概要
1898年にオーストリアのラスト&ガッサー社が開発したソリッドフレームの軍用リボルバー。
道具なしでの分解が可能であるのと、ローディングゲートを開けるとトリガーとハンマーを離してくれる安全機構と、当時としては先進的なフレーム側に撃針を配置する構造が特徴。このおかげで安全性が高く、オーストリア二重帝国だけでなく、イタリアやユーゴスラヴィアなどが採用し第二次世界大戦中も使用した。
しかし口径が小さく威力不足が低いのと、グリップ角度が急で握りづらいのにユーザーは悩まされた。
フィクションでの使用
タンネンベルク - 第一次世界大戦の東部戦線を題材にしたFPS。中央同盟側のKuKトゥルップの下士官が使用できる。
ゼンダ城の虜 - イギリスの冒険小説。何度も映画化されている名作であり、1952年の映画にて主人公のルドルフ王が使用する。
性能
全長 | 223mm |
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銃身長 | 116mm |
重量 | 935g |
使用弾薬 | 8mmガッサー弾(8.1×27mm) |
装弾数 | 8 |
口径 | 32口径 |