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概要

イタリアのマテバ(マキナ・テルモ・バレスティック)社の製品。

上方にスイングアウトするシリンダー、普通のリボルバーとは逆方向の下部にある銃身が特徴。

もともとはMTRシリーズの括りでMTR-6として開発されていた。

発砲時に銃身の跳ね上がりを抑えるために銃身上部にバレルウェイトを設置しており、まるで銃身が二つあるようにも見えるデザインとなっている。

競技用として販売された銃の為に反動を抑えるため、このスタイルになったというが、おかげで他のリボルバーとはかなり違う奇妙な外観をもつ。

リボルバーの銃身交換にはバイスで銃本体を冶具を用いて固定し、力をかけれる大きな工具を使う必要がある上にシリンダーギャップ等の調整が非常に面倒で、設備のある場所でないと交換が出来ないのだが、2006Mでは専用工具のみで簡単に銃身を取り外すことが可能で、射撃場などでも別の長さへの交換が簡単に出来るのが特徴。

6発装填ではなく7発装填のマテバ2007Sというバリエーションモデルも作られている。

現在は生産終了(というか会社が倒産)したため、6 Unica同様にマニアやコレクターには高額で取引されている。

後にマテバ社が再興された際に6 Unicaは再販されたが、こちらは再販されていない。

有名になった所以

押井守監督作品GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊にてトグサがこの銃に架空デザインを加えた物を使用したことで日本で有名になった。詳しくはマテバM2007の記事を参照。

この作品をきっかけに日本の他の創作作品でも本銃が登場することが増えた。

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マテバ2006M
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