概要
拳銃は数多くの種類が存在するが、装填・排莢の方式によって単発式・複銃身式・回転式・自動式に大別される。
輪胴拳銃(輪胴式拳銃)は回転式拳銃の古い呼び名。英語ではリボルバー(Revolver)と呼ばれ、回転を意味するリボルビング(Revolving)から来ている。
輪胴は19世紀初頭から多用され始めた古い方式。
発射機構に連動して弾丸を装填した輪胴(シリンダー)を動かし、薬室の弾を入れ替えて連続発射出来るようにしたもの。
自動拳銃より簡単な構造で作りやすく、輪胴部に問題が起きない限り確実に動作する利点がある。
装弾数は少なく、クリップという装填のために弾薬を一纏めにした物が使えない限り、一発ごとに装填する必要があり、また銃を撃つ時に輪胴と銃身が離れているために隙間から発射用火薬の煙がいくらか漏れてしまう欠点がある。
回転式拳銃の例
- コリアー フリントロックリボルバー
- コルト M1905 マリーン・コープス
- コルト M1909 ニュー・サービス
- レミントン M1875SAA
- ウィンチェスター センテニアルM1876
- スタームルガー シングルシックス
- スタームルガー LCR
- ハイスタンダード .22リボルバー
- ダン・ウェッソン・リボルバー
- チャーターアームズ ブルドッグ
- ロッシ M971
- FAMAE FT-2000
- ラマ コマンチ
- アストラ M44
- カー・ズ・パテント・リボルバー
- ウェブリー RIC
- トランターリボルバー
- ヴェロドッグ
- モーゼル C78
- アルミニウス HW-3
- コルス コンバット
- ローム RG-14
- FN バラクーダ
- Cz ZKR551
- グワードリボルバー
- KBP OTs-01 コバルト
- KBP OTs-38 スチェッキン・リボルバー
- KBP ウダール
- IOF .22
- ノリンコ NRP9
- 桑原製軽便拳銃