ルベルM1892

るべるもでーるあんゆいっとぬふどぅ

ルベルM1892(Lebel Modèle1892)とはフランス製のリボルバーである。

概要

　正式な名称は1892年型デ・オーダナンス 軍用リボルバー(service revolver model 1892 d´Ordonnance)、1892年にサンテティエンヌ造兵廠で開発されたダブルアクション/シングルアクション両用の軍用リボルバーである。そのためにMAS1892、Mle.1892とも呼ばれる。

　フランス軍のほか、国家憲兵隊や警察に採用され、特に警察では1960年代まで使用された。

　珍しい右側サイドスイング式であり、これは士官向けとして作られた事から士官用サーベルとの両用する事を想定して装填しやすくするためである。

　扱いやすいがその変わり生産当初から使用弾薬の威力不足に現場は悩まされており、給与された同盟国のイギリスではあえて黒色火薬を使い貫通力を減らして衝撃力を上げ、少しでもストッピングパワーを上げようとの工夫が為された。

フィクションでの使用

• Squad44

第二次世界大戦を題材にしたFPS。フランス軍の兵士がサン＝テティエンヌ Mle.1892(St.-Étienne Mle.1892)という名称で使用する。

性能

全長	254mm
銃身長	117mm
重量	840kg
使用弾薬	8mmルベル弾(8.3×27mmR)
装弾数	6
口径	32口径