概要
「四天王」とされるディノバルド、タマミツネ、ガムート、ライゼクスの内ディノバルドはやや特別扱いされており、MHXの時点で二つ名持ちモンスターが登場していた(残り3種はMHXXで二つ名持ちモンスターが登場)。
見た目の特徴としては、全体的に赤黒くさらに甲殻が鋭角になっている。
また、体格が一回り大きくなっているだけでなく、ディノバルド最大の武器であった尻尾がおよそ1.5倍ほどにまで巨大化している。
戦闘能力
基本的な動きはディノバルド通常個体とそこまで大きくは変わらないが、尻尾がデカいため尻尾を使った各種行動のリーチが長大化しており、普段と同じ感覚では容易く被弾する。
行動スピードも全体的に加速しており、翻弄されやすい。
また、一切疲労状態にならないという地味ながら厄介な特徴を持つ。
通常個体との最大の違いは火属性だけでなく爆破属性も操るということである。
喉や尻尾に黒い粉塵を纏った状態では、爆破やられを付与してくるため、非常に危険。
粉塵を纏っていると、ただでさえ長い尻尾攻撃のリーチが爆風でさらに伸びる。ガンナーでも余裕で薙ぎ払われるので油断大敵。
また、この状態になった部位では通常時ではよく効いた水属性の通りが悪くなり、代わりに氷属性が弱点になるという特徴がある。
自分の使う武器の立ち回りで狙う部位に応じて属性を選ぶと良い。
最大の大技である大回転斬りをキャンセルして逆回転をかけてくるというフェイント染みた行動も身に着けている。
二連続で回転斬りが来ることになるので下手にジャスト回避したりすると被弾確定しかねない。
粉塵を纏った部位を攻撃して怯ませるとダウンを取れると同時に落とし物をする。
「燼滅刃の塵粉」はこの落とし物でしか回収できない激レア素材。逃さずゲットしておこう。
(G級後半以降までレベルを上げないと、討伐報酬、捕獲でも絶対に出ない。)
攻撃面は非常に苛烈だが、防御面はむしろ全体的に軟化気味。
恐れず攻め立てれば十分勝機は見える。
武具
燼滅刃の素材で作られた武器は通常個体と異なり爆破属性を纏う。
さらに斬れ味レベル+(匠)を発動させずに白ゲージを持つという特徴を持ち、
高めの攻撃力・汎用性の高い爆破属性・匠いらずの斬れ味・二つ名武器の例に漏れず狩技ゲージが溜まりやすい補正持ちとあらゆる面で隙が無く、本作における最強クラスの汎用武器として知られる。
反面、ガンナーでは爆破弾がまったく使えないなどのことから一線に立てていない。
ただし、その代償に前述の「燼滅刃の粉塵」を最終強化までに3つも要求してくる。
防具の「燼滅刃シリーズ」はレベル7以上にして一式装備すると、「剛刃研磨、精霊の加護、燼滅刃の魂」のスキルが発動する。
剛刃研磨は「砥石を使うと一定時間斬れ味が落ちなくなる」、精霊の加護は「一定確率で被ダメージを減らす」、燼滅刃の魂は「斬れ味レベル+2と弾導強化と砥石使用高速化の複合スキル」。
こちらも攻守ともに有用なスキルが揃っており、非常に優秀。
ただし、肝心の燼滅刃武器と一式で揃えると、斬れ味レベル+2が無意味になってしまうので相性は良くない。なぜかオンラインでは武器までフル燼滅刃の微妙に残念な人が多いが…。
しかも、有用な二つ名スキルを手に入れるために立ちはだかるのが、上記の塵粉であり、一式防具をレベル5に上げる際にそれぞれ1個ずつ必要になる。(合計5つ)落とし物専用でかつ入手確率が低く、どうしても立ちはだかることになる。覚悟するべし。
燼滅刃の魂に弾導強化がついているように、ガンナーも同じスキル構成であり、その際は銃を砥石で砥ぐシュールな光景が見られる。