早くキビキビと動く上、矢継ぎ早に攻撃を繰り出してくるため隙が少ない。帯電していない状態でも複数の攻撃パターンを組み合わせてくるようになっているため、これまでと同じだと思って挑むと間違いなく苦戦するだろう。特に、頭突きでこかされる→前足たたきつけに被弾、回り込み→突進or飛びかかりのコンボは厄介であり、多くのハンターが悲鳴を上げた。
また、上位になると新たなモーションとして、「前足たたきつけの2発目の直前でチャージを行い、より威力を増幅した攻撃を繰り出す」という厄介なモーションが追加された。威力や攻撃範囲がアップすることはもちろん、電力をチャージされてしまうため、超帯電状態の解除がやや難しくなった。

ゲーム内ムービーの中ではウイルスに侵された状態で同じくウイルスに侵されたイーオス達と戦闘をしている最中に突然倒れこみ(その前の動作もどこかおかしい)、これまたウイルスに侵されたドスイーオスが首元に食らいつくと同時に食らいつき返し、そのまま狂ったように放電を繰り出すという、かつてあった大災害の片鱗が垣間見える場面にも登場している。

MH4の続編であるMH4Gにも登場。今作では新たに原生林に姿を見せるようになったほか、狂竜ウイルスを克服した極限状態の個体も登場した。


MHFでは、2015年7月のG8アップデートで参戦。
メゼポルタギルドではこれまで確認されてこなかったモンスターであったため、遷悠種という新たなカテゴリーに分類されることとなった。
狩猟するにはHR5(旧HR100)以上で、G級ではGR(ジーランク)500が必要だった。
ちなみにおなじみのBGMもある。…というか他もかなりMH3G仕様。

ジンオウガの行動

その巨躯とは裏腹に俊敏で、かなり素早く苛烈な攻撃を仕掛けてくる。
その代わり、ナルガクルガのように攻撃の合間合間に隙ができることが多い。

ジンオウガとの戦闘中、時折その場で電気を纏って2、3回吠える動作をする。
これは、体内の蓄電器官と雷光虫を使って充電しているようで、充電が完了すると、戦闘能力が飛躍的に上がる「超帯電状態」に移行する。
この状態になるとスピードが格段に上がり、ほとんどの攻撃に雷属性が追加される。
ただしその反面防御力が少しダウンし、全身の肉質も少し柔らかくなる、諸刃の剣といえる形態である。
吠える動作の咆哮がまるで危険を知らせるサイレンのようでもあるが、この時に顔に攻撃を集中させる、或いは部位破壊や乗りで怯ませ、チャージを中断させることも可能。但し、超帯電状態に移行すると同時に一瞬放電を行い、近くにいるハンター達にダメージ(と雷やられ)を与えてくる。

超帯電状態になると曲がりながら飛んでくる電撃弾の弾数が増えるほか、一定範囲にデタラメに落雷を発生させる「放電」を使ってくる。放電の射程距離自体はそんなに長くはないが全方向をカバーする上に範囲内にランダムで落雷がバラバラのタイミングで発生するためうかつな接近は非常に危険。

「充電」はシビレ罠の電力でも可能で、通常状態では罠として機能するものの実際に「効いている」訳ではなく、拘束が解かれると充電が一段階進んでしまう。
さらに超帯電時は無効化されるどころか、上を通過しただけで罠を破壊されてしまう。
超帯電の電力が大きすぎて逆にシビレ罠の方が耐え切れずに過電圧で破壊されるのだろうか?
或いは一瞬で電力をごっそり持って行かれてしまうからだろうか?

この超帯電状態は幾度か怯ませるなどして、その蓄積した電力を0にすることで解除できる。

亜種は雷光虫を集めているわけではないため、超帯電状態時にもシビレ罠が通用する。

MHFでの動き

G級個体は魔改造とも呼ばれるほどMHF風に改造が施されており、アッパーからのボディプレスによる根性貫通コンボ・溜めからの電光石火の如き速度での突進・雷光虫を放って、咆哮を合図に一斉に放電などの大技が増えている。
さらに、体力が減ると尻尾大回転の様な予備動作から超広範囲に放電し、それに巻き込まれた哀れなハンターを初期体力なら2度殺せるほどの超高速スリップダメージで削り殺すという必殺技を使ってくる。
その見た目に加えて喰らったら最後、根性スキルや絶対防御などの即死回避スキルを無視して消し飛ばされることからニフラムなどと呼ばれている。

極み吼えるジンオウガ

極み吼えるジンオウガ



MHF独自の特殊個体。撃退と討伐の二種類があり、討伐側は「こちらでないと手に入らないのは称号のみ」という腕試し的な性質が強い。

青色だった体色は麒麟の如く白銀にかわっており、常時超帯電状態を維持している。

最初はフィールドに見当たらず、ハンターが侵入したと同時に電光石火で瞬時に現れ上記のニフラムを含む2つの大技で先制攻撃を仕掛けると言う初見殺しを仕掛けてくる。
全体的に元のモーションのうち隙の大きいものを使わなくなっており、コンボによる手数で攻めてくる形となっている為、コンボ後の一瞬の隙を突く形で攻めることとなる。
そのため、ハンマーや大剣(極ノ型は除く)といった先読み気味に溜めた1撃を叩きこんで回避といった手段を取る武器とは相性が悪い。

討伐に関しては、制限時間が10分しかないのにも関わらず全体防御率・体力・肉質ともに規格外な上、体力が半分を切ると肉質が硬化するという性質を持って居る為、弱点特攻を始めとした火力スキルによる単純な物理性能のごり押しでは有効打を稼ぐことが難しくなっている。
属性武器等に加えて毒属性武器や氷界創生スキルなどの全体防御率を無視して安定したダメージを稼げる要素、不退や纏雷などの肉質を軟化させるスキル等を駆使してあらゆる方面でダメージを稼ぐ方法を模索することを要求される。

当時は極み個体が誤解(極み喰らうイビルジョ―が超属性特化が有効だった為)されていたこと、そして当時主流であった火力を上げて物理で殴ればいいと言わんばかりの風潮が上記の防御性能と致命的に相性が悪かったことも合わさり、初日の討伐報告は0という絶望的数値を叩きだし2日目にようやく討伐報告が上がり、動画のアップにありつけたのは3日目という有り様だった。
しかし、そこから火力絶対主義から一転して上記の様にあらゆる方面でダメージを稼ぐ方法が徹底的に研究され7ヵ月後にようやくソロ討伐報告があがった。
MHF-Zに移行してからは全体的な強化もあり、縛りプレイでのソロ討伐を成し遂げた猛者も現れている。

生態

ジンオウガと雷光虫は共生関係にある。
雷光虫は武具の素材にもなる上、モンスターハンターの世界における照明器具などにも利用されているのだが、それは名前の通りに「電力を発する」という特性ゆえである。
雷光虫は体から発する電力で捕食者から身を守るのだが、ガーグァは絶縁性のくちばしをもつために、電力を持っていても関係なく食べられてしまう。すなわち、雷光虫の天敵はガーグァなのだ。
そこで、ジンオウガの出番である。ジンオウガ自身もおそらく発電能力を持つ(というか生物は基本的にその程度に違いはあれど発電能力は持っている。人間とて例外ではない)のだが、電気袋などを入手できないあたり、フルフルなどのように格別強力な電気を発生させることはできないのだろう。そこで、雷光虫との共生である。素材に「蓄電殻」などがあるあたり、ジンオウガは発電よりも体内に電流を溜めて小出しにするような電気の扱いと思われるため、雷光虫の力を借りて、それによって強大な電力を得るのだろう。
雷光虫からすれば、強力な肉食生物であるジンオウガと共生することにより、ガーグァから身を守れる利点が、ジンオウガには狩りなどの時に有利になる強力な電流が得られるというわけである。
尚、ジンオウガとともに行動しているときの雷光虫は何らかの活性化をしているらしく、通常黄色く光るものが青白い発光を行うようになる。その状態の雷光虫は「超電雷光虫」として個別の素材として扱われる。

亜種

Lv G ☆☆☆ 凍土の黒き雷
黒雷迅王


モンスターハンター3(トライ)G』(MH3G)に登場する。
詳しくはジンオウガ亜種

その他

  • 通称に「牙竜」が付くのはこいつではなくベリオロスである。「ベリオロス=牙の生えた竜」「牙竜種=牙獣の様な竜」ややこしいなぁ…
  • 転ばせて背中に近づくと虫網が使え、「超電雷光虫」(亜種は蝕龍蟲)という虫が採れる。
  • ぽかぽかアイルー村Gではジンオウガが登場するクエストだけフィールドが紅葉になっている特別仕様。
  • 期間限定でUSJのアトラクションの主役(?)に大抜擢。特殊な光の演出や「地を震わすような」エフェクトにより、ジンオウガの雷撃を体感できるという大迫力の内容となっている。勿論、ジンオウガ本体もリアルな造形とアクションを見せてくれるので、ハンターならずとも是非見ておきたい。因みに、他にも等身大のセルレギオスのオブジェ等も存在する模様。


防具

ジンオウ装備


男性はオーソドックスな防具にジンオウガのフォルムを取り入れたような形。特に剣士頭部はジンオウガを模した鋭い表情となっている。
女性は割と露出度が高く、剣士はへそ出し、ガンナーは鎖骨から右胸にかけてはだけたような隙間がある。さらにパンツの上にそのまま草摺(くさずり)を乗せている形になっているので、貴重なパンチラ成分を持つ。
頭の角飾りなど男女ともに鬼を意識したデザインとなっている。G級装備(MH4では上位装備)はケモノ耳がつく。

性能は雷耐性が高いのはもちろんのこと、本作が初登場の新スキル「力の解放」が発動する。
これは一定条件を満たすと会心率の上昇など、様々なステータスアップが付与される。発動中は手が青白く光るようになる。
ジンオウ装備の項目も併せて参照されたい。

武器

ちなみに上位ジンオウガ素材から作成できる武器の名前は、日本神話の中で黄泉の国に堕ちたイザナミに付き従う八柱の雷神(八雷神)の名前が付けられているのだが、イザナミ自身は黒い雷を纏っていたという実際の記述があったり…。
亜種のモチーフのひとつだろうか?

以下がその武器名。
古事記の記述に基づいた言葉が使われているが、一部は日本書紀の八色雷公からも引用されている。
よく読み方を間違われやすい。

王牙大剣【黒雷】(くろいかづち)
王牙刀【伏雷】(ふすいかづち)
王牙剣【折雷】(さくいかづち)
王牙双刃【土雷】(つちいかづち)
王牙鎚【大雷】(おほいかづち)
王牙琴【鳴雷】(なるいかづち)
王牙槍【若雷】(わかいかづち)
王牙銃槍【火雷】(ほのいかづち)
王牙剣斧【裂雷】(王牙剣【折雷】と同じ)
王牙弩【野雷】(のいかづち)
王牙砲【山雷】(やまいかづち)
王牙砲【震雷】(しんらい)
王牙弓【稚雷】(わかいかづち)

MH4では王牙砲【山雷】に代わって王牙砲【震雷】が登場している。
見た目も強化前の名称もまったく変わっており、何故そうなったかも不明。
決して山雷の性能がネタすぎたからとかではない…はず。

生態動画



関連タグ

モンスターハンター MHP3

ライボルト:「青と黄色の配色で電気を操るモンスター」の先輩。

雷刃の襲撃者:共通点が多い。

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