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M1875SAA

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M1875SAAとはレミントンが開発したシングルアクション式リボルバー。
目次 [非表示]

概要編集

コルトのシングルアクションアーミーとの混同を回避するため、インプルーブド・アーミーやフロンティア・アーミーとも呼ばれる。

レミントンが1875年に流石に古くなったニュー・モデル・アーミーを近代化する形で開発したシングルアクションのソリッドフレーム式大型リボルバー。

ニュー・モデル・アーミーから引き継いだ取り外ししやすいシリンダーを持った扱いやすいリボルバーで、コルトのシングルアクションアーミーのライバルと言えるような存在だった。

しかし、軍用リボルバーとして大口の契約が見つからず、シングルアクションアーミーに敗れた。


比較的注文が多かった顧客はエジプト政府で、1万丁ほど納入された。またガンマンのジェシー・ジェームズが使用したことで有名。


主なバリエーション、派生型編集

M1890

M1875と社名変更記念モデルのM1888をかけ合わせていいとこ取りをして生まれたソリッドフレーム式リボルバー。堅牢さを売りにしていたが1890年にはソリッドフレームもう旧式で完成度の高さに対して顧客が思ったより付かず短い間しか生産されなかった。

ネイティブアメリカンの警察が携行するサイドアームとして使用された。


ウベルティ1875

著作権切れ銃の高品質レプリカ製造を主とするイタリアのウベルティ社が開発したリメイクモデル。1875、1888、1890モデルがあり、忠実に再現したものの他、無煙火薬対応で.357マグナムや38スペシャルに対応したモデルも存在する。


性能編集

全長342mm
銃身長139.7mm、178mm、203mm
重量1.27kg
使用弾薬.45コルト弾(11.5×32mm)、.44レミントン弾(11.4×27mm)、.44-40ウィンチェスター弾(10.8×33mm)
装弾数6
口径45口径、44口径

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