概要
『モンスターハンタークロス』の新要素の1つ。
これまでハンター側のモーションは武器ごとに決められたものが1つだけしか用意されていなかったが、今作では「個性的なハンティングが選べる4種類のスタイル」があり、いままでのアクションを楽しんだ上で、より広がりを持ったアクションを選べるようになっている。
つまり武器種14種 X スタイル4種 の、計56種類の戦い方が選べることになる。
拡張版である『モンスターハンターダブルクロス』では更に2種のスタイルが追加され、
合計6種類となった。
つまり武器種14種 X スタイル6種 の、計84種類もの戦い方を選べることになった。
1つのスタイルを貫くも良し、全てのスタイルをすべてマスターするも良し、敵や状況に応じてスタイルを使い分けるも良し。まさに『己の狩りを見つけ出せ』ということであろう。
スタイル概要
クロスにおいては、以下の4種類が存在する。
ギルドスタイル
前作4(G)と同じような感覚で操作できるオールラウンドなスタイル。狩技を2つまでセットできる。
初心者や、これまでの操作方法を維持しつつMHXの新たな要素を楽しみたいという方にお勧め。
ただ逆に言うと特殊能力が少ないスタイルということでもある。そのため狩技ゲージが溜まりづらく、他スタイルと比べて狩技が使いにくい。
エリアルスタイル
回避行動が縦回転しながらの跳躍:エア回避になる。この跳躍中に何かに触れることで、それを踏み台にして大ジャンプする踏みつけ跳躍に派生し、そのままジャンプ攻撃に繋げることができる。
なお、踏みつけ跳躍は大型モンスターに限らず、小型モンスターや味方のハンター、さらには大タル爆弾などでも行うことができる。
一方で、セットできる狩技が1つだけと少なく、ハンマーの溜め3や大剣の地上での溜め切りのように使用できなくなる技や連携が多いといった欠点も存在する。
ブシドースタイル
回避を攻撃に繋げられる、アクション性重視のスタイル。
攻撃をタイミング良く回避やガードをすると、それぞれ「ジャスト回避」や「ジャストガード」となり専用のアクションができる。その代わりにこちらもセットできる狩技は1つだけと少なく、更にはいくつかの技や連携の削除、ジャストアクション前提の攻撃力調整がされていることも。
また連続攻撃に弱く、無暗にジャストアクションをすると次の攻撃で叩き潰されることもある。ただその仕様上、回避やガードの性能を切ることも可能なスタイルでもある。
ストライカースタイル
操作がMH3やそれ以前の作品に近くなる代わりに、狩技を最大の3つセットできるスタイル。他のスタイルより狩技の使用に必要な「狩技ゲージ」が溜まりやすいというメリットがあり、狩技に特化した狩猟スタイルである。そのためクロスから復帰したハンターにとっては『操作しやすい&狩技特化』となり、デメリットが実質ゼロなんてことも。
ただそれは逆に言うと、双剣の鬼人強化状態や弓の剛射などのように近作で追加された強力なアクションが存在しないという事であり、火力が出しづらいスタイルであると言える。
ダブルクロスにおいて、以下2種類が追加された。
ブレイヴスタイル
モンスターに果敢に攻めることで己を強化していくスタイル。
モンスターに攻撃を当てて専用のゲージを溜めていく事で、ハンターがブレイヴ状態という特殊な状態となり、通常では使えない専用の攻撃や、特殊な回避行動を行えるようになる。また、体力とスタミナを犠牲にして攻撃を躱す「イナシ」というアクションを使うことができ、こちらでもゲージを溜めることが可能。
ただブレイブ状態になるまで強力な技や連携が封印されているような状態であるため、ブレイブ状態を維持できなければ本領が発揮できないスタイルといえる。
レンキンスタイル
専用のマカ錬金タルでパーティを強化する支援に特化した狩猟スタイル。
攻撃を当てて専用ゲージを溜めて錬金を行い、ゲージが溜まっている程強力な効果を持つアイテムを生成できる。
狩技を3つ装備できる他、発動と同時にパーティを強化する「SP状態」の効果を錬金で強化できる特殊能力も持つ。また通常1つしか登録できないSP狩技を、最大3つまで登録することができるのもこのスタイルの特徴である。