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片手剣

かたてけん

片手剣とは、片手で扱える範疇の剣のことである。刀剣類の基本形。(ちなみに両手で扱うことを前提とした剣は便宜的に両手剣と呼ばれる。)。
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この世の大半の刀剣類は片手で使うものであるため、フィクション作品以外でわざわざこと単語が用いられることはあまりない。


概要

文字通り、片手で扱うことを前提とした構造を備えた剣。

基本的に刃は60cm以上90cm未満、柄の長さは余裕を持って、拳1つよりやや大きいか、1つ半程度であることが多い。

重さは平均して1kg前後になるように設計され、重心の位置は用途を問わず、鍔から10~25cmの間になるように調整されていた。


 (重心は物体にかかる重力の中心点ようなモノで、棒に近い形なら重心を点で支えるとシーソーのように釣り合う。剣の重心は柄に近いか遠いかで扱いやすさや威力が変わる重要な要素である。例えば、レイピアやブロードソードは片手で素早く扱えるように、刀身と柄の境目から約10cm離れた所に重心があり、またロングソードならば、刀身と柄の境目からなるべく10~15cmの位置に重心が来るように調整されていた。)


片手剣は刀剣類の標準型といってもよく、世界各地で用いられてきた。例えば、欧州では古代ギリシャの時代からを片手に剣を振るう戦法が盛んに用いられてきたため、自然に片手で扱える程度の大きさの剣が定着することとなった。知らんけど。ぶっちゃけ諸説あってよくわかってない。ナイフの延長にある道具だからかも知れない


とにもかくにも世界的には、片手用こそが主流であって、両手用刀剣類のほうが少数派である。そして両手で使う刀剣類というのは、おおむね大型である傾向が強く、長柄武器と刀剣類の中間に位置づけられるある意味特殊なタイプでもあった。

片手剣が戦時の予備武器から平時の護身用まで幅広い用途があり、さまざまな身分の人が扱うのに対し、両手剣は専門の兵士が取り扱い、戦争という限定された場面でしか使えないため汎用性が低い。そのような立ち位置のために使用人口は少ない。


日本のフィクションに慣れすぎていると感じにくいが、主に両手で扱い、しかも片手用の刀剣のシェアを奪い、日本という地域の標準になっていた(それでいて用途も他国の片手剣と変わらない)日本刀はかなりイレギュラーな部類に入る。

 

ここまで両手剣と片手剣の話だったが、片手でも両手でも扱える剣のことは片手半剣(バスタードソードと呼んだり呼ばなかったりする。


Pixiv内での傾向

Pixivでは、主にモンスターハンターシリーズの武器として言及される。

また、プレイヤーが扱っている限り、片手剣とみなすこともある。


関連タグ

武器

両手剣 大剣

剣と盾


片手剣の種類

グラディウス

ロングソード ショートソード

サーベル レイピア

カッツバルゲル ブロードソード ファルシオン

ショーテル シャムシール シミター

カタールジャマダハルカトラス

バイキングソード アーミングソード

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