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バイキングソード

ばいきんぐそおど

バイキングソードとは、中世ヨーロッパで用いられた刀剣の形式の一つ
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本記事では刀剣の内、諸刃のものを剣、片刃のものを刀とする。

概要

バイキングソードは、スカンジナビア半島の海賊兼商人のバイキングが使っていた剣というイメージが強い。
しかし、バイキングが猛威をふるっていた当時の剣としては平均的なものである。バイキングが使う剣というより、貴族の専門兵士や族長、その他裕福な戦士などが使用する特権階級の武器というのが実態に近い。
(というか中世の長い期間、剣という武器がこういう扱いだったと思っても良い)

バイキングを含めた大半の兵士・戦士から見て、剣や金属製の甲冑は高嶺の花といっても過言ではなく、身に付けるのは困難だった。普通は革製の鎧を着込めるだけでも御の字だったといわれ、武器は短い槍や斧、スラマサクスとよばれる短めの刀を用いた。

形状の傾向

  • 刃渡りは70cmから90cm程度で、重さは1.2kgから1.5kg程度である。
  • 後世に登場した剣と比較して、突き刺す攻撃よりも盛大に斬りつけ叩き付けることを重視したため剣身の先が丸い。
  • 冶金技術が低くく、細身で軽量かつ頑丈な剣身を作り出すことが難しかったため、肉厚幅広であり軽さも考慮して幅の広い溝が剣身の中央に彫ってあった。
  • 高級品とされる物には模様鍛接とよばれる工法が用いられており、その工法で作られた刃は大理石のような文様が浮かんでいるのが特徴であった。(そうでなくとも剣身には何かしらの模様が描かれる場合も多く、一説には折れやすかったため、折れないためのまじないだったといわれる。)
  • 鍔は西洋刀剣に多く見られる棒状の鍔で、後世のそれと比べ小さく強度が低い。(そのため敵の攻撃を防ぐ為のものではなかったといわれる。)


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西洋剣 片手剣

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