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キングクルール

きんぐくるーる

キングクルールとは、スーパードンキーコングシリーズに登場する悪役である。
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概要

クレムリン軍団のボス。 最近はクレムリン軍団の総帥と紹介されることも。

王冠と赤いマントを身につけている二足歩行をする、左目が血走った大柄なワニ。
シリーズの多くではラスボスとして登場している。
一人称は主に「オレさま」。

2007年からデザインに手を加えられ、以降の作品に引き継がれている。
主な変更点は

  • 左目の充血が控えめになった。
  • 王冠は小型化。
  • 腹部の光沢が無くなっている。
  • (特に64のゲーム画面では)長かった尻尾が生えているどころか無くなっている。
  • 手指に鋭い爪がある(64のゲーム画面でも爪があったがアートワークではない)。
…というもの。

ドンキーコング64ではボクシング形式の最終決戦を仕掛けたり、スマブラSPでは相撲を意識した動作をするなど格闘技が好きな所も垣間見える。

CV:土屋トシヒデ(たるジェットレース以降)

各作品において

キャプテンクルールバロンクルールについては各記事を参照。

スーパードンキーコングシリーズ

スーパードンキーコング

初登場作品。手下をけしかけて倉庫番をしていたディディーコングを退け、コング達が持つバナナを盗み出した。
特技は死んだフリと大食い。その死んだフリだが、初出の『スーパードンキーコング』で早速披露しており、偽のスタッフクレジットまで仕込む徹底的な演出で、ガチで騙されたプレイヤーもいた。当然ながらその後待っているのは不意打ちである。
一応、「THE END?」といういかにも何かありそうな表示が最後にあるため、スタッフロールをしっかり見ていれば見破ることも可能。
王冠で頭を守っているためか、王冠を投擲する攻撃中しかダメージを与えられない。そのため基本的には相手の王冠投げ待ちになるが、突進・大ジャンプでサイドを変えながら大砲の弾を上から落下させたりと牽制攻撃も多彩。上記死んだフリの後は、新規攻撃パターンの小ジャンプ移動を繰り返すようになり、偽クレジットの混乱覚め在らぬ初見を入念に殺しに来る。
タイミングこそパターンがあるものの、そのタイミングがシビアであり、中々の強敵として立ちはだかる。これら攻撃をかいくぐったのちに、上記の死んだふりでもろに騙され絶望したプレイヤーも多い事だろう…。

リメイク作品の『ドンキーコング2001』(GBC)ではミニゲーム「ガリオンガンマン」にも登場し、所有する船の大砲を撃ってくる。GBA版では台詞が追加されており、続編について匂わせる発言をしていた。
後日談に当たる『スーパードンキーコングGB』では、ゲームボーイでもプレイヤーを楽しませられるか試そうと考えたクランキーコングに依頼されて再度バナナを盗むことに。

ドンキーコング64

移動要塞ブラストマティックを用いてDKアイランドもろとも消し飛ばそうとしたものの、計画の直前で不慮の事故によって砲台が故障、修理の時間を稼ぐためにドンキー以外のコングを誘拐しゴールデンバナナを盗み出した。また、人魚姫からパールを盗んでいたりと本件とは別の悪事も働いている。ブラストマティック砲はゲームオーバー時のムービーで稼働するが、発射直前で画面が切り替わるため最後まで発射される描写を見ることはできない。
本作では「オレさまは失敗が嫌いだ」や「死ぬ前に、何かリクエストはあるか?」などと大ボスらしい凄みを見せたり、逃げ帰ってきたアーミィ・ジローに激怒したり、監視員を放ってブラストマティック砲を強制労働同然で修理させたり、逃げ出したボディガードを刺客を放って粛清したりと冷酷な面が際立っており、部下に対する当たりも強い。計画のリーダーだったスナイドのことは信頼せずに解雇しているが、こちらはコング達が好機を掴む結果となっている。

終盤ではバトルクルーザーで逃亡するものの、解放されたクランジーに弄ばれ墜落。最終決戦ではグローブとチャンピオンベルトを身に着け、ヒップドロップから衝撃波を放ったり、グローブをブーメランのように投げつけたり、自身を透明化してリング中を駆け回ったりと、より自由な戦いっぷりを見せた。本作はSFC時代以上の巨体(特に理由は明かされていない)ということもあり、コングクルー側はタル大砲による体当たりや巨大化からのメガトンパンチなど相応の手段を仕掛けてくる。…のだが、一部コングからの攻撃手段はどこか容赦がなく、照明を頭に落とされたり照明が外れずに暗中模索ななかバナナの皮で転んだり靴に入り込まれ足指へ羽を撃ち込まれる羽目になる。更に上記の巨大化メガトンパンチを受けるのはこれらの後なので、真っ当な対抗手段と言えどもさすがにたまったものではないだろう。ちなみに靴に入り込んだ際の足指は本来3本のところ何故か4本に増えている(ムービーでは従来通り3本)。

ドンキーコングVSキング・ク・ルール


※ガチの殴りあいはありません

最後はワニのくせに異種であるキャンディーコングの色仕掛けに嵌り背後からそのままファンキーコングの兵器で吹っ飛ばされる等やはり詰めの甘さが目立つ。

パーフェクトクリア時の撮影裏現場ではドンキーと仲良く遊んでいた。
スマブラSPのバンジョー&カズーイ参戦ムービーにおいてもドンキーの家で仲良く昼寝するなど、プライベートではマリオがクッパと仲が良いように、こちらもプライベートでは仲が良いようである。

フレンドリーなキングクルール様



その後

レア社が生み出したキャラであるが、そのレア社が2002年にマイクロソフトへ買い取られ、現在はディディーコング等と同様に任天堂所属のキャラクターとなっている。
任天堂へ移ってからは、翌年発売された『ドンキーコンガ』に登場。初めてレア社以外が手掛けるドンキーコングシリーズに出演した。オープニングムービーではタルコンガを彼の罠かと警戒されるのだが、その辺りはさすが宿敵といったところだろうか。しかしミニゲーム「沈め!クルール !」では鉄の樽でぶん殴られたり、フリーセッションでは仲良く踊っていたりとコミカルさも健在である。

『ぶらぶらドンキー』

より多く獲得した者がジャングルのヒーローになれるというウィナーメダルを盗む。盗み取る際にヒーローは自分だと言い切っているのだが、本当にヒーローになりたかったのだろうか…。
計二戦行われ、一戦目はパネルトッテを登っていき、先にゴールした側の勝利(勝利すると、「今のは練習だ!」と言い訳する)。二戦目はアタックで相手のライフを0にすれば勝利。姑息な手を一切使うことがないため、歴代で最もシンプルなバトルと言えよう。
条件を満たすとジャングルピック内で操作が可能。記念すべき初のプレイアブル化である。

『ドンキーコングたるジェットレース』

全性能星4つの隠しキャラとして登場。珍しく爪を使った攻撃ができる。たるジェットは基本的に腰に装着する物なのだが、彼のタルジェットは専用の、大型のタルの中心をくり抜いた乗り物になっている。
ボイスも一新され、64のドスのきいた声とはまた違ったボスらしさを感じさせる。

『ドンキーコングジャングルクライマー』

バナナ星人からクリスタルバナナを盗み、そのパワーを使って世界征服を企む。クレムリン軍団の技術を存分に活かしており、異空間への入り口を開くワープ装置や大型ロボット「メガンプ」、宇宙戦艦「キングクルーザーⅣ」ともはやSFじみた兵器や発明品を次々繰り出してくる。後に宇宙征服へと野望が拡大。初戦はスピードが速く、ダメージを与える度にトゲ付き鉄球で地上の足場を埋めてくるので厄介。最終決戦ではクリスタルバナナを飲み込んで「ビッグキングクルール」へとパワーアップし、腕による押し潰しや火炎放射、強風を巻き起こしたり隕石を落下させるといったこれまでに無い攻撃で襲いかかってくる。

マリオシリーズ

『スーパーマリオスタジアムファミリーベースボール』

ストーリー上にてスカウトミッションをクリアすれば自軍入りし、野球の試合中のみという条件ではあるものの、初めてドンキーたちに協力している。パワーは全キャラクター中1,2位を争うほどの実力だが、スピードは全キャラクター中最も遅い。特殊アクションはレーザービーム。クリッター以外にもキングテレサとは相性が良い。
テキストはコングファミリーと異なり、鳴き声の後に()の内に台詞が書かれるというものではない。

勘違い から 始まった憧れ <予告編>


本作における姿


ちなみに、マリオシリーズのラスボスであるクッパや、星のカービィシリーズのデデデ大王とは相性が悪いようである(尤も当のクッパはガノンドロフアックームといった他の悪役相手との相性自体が基本的に悪い)。

近年はザ・スノーマッズやティキ族など新キャラたちに宿敵としての立場を奪われ、出番もほとんどなくなっていた………。一応公式からは名前が小ネタとして仕掛けられたり(しっかりKROOLと書かれている)、Miiのコスチュームが用意されたりしているが。

大乱闘スマッシュブラザーズ

DXでクッパガノンドロフミュウツー、Xでワリオメタナイトデデデウルフ、forでブラックピットクッパJr.と他作品のラスボスやライバルキャラが参戦していく中で、ドンキーコングの宿敵であるキングクルールもスマブラシリーズへの参戦も期待されていた。
しかし、Xでキングクルールの船が収録される以外ではフィギュアでの出演に留まっており、2008年のファミリーベースボール以降、本人自体出番を与えられていないためプレイアブルとしての参戦は絶望視されていた。
そんな中、大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii Uでは追加コンテンツとして、7月31日にキングクルールを模したMiiコスチュームが配信され決して無視されていた存在ではなかった。
さらに、理由は異なるが同じように要望が高いながらも参戦が絶望視されていたサムス最大の宿敵、リドリーがSPにて参戦が決定
forで一度登場しなかったウルフの復活ダークサムスのダッシュファイター参戦なども含め、悪役にもスポットが当てられキングクルールの参戦の期待はどんどん上がっていった。その一方で、ウルフやダークサムス、リドリーと違い、スマブラシリーズにほぼ関わっていない(ウルフは言わずもがな、ダークサムスはアシストフィギュアで、リドリーもボスキャラで出演しており、全く縁が無い訳では無かった)為、参戦を絶望視する声も多々あり、長らく議論が続いていた。



そして…



2018年、彼は帰ってきた


2018年発売の大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALでついに念願のファイターとして参戦
さらに彼の登場自体も『スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール』以来10年ぶりである

対峙


PVでマリオとクッパリンク・ゼルダとガノンドロフカービィとメタナイトフォックス・ファルコとウルフサムスとリドリーと言ったライバルたちが戦闘する描写が流れる中、ドンキーとディディーがいつものように家でくつろいでるところを襲撃しにきた(その前に彼に変装してドンキー達をからかっていたデデデ大王をぶっ飛ばしている)。PVの最後には死んだフリからの不意打ちも再現

ボイスはドンキー達と同様にSE。
外見は2007年以降のデザインをベースにしつつ、光沢のある腹部などSFCや64時代の要素も取り入れている。それ以外では、ダメージの入ったマントや、網の様に張り巡らされた鱗、原作のいずれにも該当しない長さの尻尾(強いて言うならばDXのフィギュアが近いか)といったスマブラ独自のアレンジが加えられている。
更にダッシュ時のみ史上初の四足走行を披露する。

King K.Rool



見た目通りのパワータイプで、腹での押し潰しや踏みつけ、64の様なグローブでのパンチの他、王冠投げや腹でのカウンターなどの変わった技、さらにはキャプテンクルールのラッパ銃やバロンクルールのコプターも使用する。

流石他のヴィランと肩を並べるだけあり、そのアクションは豪快かつ迫力満点である。

ボタンワザ一覧
Bパイレーツキャノン
→Bクラウンスロー
↑Bフライングバックパック
↓Bボディカウンター
切りふだブラストマティック
参戦映像ライバルたち
彼の最大の特徴は大きなお腹の装甲
お腹の装甲によって横強攻撃など一部の攻撃にはお腹が向いている方向にスーパーアーマーが付き、多少殴られても強引に攻撃を通すことができる。しかし、お腹は攻撃される度にヒビが入り、最大まで攻撃を受けるとお腹が割れてシールドブレイクのような気絶状態になってしまい、大きなスキを晒してしまう。お腹は時間経過で修復するため、クルールで戦っている際に大きなヒビが見えたらorバリン!という音が聞こえたら注意しよう。

必殺技は飛び道具を2種も揃えている。
通常必殺の「パイレーツキャノン」はラッパ銃で鉄球を打ち出す技。Bを押し続けているとファイターや打ち出した鉄球を吸い込むモードになり、吸い込んだ後はデフォルトでは前斜め上、方向キーで上や後ろ方向にも打ち出せる。鉄球の威力も高く、ファイターを吸い込んだ後に打ち出す攻撃でも撃墜が狙えるので強力だが、銃を撃つのもしまうのも隙は大きい。崖際での復帰妨害に使用するのが強かったが、Ver2.0でボタン長押し時の吸い込みの持続時間が短縮されてしまった。ちなみに、吸い込み中はすり抜け床を降りることが可能。

横必殺技の「クラウンスロー」は自分の頭に被っている王冠をブーメランのように投げる技。近距離にいる相手にはクラウンの行きと帰りとで2回ダメージを与えることも可能。潰されにくい優秀な飛び道具だが、戻ってくる王冠をキャッチできないと王冠はアイテムとして地面に落ちてしまい、再び拾うまで使用することができない(拾うのは触れるだけでOK)。落ちた王冠は他のファイターも拾うことができるので、素早いファイターに拾われてしまうと動きの遅いクルールでは取り返すまで苦労するかも…。

ネコピーチ「1つしか無いならもうちょっと大切にしなさいよ~」(ネコマリオタイム第133回より)
…ごもっともです。
なお、場外に落ちると少し間を置いてクルールの近くに出現する。

上必殺技の「フライングバックパック」は背中にプロペラ装置を展開して上昇する技。マントを突き抜けてるが気にしてはいけない。プロペラ部分での攻撃も可能で、上からの復帰妨害にも対処できる。上方向への復帰に優れるが、横方向への移動距離はあまり長くなく、横からの妨害にも弱い。上昇しきった後は手を鳥のようにパタパタさせながら落ちるコミカルな仕草が見られる。Ver2.0でプロペラの判定が狭まってしまったので、上からの復帰妨害阻止も過信は禁物。基本復帰か浮遊するスマッシュボールを割りたい時ぐらいしか使わないかもしれないが、極めると上空にいる相手をプロペラでお手玉してお星様にできてしまう。

下必殺技の「ボディカウンター」はお腹を光らせ、受けた攻撃に対してお腹を膨らませて衝撃波と共に反撃する技。飛び道具の反射も可能な優れものだが、外した際の隙が大きく、背中側の攻撃には無力。ちなみに、反射時にスティックを逆向きに入れると後ろにも攻撃ができる。乱用は禁物だが、上手く読んで相手にプレッシャーを与えていこう。

最後の切りふだは「ブラストマティック」。
『64』で披露したブラストマティック砲を放ってファイターをDKアイランドごと爆砕する
本家では最後まで発射できなかったため、19年越しの野望実現となった。
その際に登場する要塞は『64』の物と良く似ているが、要塞の上部分が黄色くなっていたり、普通の島だったりと違いがあるので、64のと同一の物なのか64の物とは似て非なるものなのかは不明。

また、彼の参戦に伴って、固有戦闘BGM「キングクルールのふね」がアレンジし直された。今まではロック風のアレンジだったが、今作ではACE氏による、原曲よりアップテンポで勇壮なアレンジとなった。曲の後半はラップパートを交えた、新規アレンジパートで、早速youtubeなどで高い評価を集めている。

勝利時のジングルは、ドンキー・ディディーとは別の物の「THE PIRATE SHIP」のアレンジが用意されている。

オンライン対戦の最初の頃は重量級では、上記の腹アーマーやプロペラの復帰力に加え、遠距離攻撃を二つ持ち相手を埋める技まで持つと良い性能の技を多く持つキャラとして、使用率が非常に高かった。その暴れ様は「今作最強」「ぶっ壊れ」とも言われる程。
しかし、研究が進んでくると「飛び道具の弾速が遅いため見てからガードが間に合う」「低い機動力を補える技がほぼ存在しない」「コンボ耐性が皆無で、殴り続けた後に外に出して横から復帰阻止すれば簡単に撃墜できるため、体重が意味をなさない」等の数々の弱点が露呈していき、最初のキャラランクでは最上位にいたものの、次第に評価が悪くなっていき最終的にキャラランク最底辺にまで降格してしまった。
対戦ゲームとしてもすぐれている今作は、ガチ勢の評価も多く存在し、「彼らが頂点を極める」という点においてはキングクルールはあまりにも厳しいキャラクターなのは事実である。

ただし、これはあくまで大会や最上位プレイヤー同士での対戦での話。

多くの攻略サイトで最弱評価ではあるものの、単純にオンライン上で遊んだり身内で使う分にはその限りでなく、実力で何とかなる範囲であり、勝ちに行けるロマンを求めて使いこなそうとする人は決して少なくない。飛び道具や反射技、お腹のアーマーのおかげで乱闘での暴れ性能、横槍の入れやすさは未だに健在であり、1位を勝ち取ることもよくある。
個人の実力が左右されるスマブラにおいて「攻略サイトやプロの意見では最弱だから」と舐めてかかると、『スーパードンキーコング』での死んだふりよろしく痛い目を見る。また、上記のキャラランクも多くはタイマン戦を意識して作られているものであり、「大乱闘」の名を冠する本作においてタイマン戦だけでキャラ性能を評価してしまうことは本来できない。
そして何よりも、満を持して参戦した彼を「弱かろうが何だろうが使い続けてやらぁ!」というクレムリン軍団もとい彼のファンは多く、オンラインでの使用率はいまだに高く、対策必須のキャラクターである。キャラランクの低さに反して汎用性、使用率が高いという意味では今作のガノンドロフにも共通する事であり、ガノン共々『スマブラはキャラランクは無意味(プレイヤーの実力で勝負が決まる)』というのをいい意味で証明した存在と言えるだろう。

長きに渡り参戦を望まれていたキングクルールの人気はやはり本物であった。

勝ちあがり乱闘「ヘビー級のキケンなヤツら」は重量級かつパワフルな肉弾戦を繰り出すファイターが登場する。このテーマにふさわしいファイターがいるが、ライバルの赤いアイツを意識したテーマとなっているので、2番目に重いキングクルールが抜擢されたと思われる。
似たテーマのワリオや軽量級のファイターが出るピチューとはテーマが真逆である。

バンジョー&カズーイの参戦PVでは上の通りドンキー達とくつろいでおり、二人の参戦に大喜びしていた。が、最後の切りふだであるジンジョーネーターを食らって原作のグランチルダ同様に大岩の下敷きにされた。まあクルールなら大丈夫そうではあるが。
(久しぶりに復活したレア社の同期の切り札から、これまた久しく悪役らしくやられる様はどこか誇らしげにも見える。)

余談だが、参戦ムービー「ライバルたち」で映っているリンクゼルダガノンドロフだが、実は全員登場作品が異なるため初対面である。ライバルでも何でもないのだ。

ドンキーコングシリーズ参戦ファイター

Noファイター初出演
02ドンキーコング64
36ディディーコングX
67キングクルールSP

66.シモン(リヒター)→67.キングクルール→68.しずえ

アニメ版

キングクルール様


声優は小杉十郎太が担当。
こちらはゲーム版に輪をかけて詰めが甘くマヌケな面が強調されている。
また、アニメ版ではドンキーコングが最強という設定があり、彼の前ではクルール自身が無い尻尾を巻いて逃げる、ドンキーのパンチで吹っ飛ばされる様が何度もあるなど情けない場面も多かった。しかし、ゲーム同様コングファミリーを様々な罠にはめようとしたり、ドンキーがいないもしくはバナナ不足などで戦えない時など、ドンキー以外のキャラに対しては(一部例外を除き)非常に怖い存在であるなど悪役らしい姿も健在である。
また、年に一度の祭りの際は家族と一緒に過ごさす為部下全員に休暇を出す、結構式などめでたい日は敵味方関係なく祝う物など、どこぞの大魔王のような寛大さを見せることもたびたびあった。見かけに寄らずダンスが非常に上手であったり、いつか子供が出来た時の為にベビーカーを用意していたり、ワニのくせに泳げないなどコミカルな面でも存在感が大きく、自分の部下たちのお馬鹿な行動に、頭を抱えながらツッコミを入れる姿もよくあった。
容姿はゲームと少し異なっており、上述したように尻尾が無い他、マントも非常に短くなっている。

設定

デザインはレア社所属のデザイナーのGregg Mayles氏によるもので、名付け親でもある。名前の由来は「Cruel」(残酷な)から来ている。ドンキーコングたちを邪魔する残酷な王様と意味合いでつけられたらしく、本人曰く5分そこそこで考えた名前だそうだ。ちなみに名前に入っている"K"の文字には特に意味がないとのこと。

なお、日本名では繋げて書かれるものの、本来の英字表記は「King K. Rool」であるため、
彼の名前をより正確に表すならば「キング・ク・ルール」である。ちなみに英語圏の人々からは「キング・ケイ・ルール」と言った発音もされる。

漫画でのキングクルール

  • ウホウホドンキーくん

連載初期のボスキャラとして登場。基本的にドンキーたちの相手は部下に任せているが、盗んだバナナを奪い返されそうになったことを怒り自ら動き出す(その際に「自分がどろぼうのくせに」とクランプに呆れられている)。石化ライトでドンキーとディディーの動きを封じて勝ち誇るも、直後に不運からあっさり逆転され、クランプ共々石にされてしまった。そのまま放置されたが次の話からは復活している。最終決戦では多数の部下を率いてドンキーたちを迎え撃つが、守りを突破されドンキー、ディディーと対決となる。ディディーを倒すも激昂したドンキーには敵わず島から追い出された。
組織のボスとしては器が大きく、ドンキーに敗れた部下がリベンジを申し出た際は「キサマ一度負けてるからな……」とジト目になったものの、部下の態度から「良策があるのだな」と気づくと出撃を許可している。コミックに収録されたおまけ漫画では、飢え死にしかかっていたクランプに骨付き肉を与え「我が右腕になるのだ」と勧誘している。ドンキーに負けた後も二人の関係は変わっておらず、骨付き肉を譲り合っていた。

ゲームと同じくバナナを盗んだことでマリオ&ドンキーたち敵対する。様々な部下をけしかけてマリオたちを苦しめたが、いずれも失敗に終わり、とうとう船の上にて対峙する。ここでも部下に戦いを任せようとしたが、全員風邪を引いていたためどうにもならなかった。この際、部下から「ボスはカゼ引かないんですね」と聞かれ「アホはカゼ引かんからな。って誰がアホじゃーっ!」「自分で言ったんじゃないっすか」というマヌケなやり取りを見せている。マリオたちからも無視されてバナナを持っていかれそうになり、怒りの鉄球攻撃を見舞うも全部自分の上に落ちて来て潰されてしまった。だがマヌケっぷりはここまで。部下に空気を入れられて強化復活を果たすとパワフルな戦いぶりを披露。マリオたちを寄せ付けず圧倒する。一人で逃げようとしたドンキーは檻の罠で閉じ込めて無力化した。だがアイテムの力で無敵になったマリオの体当たりには及ばず敗北。お腹に穴が開いたことで体内の空気が漏れ、どこかへ飛んで行ってしまった(ただの空気デブだった)。無事にバナナを取り戻したマリオたちだが、ドンキーは放置されたためクレムリンに連れ去られてしまう。
……と、スーパードンキーコング2に繋がるような終わり方になったが、残念ながら『2』は四コマのみの短い話となった。

二部構成となっており、第一巻はゲームは準拠だが第二巻からオリジナルストーリーとなっている。また数百年前に島を支配していたのはクレムリンであり、後からやって来たコングたちに敗れて追い出されたという独自設定がある(そのことを聞いたクランキーからは「みんなで仲良く暮らそう」と言われたがクルールの方が「お尻の赤いサルなんかと仲良くできるか!」と拒否している)。
第一巻ではマリオとディディーの活躍によって鋼鉄製のタルに封印され敗北。そのまま海の底へと沈んでいったかに思われたが……。

第二巻ではピーチ姫がタルを拾い、フタを開けたことで復活を果たす。そして部下たちを率いて再び島に攻め入り、マリオのピクロスのテーマと共に登場する。圧倒的な手勢を率いていたためクルールに分があったが、ピーチ姫の提案でコロシアムを開催し、それぞれ5人の選手を選出しての勝ち抜き戦を行うことになってしまった(意外にもクルールは「一応命の恩人だから」ということでピーチの提案を許可している)。

中盤となる破壊王クラッシャVSドンキーコング戦では、ドンキーの強さを目の当たりにして怯えたクラッシャに対し、必勝の策(イケメン格闘家の顔を描いた紙袋)をかぶせ、顔の自信によって戦意を取り戻させた。しかも実力まで跳ね上がり、文字通りドンキーを圧倒する。しかし雨が降ったことで紙袋が台無しになり、更に雨水を大量に飲んで太ったドンキーの「マリ王アタック(クランキーが命名。マリオみたいな体型のため)」で場外に吹っ飛ばされ敗北する。続けてマンキーコングが幸運からドンキーを破るもマリオにはあっさり敗北する。

大将戦にてマリオと対峙。睨み合いを行う。ところがその姿を怖がったピーチ姫が逃げ出してしまい、怒ったマリオに「おまえのせいで嫌われちゃっただろこのデベソ野郎!」と罵倒される。ブチギレたクルールは「殺してやる~!!」と大噴火。マリオとの試合では仕返しも兼ねて卑劣な策を発動。マリオを地下に落とし、部下に命じてカメラに目隠しをさせ、その一瞬を用いて別の部下がマリオの金的を強襲。これによりクルールの勝利となる。ドンキーは納得いかず、変わり果てたマリオに涙しながら「おいなりさん攻撃はルール違反だ」と訴えるが、証拠がないため審判(ジャッジキノピオ)もどうにもできないという態度だった。

…………しかし、悪が栄えた試しなし。実は倒したのはマリオではなく、そっくりさんの謎のスーパードンキーコングシェーキ売りだった。知らない内に入れ替わっていたのだ。しかも先の反則行為はキノピオくんのビデオカメラにしっかりと収められていた。オマケにゴングが鳴っていなかったということから試合はやり直しとなり、クルールは「いやだ~! ベルトも島もオレ様のものだ~!」と駄々をこねて泣き叫ぶ。再びマリオからデベソと呼ばれたことで対峙するも直接勝負ではまったく歯が立たず、ピーチ姫にキスされて舞い上がったマリオの連続パンチ(「ピーチ姫にキスされてうれしいなうれしいな(以下略)パンチ」)でK.O.された(見た目はスマッシュブラザーズでマリオが使う「マリオトルネード」そのもの)。

だが負けを認めるつもりはなく、地下に隠していたトロッコを用いて部下と共に逃亡するという「逃げるが勝ち作戦」を発動。追って来たマリオたちのトロッコが覆いかぶさってしっちゃかめっちゃかになる。トロッコが止まった先には、クルールのご先祖様クランキークルール(オリキャラ)が待っていた。元々島を支配していたのはクレムリンたちだったが、ドンキーの先祖たちに敗れ地下に引きこもっていた。だが次の戦いに勝てばクレムリンが地上に戻り、コングたちが地下に引っ込むという約束もしていた。その言葉の通り、最後はクルールとクランキーコングの謎解き対決(トロッコが壁にぶつかる前にピクルスを解く)となった。自信満々に回答するクルールだが結果は惨敗。壁に激突して部下諸共戦闘不能となった(ちなみに答えは、若い頃のクランキークルールだった)。その勝負を見届けたご先祖様は、どこか悟った様子で地下に戻ることを受け入れていた。

  • ドンキーコング(コロコロミック)
アニメ版の設定をもとにしたコロコロコミック版にも登場。作者はひじおか誠、宮本茂。
ほぼアニメ版準拠の設定だったが、最終話ではキャンディーをそそのかし、ドンキーに毒入りのケーキを食べさせてしまう。ドンキーを始末したことに喜ぶんだのもつかの間、キャンディーの愛の涙によって復活したドンキーにぶっ飛ばされあえなく退場となった。

余談

ゲーム本編やレア社の旧公式サイトではキャプテンクルールやバロンクルールと同一人物のように描写されている事が多く、特に英語版ドンキーコング64の説明書では「馬鹿馬鹿しい変装」ともあり、GBA版『スーパードンキーコング2』冒頭でも日本語英語両言語共にそう語られている。
スーパードンキーコング・スーパードンキーコング2・ドンキーコング64のゲームデザインを担当したGregg Mayles氏がファンからの質問された際には、「それは誤りです、すべて変装した同じワニです」と、後述の兄弟設定を改めて否定している。

大乱闘スマッシュブラザーズ』シリーズのフィギュア名鑑における説明文では、『DX』だと「クルール軍団」と組織名が誤記され、次作『X』では名称表記が訂正されたが、今度はキャプテンクルールがキングクルールの兄として解説されていた。
しかし、ドンキーコングシリーズ本編内では日本版・英語版ともに基本的に同一人物のように扱われているため、前述の名前の誤記の件も合わせるとフィギュア解説の方が誤っている可能性が高いと思われるが、DXではクッパのフィギュアに「7人の子供がいる」と紹介されていたのに対しXでは設定変更を伴い「一人息子のクッパJr.」と紹介されている例があるため、同一人物から兄に変更された可能性も否定できないが、スマブラX発売後もキャプテンクルールが未登場なため設定変更かどうかは不明。もしくは、単に正体を隠すために「キングの兄」と名乗ってるだけかも知れない。海外版では元海賊と言う同一人物説を裏付ける裏設定がある。
キャプテンがキングの兄だという記述は『スマブラX』以外では一切見られないと思われがちだが、SFC版スーパードンキーコング2の一部の攻略本で書かれている他、当時の小学館の児童向け漫画で紹介されていたという報告もある。
ちなみに似たような説はクッパアオにも浮上している(ただし、あちらはクッパの変装ではなく、単なる偽物)。
最新作の『SP』ではフィギュア名鑑から兄弟云々の記述が消滅した。文章量の都合で削減されただけだと思われるが、真相は不明である。

『ドンキーコング64』に登場するクランジー(K. Lumsy)は日本語版だとキングクルールの弟と明言されている(参照)が、英語版ではクレムリン団員の1人とされ、特に血縁関係は語られていない。ただし、日本版の設定を受けて現在では英語圏のファンの間でも弟設定が浸透している模様。

王でありながら直接城を所有している描写はないが、キャプテンやバロンと同一人物設定と照らし合わせると、間接的に城を持ち(それも二城)という設定がされている。世界各地に本拠地を構えているのだろうか?ちなみに64版に登場した『ゾゾゾ~キャッスル』も彼の城なのか不明。

64においても『キング・クラッシャークルール』と名乗り、衣装替えしているが、王冠を被ったままなうえ、名前に『キング』とある時点で正体を隠していない。こちらはむしろ変装と言うより勝負服と言った所だろうか。

ちなみに初期の設定では「コマンダークルール(Kommander K. Rool)」であり、元々は王様ではなくて司令官だった。スパドン1における偽スタッフクレジットに「Kommander」の役で掲載されているのは十中八九この名残。


ちなみに、現実のワニのお腹は柔らかく、弱点の一つであるとされている。野生ではカバに胴体を噛まれて命を落とすこともあるほど。しかし、キングクルールはその弱点を克服して金属化しており、スマブラではスーパーアーマーやカウンターの効果の付いた装甲となっている。だが、使いすぎると壊れて気絶するあたり、ちょっと硬くなっただけもしくはただ装備を着ているだけなのだろうか。

実は、『スーパードンキーコング』でクルールのやった悪さはクランキーコングの依頼である。これは、『スーパードンキーコング GB』の説明書で確認できる。

関連イラスト

でふぉるめすまっしゅぶらざーず外伝:キングクルール
スーパードンキーコング20周年!!!


キングクルール
キングクルール



関連タグ

ドンキーコング スーパードンキーコング クレムリン軍団
悪役 ワニ ラスボス
キャプテンクルール バロンクルール
大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL スマブラヴィランズ

関わりの多い構成員
クリッター クランプ
クラッシャ クラップトラップ

yooka-laylee : 最終ボスのキャピタルBのデザインに、片目の充血が取り入れられている。

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