天眼タマミツネ
てんげんたまみつね
四大メインモンスターの一角であるタマミツネが、宿敵との争いで瞳に大きな傷を負い、盲目になってしまった個体。無明に咲く天華と書かれている。
本来このまま自然淘汰されてしまうはずが、独自の能力を得て生き残ったばかりか、攻撃性と凶暴性が通常とは比べ物にならない。噂では、瞳の輝きを見た者は瞬く間に仕留めてしまうと言われている。
ダブルクロスから他の四天王と同様二つ名を得たG級個体限定。ちなみに「天眼」は、てんがんでなく、てんげんと読む。しかし「てんげん」と変換しても出てこないため「てんがん」と検索すると良い
全体が赤と言うより朱色に染まっているだけでなく、体毛やヒレが進化しており、これが視力を補う感覚器官としての役割を担う。
この力は現実世界においても、光の届かない深海生物達が環境に適応する形で身に付けた能力であり、実際にヒレやヒゲといった器官を用いて獲物の位置を理解して狩りを行っている。
さらに、全身から漂う泡にはゴア・マガラのようにこちらの位置を確認するセンサーの様になっていて、泡に触れた相手を執拗なまでに狙ってくる。両方の眼に深い傷を持っているので閃光玉は一切効果が無く、他のモンスターよりも形態によってパターンが大きく変わるのが特徴。
「タマミツネは余裕で倒せるから」余裕等と高を括っていると、二つ名四天王の恐ろしさを目にすることになるだろう。
追加されたG級の攻撃だけでなく挙動が異なり、特殊許可クエストの内容も凶悪なパターンが組まれていて、いずれも非常に厳しいものとなっている。攻撃面に至っては大きく強化された。
特に気をつけなけばいけないのが、一撃必殺クラスの技で、しかも2パターン存在する。どちらも当たれば大ダメージ&水平ふっとび。さらに吹っ飛ばされた衝撃で壁に当たれば確定気絶なので、致命的なまで厄介。幸いにも繰り出す前のスキは大きく、全身を丸めるように構えた後に繰り出してくるので、緊急回避の準備が間に合えば対処可能。
これらの大技や泡で危機に陥ったハンターに反応して、素早い技で止めを刺しに来るように動いてくるので、僅かなミスから一気に仕留められてしまうことも。
通常の状態。クエストにもよるがエリアに入っても気づかず、ぐっすり眠っている。
周囲を泡に囲まれて眠っている姿に驚くが、睡眠状態なので大タル爆弾の3倍ダメージが有効である。しかし、爆弾を仕掛ける際にうっかり泡に触れてしまうと、後述する天眼状態へと即座に移行する。
盲目を補う要素として、この状態では動きこそ緩やか(一部を除く)だが、全身が異常に硬い。
爪と尻尾が白く染まっているのは白髪ではなく、塗り固めて強化した泡が硬化したものである。特に両爪に至ってはどんな名刀でも歯が立たない。また、泡を漂わせながら移動する姿はどこか幻想的。
体が赤く染まり、瞳の傷が蒼く燃え上がった怒り状態。この青く燃え立つ眼が二つ名となった由来であり、危険な個体として制限を設けられている程。
また、生命の危機を感じることでも、この状態へ移行する。
無明状態の時に泡まみれ状態になることで、縄張りに入って来た敵と認識。強烈な怒りを向けてくる。攻撃が激しさを増し、赤い泡を両爪と尻尾に纏ってくる。赤くなった爪と尻尾は肉質が軟化して破壊することが出来るようになるが、赤くなった部位で攻撃を受けると体に泡が付着する。ただし、攻撃力が上がる。
天眼状態に限り、青い泡を吐いてくる時がある。公式で名前があり、狐火泡ブレスという。いつもの泡と思いきや、これに触れると爆発して本当に燃える。しかも火属性であり、この技も水平に吹っ飛ぶため非常に危険。さらに泡やられ【大】になってしまうと優先的に狙ってくる仕組みで乙ってしまう可能性も高い。消散剤の用意は必須である。
火と水の相反する属性を使いこなすのだが、きちんと理由があり、ハレツアロワナといった爆弾やガンナーの弾の調合に使う魚を食べ続けた結果、体内で爆発の力を使いこなせるようになったのではと説明されている。
モンハンの防具は、水に強い/火に弱いといった具合に相対するものが多いので、低耐性によるダメージ増加にも気を付ける必要がある。
武器のほとんどは「天眼」の銘をもっていて、同じ和風でも桜や春をイメージしていた原種とは異なり、紅葉と秋をイメージしているものが多い。四字熟語の意味には何かが無くなっていく。過ぎ去る。物寂しい意味がある。防具は剣士・ガンナーで共通の見た目だが、より派手な装いとなった。
武器種 | 名前(生産時) | 四字熟語意味 | 名前(Lv3~) | 名前(最終強化後) |
---|---|---|---|---|
大剣 | 天眼大剣・閑花素琴 | 静かに美しく咲いた花。装飾のない簡素な琴。閑静な春の雰囲気を醸し出すもののたとえ | みじばの朱剣の夕栄 | もみじばの丹朱漸染剣 |
太刀 | 天眼刀・雲散霧消 | 雲が散り霧が消え去るようにあとかたもなく消えてなくなること | たまきはる命刀の爪紅 | たまきはる霧命滅斬刀 |
片手剣 | 天眼扇・鏡花風月 | はかない幻。または目には見えるが手に取ることのできないもののたとえ | さにつらう色扇の唐楓 | さにつらう色法忌風扇 |
双剣 | 天眼双刃・色即是空 | この世にある一切の物質的なものはそのまま空であるということ | こまつるぎ我刃の剣舞 | こまつるぎ我執舞姫双 |
ハンマー | 天眼鎚・孤城落月 | 勢いが衰えてきて助けもなく心細い。 | たまかぎる磐鎚の星屑 | たまかぎる磐座磅魄鎚 |
狩猟笛 | 天眼鈴・千里結言 | 遠方にいる友人と約束した言葉 | あしたづの音鳴の紅舞 | あしたづの音動厭舞鈴 |
ランス | 天眼槍・飛花落葉 | 絶えず移り変わるこの世の、無常なことのたとえ | おおきみの笠槍の燕貫 | おおきみの笠貫壊世槍 |
ガンランス | 天眼灯槍・無明長夜 | 無明ゆえに生死流転していくことを長い夜にたとえ。悟りの境地に達しないこと | あぢむらの騒槍の関守 | あぢむらの騒鼓鎮守槍 |
スラッシュアックス | 天眼剣斧・愛別離苦 | 親愛な者と別れる辛さ。または愛する人と生別、死別する苦痛や悲しみ | ともしびの灯斧の紅旗 | ともしびの灯滅刻彫斧 |
チャージアックス | 天眼盾斧・光陰流水 | 月日の過ぎ去るさまは水の流れの速いのと同じ | ときぎぬの乱斧の紅衣 | ときぎぬの乱衣想慕斧 |
操虫棍 | 天眼薙刀・春愁秋思 | 春の日にふと感じる物悲しさ。秋にふと感じる寂しい思い | たくなわの千薙の胡蝶 | たくなわの千尋儚命薙 |
ライトボウガン | 天眼水銃・浮雲朝露 | 頼りなくはかないもの。または時の切迫していることのたとえ | ひさかたの天弩の時雨 | ひさかたの天紅驟雨弩 |
ヘビィボウガン | 天眼重砲・秋風冽冽 | 秋風の厳しく冷たい様子 | ちはやふる神筒の紅姫 | ちはやふる神山入輿砲 |
弓 | 天眼弓・露往霜来 | 露が降りる秋の季節が去り、霜の降りる冬の季節が到来する意味 | あかねさし照弓の日輪 | あかねさし照破天射弓} |
オトモ | 天眼ネコ傘・紅葉良猫 | - | くれニャいの飽食猫傘 |
発動スキルは泡沫の舞 軽業師 天眼の魂(真・天眼の魂)である。軽業師と泡沫の舞の効果は重複するので、豪華なラインナップ。
天眼の魂は、見切り+3と挑戦者+1の複合スキル。しかもG級装備なので、一式作成するだけで発動する。(ただし『真』を発動させるにはG4(レベル14)まで上げなけばならない。)真・天眼の魂では、見切り+3はそのままで挑戦者+2に強化され、ややぶっ壊れなスキルとなる。怒り状態に対して攻撃力が上がるので、まさに天眼の魂が込められているような力が狩人に宿る。特に貫通弾や会心武器との相性は抜群で、動きを止めたところで決めると気持ちがいい。
さらに、最終的な防御力は全防具でもトップクラスに入る程高いが、安定した性能を得るために立ちはだかる、二つ名武具レベル13相当の強化には最大のストッパー素材である天眼の尻尾が必要となる……。
尻尾という素材の性質上、一頭に付き一本しか入手出来ないことも難点。報酬でもらえるG5 クエストや超特殊許可は、想像を絶する難易度で、成功するよりも失敗の方が圧倒的に多いため、地道に集めていくしかない。
二つ名武具故にスロット数はゼロ。どうしても何かスキルをつけたい場合は、他の武器の空きスロットや護石に頼ろう。
無料アップデート第3弾でオトモン実装。共闘クエストの他、ポモレ花園のレア巣(上位/下位不問)から稀にタマゴを入手できる。通常のタマミツネのタマゴより色が暗く、最高レアである★7なので「とてつもなく重い」とコメントされる。
オトモンとしては水属性の攻撃スキルを所持していないのが特徴で、火属性攻撃は「狐火罠」という設置スキルで再現されているが、自身の属性で攻撃した方が強い仕様上他のオトモンから水属性スキルを引っ張って来た方が普通に強い。狐火罠を活用するなら火属性のオトモンに使わせよう。
水属性唯一の★7のため、水弱点のモンスターを相手取る際は必然的にお呼びがかかるだろう。
尚、産まれた際は通常のタマミツネ同様眼が開いているが、成長した瞬間眼が潰されている。…何があった。
実は天眼には、他の二つ名モンスターと大きく異なる部分が他にも存在する。
それは、盲目という設定を尊重するためなのだろうか、同じモンスターと連戦する二頭クエストが一つも無いことである。ただし、普通のタマミツネと現れることはある。同種は必ず一頭のみしか出てこないが、同時狩猟には対応できる模様。だが、その相方を務めるのはかの白疾風である。
コメント
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全盲ノ名ハ天眼
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