操虫棍とは、モンスターハンター4で新たに登場した武器種である。
概要
操虫棍は先端に刃が付いた細身の武器で、現実に存在する武器でいうなら薙刀に近い。
攻撃は棒術のようなアクロバティックなものとなっている。ちなみに「棍」と名は付いているが攻撃は斬属性。
また印弾(後述)の射出孔からガスを放出し、
そのガス圧と棒高跳びの要領を利用することで、段差の無い場所でもジャンプができる。
猟虫
そして最大の特徴はハンターの右腕にとまっている巨大な虫である。
これは狩猟用に飼い馴らされた「猟虫」という虫で、
ハンターがモンスターに発射した印弾(しるしだま)めがけて飛ぶ性質を持っている。
モンスターに引っ付いた猟虫はモンスターから「強化エキス」を採取し、
エキスによってハンターを強化してくれる。一度に3種類の強化が可能。
エキスは全部で3種類ある。
エキスの色 | 効果 | 効果時間 | 備考 |
---|---|---|---|
白 | 移動速度&跳躍力強化 | 90秒 | モンスターの移動に使う部位(翼、後脚など)から取れる |
赤 | 攻撃モーション強化 | 60秒 | モンスターの攻撃に使う部位(頭、前脚など)から取れる |
橙 | 防御力強化 | 120秒 | 移動、攻撃以外に使われる部位(背中、腹など)から取れる |
複合エキス | 効果 | 備考 |
---|---|---|
白+赤 | 移動速度&跳躍力強化・攻撃モーション強化・攻撃力強化 | |
白+橙 | 移動速度&跳躍力強化・防御力強化・咆哮無効(※) | |
白+赤+橙 | 上記の効果全て | 60秒経過で3色とも消失、効果延長不可 |
猟虫にも打撃、切断の種類があり、打撃型であればモンスターの頭を狙って気絶させることもできる。ただし打撃型には武器の属性が乗らないので注意。
強化エキスの効果は猟虫で攻撃したモンスターの部位によって変わるので、モンスターの動きを見極めて狙った部位に正確に当てることが重要となる。
猟虫には4つの種類があり、それぞれが異なった戦法を持つ。
通常型
エキスを取って戻ってくる際に、ハンターを回復する効果を持つ。特にこれといった特徴は無いが、序盤は防具が揃っておらず防御力が低いので助けられる事も多い。
速攻型
3種類の中では最も速い
腕にとまらせた状態で暫く経過するとチャージ状態になり、次に相手モンスターに当てた場合の威力が3倍以上にもなる。速攻型にはチャージ完了までの時間が短いタイプ、チャージ攻撃で5連撃をするタイプ、トリプルアップ時間が長くなるタイプの3つがある。
粉塵型
3種類の中では中間の速さ。
印弾をつけた場所にスタミナが切れるまで自動で攻撃を行う猟虫。また自動攻撃をした際には特殊な粉塵をばら撒き、それをハンターが攻撃すると粉塵の効果が発動する。爆破、麻痺、回復などの様々な粉塵の種類が存在する。粉塵型には自動攻撃をする頻度が高いタイプ、猟虫のスタミナの減りが遅いタイプ、猟虫のスタミナが回復しやすいタイプの3つがある。
共闘型
3種類の中では最も遅い。
その代わりに効果は非常に強力で、なんと一度に2色のエキスを取ることができる。猟虫ごとに色が決められていて、その色以外の部位に当たるとその部位と決められたエキスの2色を同時に得ることができる。また、トリプルアップ状態での一部の攻撃において棍の動きと連動して攻撃する。打撃攻撃の猟虫を使えば相手を気絶させることも容易。共闘型には常に赤エキスを取るタイプ、常に白エキスを取るタイプ、常に橙エキスを取るタイプの3つがある。
なお、猟虫は加工屋で購入することができ、購入できる種類はストーリーを進める度に増えていく。猟虫の強さは操虫棍の種類に依存しているので、武器選びの際は操虫棍の猟虫レベルに注目すると良い。
空中攻撃
先述の通り段差の無い場所でもジャンプの可能な操虫棍だが、空中での攻撃に関してはトップクラスのものを持っている。ジャンプ突進斬りと舞踏跳躍の存在である。ジャンプ突進斬りは棍を回転させつつ突進して連続でダメージを与える技なのだが、この技の最後の1発がヒットした場合、舞踏跳躍が発動して再び空中に舞い上がる事が可能。舞踏跳躍は3回までしか使えないので、ずっと空中に居続けるのは流石に不可能だが、弱点部位が高く狙いにくいモンスターや、空中にいることの多いモンスター相手にも強気に出ることができる。ただし空中攻撃の火力はそこまで高くは無いので注意が必要。基本的には地上で攻撃している方が火力が出るので、相手モンスターの突進攻撃や空中からの攻撃を躱しつつ使用するなどタイミングをうまく見計らっての使用が求められる。
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