宵の渉猟 好餌嗅ぎつけ喉鳴らし
毒味無用の舐め喰らい
足りぬ足りぬと 熱り立っては
如何物喰いの荒れ狂い
概要
古代樹の森下層の奥に生息する鳥竜種のモンスター。通称『毒妖鳥』。
カエルと鳥を無理やりくっつけたような見た目をしており、その不気味な見た目通り毒を吐き出してくる。毒はストロー状の舌からべちゃっと出す。
他にも尻尾の先端から毒ガスを放出してくる。
自分より弱いと判断した相手を襲うという狡猾な性格で、出会い頭に威嚇し、それに怯んだり逃げたハンターやモンスターには積極的に襲い掛かる。
自分より弱いと認識した対象を襲う…とあるが、ハンターとの戦闘中での鉢合わせであればアンジャナフだろうがリオレウスだろうがとりあえず毒液を吐くというやぶれかぶれというか勇敢というか…な一面を見せる。すぐ逃げるけど。
毒は体内にある毒袋によって生成されるものだが、これと摂取した木の実や植物が合わさることで毒液攻撃の性質が変わるという独特な習性がある。
摂取するものはドクカズラ、はじけクルミ、綿胞子草など。摂取することで毒液の射程や滞留時間、毒液の炸裂などが変わる。
戦闘中によくキョロキョロと辺りを見回す動作をするが、これは餌か毒液の材料の補充先を探しているらしく、放っておくと木の実や草を舌で舐め始める。
序盤において初心者に『空を飛ぶ』モンスターを知らしめると同時に、メジャーな状態異常である『毒』とその回復手段、フィールドの活用、事前準備や調合の応用などの基礎的な要素にプレイヤーを慣れさせる役割を持つ。
また、プケプケのモーションはこの後に登場することになるリオレウスやリオレイアと同じものも多く、言わば対飛竜戦の立ち回りを教えてくれる先生ポジションも担っていると言える。上位だとさらにリオレイアじみた動きをするようになり、油断ならない強敵となる。
『モンスターハンターライズ』では公式のランス紹介動画で特に何の前触れもなく登場していた。
同作では大社跡・砂原・水没林で登場する。
なお、村下位ではセレクトクエストからハブられてしまっており、プケプケのクエストに一切手を付けなくてもストーリーを進められてしまう。あんまりである。集会所下位ではちゃんとセレクトクエストに選ばれているというのに…。
装備
プケプケ装備が作成可能。一言で表せばプケプケで作ったギリースーツ。見た目はまさしくフォレストレンジャーである。プケプケの頭部をイメージしたフードがキュート。実際の性能は植生学と毒属性強化というプケプケの生態にあったスキルを発動出来るため、毒系武器に強く、ついでに採取にも強いという探索向きな性能。オトモ装備だと撃てないのに矢筒がついている。
ちなみにアステラのハンター達に人気なのか、プケプケ装備を身に着けているハンターは男女で1人ずつ、そして調査員も隠れ身の装衣の下にプケプケ装備をつけている人物がいる。
亜種
続編となる大型DLCモンスターハンターワールド:アイスボーンでは
水妖鳥プケプケ亜種が新たに登場する。
詳しくはこちら
余談
このプケプケ、名前の由来はおそらく嘔吐を意味するスラングpuke(ピューク)であると思われる。「毒を吐く」という言葉にかけているのだろうか。
作中世界では割と人気なのか、アイスボーン以降の各種コンテンツにはプケプケを模した家具やチャームなどの小物のバリエーションが豊富になっている。
『ウィッチャー3』とのコラボによる特別クエストでは、クエスト中に発生するサブイベントで救出することで、討伐対象との戦いで一時的に共闘することになる。ただし、登場時に既に瀕死状態で、尚且クエストの真エンドを見るためには彼の生存が必須になるので、戦闘自体はより難易度が上がってしまっていたりする。この戦闘時のプケプケは普段のオトモアイルーやトモダチになった小型モンスターと同じ扱いなので、粉塵や回復弾などで随時援護してあげよう。
実はメルノスに托卵する。
モンスターハンターワイルズでは現状は参戦したという報告はないが、PV中に幼体と思しきモンスターが映り込み話題になったが、後に無関係であると発表された。残念
関連タグ
イャンクック 以前の先生役