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概要
モンスターハンターワイルズから新たに登場する翅のない蚊のようなモンスター。隔ての砂原の岩盤地帯を主な生息地としている。
体型はカンタロスや、オルタロス等に近い(モーションはネルスキュラのそれを流用している模様)…が、その2体どころか今までの小型甲虫種よりも遥かに巨大。どれくらいの大きさかと言うと、通常時で少し屈んだハンターと同レベルの大きさで、拘束する際ハンターの全身に覆い被される程。現実の蚊よろしく複眼が大きく、腹部には長い体毛が生えている。背部から脚は金色にも見える黄色で、腹部は暗い色をしている。
前述の通り翅はなく、ハチのような長い脚を持つ。
本種は吸血性の生物であり、針のような口吻で吸血を行う。小型の獲物(ハンターなど)には覆い被さり、大型の獲物(ケラトノスなど)には鎌状の前足を使って襲いかかり、押し倒して吸血する。
体格故に獲物は生かすことなく殺害してしまう。
吸血の際はゆっくりと外皮を切り裂くのではなく、口吻を直接突き刺しているように見える。
(現実の蚊よろしく雌のみが吸血するのか否かは不明)
群れを成す習性があり、3匹前後で列を作りながら徘徊している。また、立体的な地形に張り付くこともでき、岩盤地帯の天井に張り付いている個体も見られる。張り付いているのは獲物を待つためのようで、気配を察知すると飛び降りてくる。
防衛本能からか獲物と認識しているのか、ハンターを見つけると威嚇して襲いかかってくる。
攻撃頻度は控えめで、様子見するような動きも多い。
チャタカブラが天敵であり、彼らに威嚇するものの長い舌で絡め取られて捕食されてしまう。この行動は実際に観察することができる他、痕跡として残る唾液に、ブブラチカの脚が混じっている。
外見について
虫嫌い及び節足動物恐怖症から見れば従来のどの小型モンスターよりもダントツで許容し難い見た目をしており、その存在が明らかになった時、虫嫌いなプレイヤーからは悲鳴が上がった。
更に上述通り群れで活動し、ノミのように飛んだり天井からいきなり落ちてきたりとこれでもかとトラウマを植え付けんとしてくる。
吸血に至っては苦手な人からすればギィギやスクアギルの方がまだマシなレベルでキツい光景である…
なお、寄り道せずに真っ当にストーリーを進めた場合最初に戦う事になるモンスターとなる。
というのもストーリーで最初に遭遇するのはバオノスとバーラハーラだがこの時は逃げるしかない。そしてその後チャタカブラと戦うことになるのだが、よりによって岩盤地帯で戦うことになり、その時ひょっこり出て来るのが本種である。ストーリーを楽しみたいハンターも初めてのモンスターを追ってたらいきなりクソデカい蚊が現れて驚いたことだろう…
しかし彼らは実はハンターのみを積極的に襲うわけではない。というのも本作の小型モンスターは大型モンスターを優先して攻撃してくる仕様なのでかのにっくき諸先輩方らと比べるとお邪魔される事は少ないと思われる。
更に音に弱いという明確な弱点もあり、音爆弾や咆哮で怯む事もある。おまけにこう見えて体力は低く、乱戦になるといつの間にか死んでることも。
要は気持ち悪いのは見た目のみであり、他はさしたる害もない弱いモンスターである。
一方、虫に対してさしたる嫌悪感を抱かないハンターからは列を成して行進する様や前足を広げて威嚇する様子を「かわいい」「カマキリと蚊のミックスのようでかっこいい」という評価も見られる。
とはいえ、やはり毎回こんなキモい蚊を目にするのは嫌だと思うプレイヤーへの配慮としてか蜘蛛恐怖症対策モードなるものが搭載。これをオンにしてみるとブブラチカの見た目がぷよぷよした黄土色のスライムへ大変身。スライム姿のモンスターがハンターに襲いかかる姿はとてもシュール。
なお、このモードが有効なのは小型と環境生物のみであり、ラバラ・バリナなどの大型には適用されないとの事。