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キングクルール

きんぐくるーる

キングクルールとは、スーパードンキーコングシリーズに登場する悪役である。
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概要

クレムリン軍団の最高司令官。コミカライズ作品ではボスと呼ばれることが多い。最近はクレムリン軍団の総帥と紹介されることも。

王冠と赤いマントを身につけている二足歩行をする、左目が血走った大柄なワニ。
シリーズの多くではラスボスとして登場している。
一人称は主に「オレさま」。
作品によって体格が異なりドンキーコングよりやや大きい程度だったり、ドンキーコングの数倍以上の大きさになっている時もある。

2007年からデザインに手を加えられ、以降の作品に引き継がれている。
主な変更点は

  • 左目の充血が控えめになった。
  • 王冠は小型化。
  • 腹部の光沢が無くなっている。
  • 長かった尻尾が無くなっている。
  • 手指に鋭い爪がある(64のゲーム画面でも爪があったがアートワークではない)。
…というもの。

ボクシング形式の最終決戦を仕掛けたり、相撲を意識した動作をするなど、格闘技が好きな所も垣間見える。

本編作品

スーパードンキーコング

初登場作品。手下をけしかけて倉庫番をしていたディディーコングを退け、コング達が持つバナナを盗み出した。
特技は死んだフリと大食い。その死んだフリだが、初出の『スーパードンキーコング』で早速披露しており、偽のスタッフクレジットまで仕込む徹底的な演出で、ガチで騙されたプレイヤーもいた。当然ながらその後待っているのは不意打ちである。
一応、「THE END?」といういかにも何かありそうな表示が最後にあるため、スタッフロールをしっかり見ていれば見破ることも可能。
王冠で頭を守っているためか、王冠を投擲する攻撃中しかダメージを与えられない。そのため基本的には相手の王冠投げ待ちになるが、突進・大ジャンプでサイドを変えながら大砲の弾を上から落下させたりと牽制攻撃も多彩。上記死んだフリの後は、新規攻撃パターンの小ジャンプ移動を繰り返すようになり、偽クレジットの混乱覚め在らぬ初見を入念に殺しに来る。
タイミングこそパターンがあるものの、そのタイミングがシビアであり、中々の強敵として立ちはだかる。これら攻撃をかいくぐったのちに、上記の死んだふりでもろに騙され絶望したプレイヤーも多い事だろう…。

リメイク作品の『ドンキーコング2001』(GBC)ではミニゲーム「ガリオンガンマン」にも登場し、所有する船の大砲を撃ってくる。GBA版には台詞が追加されており、続編について匂わせる発言をしていた。
後日談に当たる『スーパードンキーコングGB』では、ゲームボーイでもプレイヤーを楽しませられるか試そうと考えたクランキーコングに依頼されて再度バナナを盗むことに。

スーパードンキーコング2

キャプテンクルールとして登場。詳細は個別記事を参照。

スーパードンキーコング3

バロンクルールとして登場。詳細は個別記事を参照。

ドンキーコング64

移動要塞ブラストマティックを用いてDKアイランドもろとも消し飛ばそうとしたものの、計画の直前で不慮の事故によって砲台が故障、修理の時間を稼ぐためにドンキー以外のコングを誘拐しゴールデンバナナを盗み出した。また、人魚姫からパールを盗んでいたりと本件とは別の悪事も働いている。ブラストマティック砲はゲームオーバー時のムービーで稼働するが、発射直前で画面が切り替わるため最後まで発射される描写を見ることはできない。
本作では逃げ帰ってきたアーミィ・ジローに激怒したり、監視員を放ってブラストマティック砲を強制労働同然で修理させたり、逃げ出したボディガードを刺客を放って粛清したりと冷酷な面が際立っており、部下に対する当たりも強い。作中の台詞も「オレさまは失敗が嫌いだ」「死ぬ前に、何かリクエストはあるか?」などと大ボスらしい凄みを見せている。計画のリーダーだったスナイドのことは信頼せずに解雇しているが、こちらはコング達が好機を掴む結果となっている。

終盤ではバトルクルーザーで逃亡するものの、解放されたクランジーにはたき落とされ墜落。
最終決戦ではグローブとチャンピオンベルトを身に着けボクシングをする。が、その内容は終盤を除きボクシングとはいえない戦いであった。本作はSFC時代以上の巨体(特に理由は明かされていない)ということもあり、コングクルー側はタル大砲による体当たりや巨大化からのメガトンパンチなど相応の手段を仕掛けてくる。…のだが、一部コングからの攻撃手段はどこか容赦がなく、照明を頭に落とされたり照明が外れずに暗中模索ななかバナナの皮で転んだり靴に入り込まれ足指へ羽を撃ち込まれる羽目になる。更に上記の巨大化メガトンパンチを受けるのはこれらの後なので、真っ当な対抗手段と言えどもさすがにたまったものではないだろう。通常のボクシングとは異なるためか勝った方が交代する仕組みとなっている。ちなみに靴に入り込んだ際の足指は本来3本のところ何故か4本に増えている(ムービーでは従来通り3本)。
クルール自身はヒップドロップからの衝撃波や、ブーメランのように投げつけるグローブ、自身を透明化してリング中を駆け回ったりと、より自由な戦いっぷりを見せた。

最後はワニのくせに異種であるキャンディーコングの色仕掛けに嵌り背後からそのままファンキーコングの兵器で吹っ飛ばされた挙げ句その先にいたクランジーに叩きのめされる等やはり詰めの甘さが目立つ。

一方で、パーフェクトクリア時の撮影裏現場ではドンキーと仲良く遊んでいた。

フレンドリーなキングクルール様



リメイク等を除くと本作が正当な本編作品への最後の出演となっている。

スピンオフなど

レア社が生み出したキャラであるが、そのレア社が2002年にマイクロソフトへ買い取られ、現在はディディーコング等と同様に任天堂所属のキャラクターとなっている。

ドンキーコンガ

初めてレア社以外が手掛けるドンキーコングシリーズに出演した。
オープニングムービーではディディーにタルコンガを彼の罠ではないかと警戒されており、その辺りはさすが宿敵といったところだろうか。しかしミニゲーム「沈め!クルール!」では鉄の樽でぶん殴られたり、フリーセッションでは仲良く踊っていたりとコミカルさも健在である。

ぶらぶらドンキー

より多く獲得した者がジャングルのヒーローになれるというウィナーメダルを盗む。盗み取る際にヒーローは自分だと言い切っているのだが、本当にヒーローになりたかったのだろうか…。
1戦目はパネルトッテを登っていき、先にゴールした側の勝利(勝利すると、「今のは練習だ!」と言い訳する)。
2戦目はアタックで相手のライフを0にすれば勝利。姑息な手を一切使わないため歴代で最もシンプルなバトルと呼べる。

条件を満たすとジャングルピック内で操作が可能。本作をもって初のプレイアブル化となった。ストーリー上のグラフィックをそのまま使い回しているため他のキャラクターよりも一回り大きく、更に性能はジャンプ1、アタック5と極端なパワータイプ。

ドンキーコング たるジェットレース

全性能星4つの隠しキャラとして登場。珍しく爪を使った攻撃ができる。たるジェットは基本的に腰に装着する物なのだが、クルール専用のたるジェットは大型のタルの中心をくり抜いた様な乗り物である。
本作から声を土屋トシヒデが担当。『64』のドスのきいた声とはまた違ったボスらしさを感じさせる。

ドンキーコング ジャングルクライマー

バナナ星人からスーパーパワーを秘めたクリスタルバナナを盗み取り、その力を使って世界征服を企む。計画遂行の為にとある場所へ向かうが、さんさん島へバカンスをしに来ていたドンキーコング一行に偶然にも発見されてしまい、後に協力関係となったコングファミリーとバナナ星人から追いかけ回されることになる。本作はクレムリン軍団の技術を存分に活かしており、異空間への入り口を開くワープ装置や大型ロボット「メガンプ」、宇宙戦艦「キングクルーザーⅣ」等もはやSFじみた兵器や発明品で度々追跡を逃れていった。キングクルーザーⅣ完成直後は宇宙征服へと野望が拡大した。
戦闘時は初戦のスピードが速く、ダメージを与える度に一時的に無敵状態となり、壁や地面で跳ね返る回転攻撃を仕掛けた後にトゲ付き鉄球で地上の足場を埋めてくるため厄介。最終決戦では自らクリスタルバナナを飲み込んでビッグキングクルールへとパワーアップし、腕による押し潰しや火炎放射、強風を巻き起こしたり隕石を落下させるといったこれまでに無い攻撃で襲いかかってくる。

スーパーマリオスタジアム ファミリーベースボール

マリオシリーズにクルールが登場した唯一の作品。いつものマント姿とは別の衣装で参加している。パワーは全キャラクター中1,2位を争うほどの実力だが、スピードは全キャラクター中最も遅い。特殊アクションはレーザービーム。クリッター以外にもキングテレサとは相性が良い。
ストーリー上にてスカウトミッションをクリアすれば自軍入りし、野球の試合中のみという条件ではあるものの、初めてドンキー達に協力している。テキストはコングファミリーと異なり、鳴き声の後に()の内に台詞が書かれるというものではない。

大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL

リターンズ以降には登場しておらず、ザ・スノーマッズティキ族など新キャラたちに敵キャラとしての立場を譲っていた。他の作品では名前が小ネタとして仕掛けられていたり(しっかりKROOLと書かれている)、Miiファイターコスチュームに面影を残す程度で、完全に出番が無くなってしまったキングクルール。
しかし『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』で、フィギュアであって本人ではないが実に10年ぶりのゲーム出演を果たした。


詳しい解説はキングクルール(ファイター)を参照。

アニメ版

キングクルール様


声優は小杉十郎太が担当。
容姿はゲームと少し異なっており、上述したように尻尾が無い他、マントも非常に短くなっている。

こちらはゲーム版より詰めが甘くマヌケな面が強調されており、アニメ版ではドンキーコングが最強なため、彼の前ではクルール自身が無い尻尾を巻いて逃げる、ドンキーのパンチで吹っ飛ばされる様が何度もあるなど情けない場面も多かった。

しかし戦闘力や残忍さが減った分、陰湿な悪知恵を働かせる事が多く、幾度もコングサイドの仲違いを煽ったり、ドンキーがいないもしくはバナナ不足などで戦えない状態を狙い襲撃するなど、悪役らしい姿も健在である。
何より肝心の部下たちが非常におバカなので、頭を抱えながらツッコミを入れる姿もしばしばで、自らの手でガイノイドや監視衛星を開発する等、技術力にも秀でている。

また、年に一度の祭りの際は家族と一緒に過ごさす為部下全員に休暇を出す、結構式などめでたい日は敵味方関係なく祝う物など、どこぞの大魔王のような寛大さを見せることもたびたびあった。
見かけに寄らずダンスが非常に上手であったり、いつか子供が出来た時の為にベビーカーを用意していたり、ワニのくせに泳げないなどコミカルな面でも存在感が大きい。

設定

デザインはレア社所属のデザイナーのGregg Mayles氏によるもので、名付け親でもある。名前の由来は「Cruel」(残酷な)から来ている。ドンキーコングたちを邪魔する残酷な王様と意味合いでつけられたらしく、本人曰く5分そこそこで考えた名前だそうだ。ちなみに名前に入っている"K"の文字には特に意味がないとのこと。

なお、日本名では繋げて書かれるものの、本来の英字表記は「King K. Rool」であるため、
彼の名前をより正確に表すならば「キング・ク・ルール」である。ちなみに英語圏の人々からは「キング・ケイ・ルール」と言った発音もされる。

兄弟?

『スマブラ』シリーズのフィギュア名鑑における説明文では、『DX』だと「クルール軍団」と組織名が誤記され、次作『X』では名称表記が訂正されたが、今度はキャプテンクルールがキングクルールの兄として解説されていた。
しかし、ドンキーコングシリーズ本編内では日本版・英語版ともに基本的に同一人物のように扱われているため、フィギュア解説の方が誤っている可能性が高いと思われる。
ちなみに、SFC版『スーパードンキーコング2』の一部の攻略本で書かれている他、当時の小学館の児童向け漫画で紹介されていたという報告もある。もしかすると、それを参考にしたのかもしれない。
また、海外版では元海賊と言う同一人物説を裏付ける裏設定がある。

ちなみに似たような説は『スーパーマリオブラザーズ2』の「にせクッパ」にも浮上している(ただし、あちらはクッパの変装ではなく、単なる偽物)。

漫画でのキングクルール

『スーパーマリオくん』や本山一城版では、『ファミリーベースボール』や『スマブラ』に先駆けてマリオとの対決が描かれている。

  • ウホウホドンキーくん
連載初期のボス(黒幕)として登場。
基本的にドンキーたちの相手は部下に任せているが、盗んだバナナを奪い返されそうになったことを怒り自ら動き出す(その際に「自分がどろぼうのくせに」とクランプに呆れられている)。石化ライトでドンキーとディディーの動きを封じて勝ち誇るも、直後に不運からあっさり逆転され、クランプ共々石にされてしまった。そのまま放置されたが次の話からは復活している。最終決戦では多数の部下を率いてドンキーたちを迎え撃つが、守りを突破されドンキー、ディディーと対決となる。ディディーを倒すも激昂したドンキーには敵わず島から追い出された。
組織のボスとしては器が大きく、ドンキーに敗れた部下がリベンジを申し出た際は「キサマ一度負けてるからな……」とジト目になったものの、部下の態度から「良策があるのだな」と気づくと出撃を許可している。コミックに収録されたおまけ漫画では、飢え死にしかかっていたクランプに骨付き肉を与え「我が右腕になるのだ」と勧誘している。ドンキーに負けた後も二人の関係は変わっておらず、骨付き肉を譲り合っていた。

登場時期は14巻~15巻。キング・クルールとも表記されたことがある。
ゲームと同じくバナナを盗んだことでマリオ&ドンキーたち敵対する。ボケもノリツッコミもこなすがボスとしてのプライドは高く、部下に気安く呼ばれると怒り出す。反面、部下を見た目で判断せず能力を見抜いた上でマリオたちの刺客として差し向けるなど見る目は確か。クッパと比べると部下に対して明るく接しており、クリマスパーティーの際は誰よりも浮かれて用意していた。
様々な部下をけしかけてマリオたちを苦しめたが、いずれも失敗に終わり、とうとう船の上にて対峙する。ここでも部下に戦いを任せようとしたが、全員風邪を引いていたためどうにもならなかった。この際、部下から「ボスは元気ですね」と言われ「アホはカゼ引かんからな。って誰がアホじゃーっ!」「自分で言ったんじゃないっすか」というマヌケなやり取りを見せている。マリオたちからも無視されてバナナを持っていかれそうになり、怒りの鉄球攻撃を見舞うも全部自分の上に落ちて来て潰されてしまった。だがマヌケっぷりはここまで。部下に空気を入れられて強化復活を果たすとパワフルな戦いぶりを披露。マリオたちを寄せ付けず圧倒する。一人で逃げようとしたドンキーは檻の罠で閉じ込めて無力化した。だがアニマルフレンドが持って来た黄金像の力で無敵になったマリオの体当たりには及ばず敗北。お腹に穴が開いたことで体内の空気が漏れ、どこかへ飛んで行ってしまった(ただの空気デブだった)。無事にバナナを取り戻したマリオたちだが、ドンキーは放置されたためクレムリンに連れ去られてしまう。
……と、スーパードンキーコング2に繋がるような終わり方になったが、残念ながら『2』は四コマのみの短い話となった。

22巻の巻末漫画ではアニメ版のコミカライズ(読み切り)という形で再登場。クリスタルココナッツを狙ってクランキーの家へと乗り込みドンキーと対決する。算数のテスト用紙をばらまく「お勉強攻撃」でドンキーを倒すもクリスタルココナッツの願いによって生まれていた大量のバナナを食べられたことで形勢逆転。ドンキーの全力のパンチによってぶっ飛ばされ敗北する。
23巻でも登場しており、雪山にて手下を率いてドンキーに勝負を挑んで来る。ロケットランチャーから放つ雪弾(すぐに凍り付いてしまう)を使ってドンキーを氷漬けにするも、デイディーとファンキーの救援によって解凍される。更に彼らが持ってきた大量のバナナがドンキーに渡るが、そうはさせないと雪弾で氷漬けにして無効化する。しかしドンキー機転により凍り付いたバナナを鈍器として使われたことで再び敗北する。
性格は上記のものをベースにしているがボケキャラでなくなっており、言葉遣いも少々ワルっぽくなっている(ノリツッコミはした)。

二部構成となっており、第一巻はゲームは準拠だが第二巻からオリジナルストーリーとなっている。また数百年前に島を支配していたのはクレムリンであり、後からやって来たコングたちに敗れて追い出されたという独自設定がある(そのことを聞いたクランキーからは「みんなで仲良く暮らそう」と言われたがクルールの方が「お尻の赤いサルなんかと仲良くできるか!」と拒否している)。
第一巻ではマリオとディディーの活躍によって鋼鉄製のタルに封印され敗北。そのまま海の底へと沈んでいったかに思われたが……。

第二巻ではピーチ姫がタルを拾い、フタを開けたことで復活を果たす。そして部下たちを率いて再び島に攻め入り、マリオのピクロスのテーマと共に登場する。圧倒的な手勢を率いていたためクルールに分があったが、ピーチ姫の提案でコロシアムを開催し、それぞれ5人の選手を選出しての勝ち抜き戦を行うことになってしまった(意外にもクルールは「一応命の恩人だから」ということでピーチの提案を許可している)。

中盤となる破壊王クラッシャVSドンキーコング戦では、ドンキーの強さを目の当たりにして怯えたクラッシャに対し、必勝の策(イケメン格闘家の顔を描いた紙袋)をかぶせ、顔の自信によって戦意を取り戻させた。しかも実力まで跳ね上がり、文字通りドンキーを圧倒する。しかし雨が降ったことで紙袋が台無しになり、更に雨水を大量に飲んで太ったドンキーの「マリ王アタック(クランキーが命名。マリオみたいな体型のため)」で場外に吹っ飛ばされ敗北する。続けてマンキーコングが幸運からドンキーを破るもマリオにはあっさり敗北する。

大将戦にてマリオと対峙。睨み合いを行う。ところがその姿を怖がったピーチ姫が逃げ出してしまい、怒ったマリオに「おまえのせいで嫌われちゃっただろこのデベソ野郎!」と罵倒される。ブチギレたクルールは「殺してやる~!!」と大噴火。マリオとの試合では仕返しも兼ねて卑劣な策を発動。マリオを地下に落とし、部下に命じてカメラに目隠しをさせ、その一瞬を用いて別の部下がマリオの金的を強襲。これによりクルールの勝利となる。ドンキーは納得いかず、変わり果てたマリオに涙しながら「おいなりさん攻撃はルール違反だ」と訴えるが、証拠がないため審判(ジャッジキノピオ)もどうにもできないという態度だった。

…………しかし、悪が栄えた試しなし。実は倒したのはマリオではなく、そっくりさんの謎のスーパードンキーコングシェーキ売りだった。知らない内に入れ替わっていたのだ。しかも先の反則行為はキノピオくんのビデオカメラにしっかりと収められていた。オマケにゴングが鳴っていなかったということから試合はやり直しとなり、クルールは「いやだ~! ベルトも島もオレ様のものだ~!」と駄々をこねて泣き叫ぶ。再びマリオからデベソと呼ばれたことで対峙するも直接勝負ではまったく歯が立たず、ピーチ姫にキスされて舞い上がったマリオの連続パンチ(「ピーチ姫にキスされてうれしいなうれしいな(以下略)パンチ」)でK.O.された(見た目はスマッシュブラザーズでマリオが使う「マリオトルネード」そのもの)。

だが負けを認めるつもりはなく、地下に隠していたトロッコを用いて部下と共に逃亡するという「逃げるが勝ち作戦」を発動。追って来たマリオたちのトロッコが覆いかぶさってしっちゃかめっちゃかになる。トロッコが止まった先には、クルールのご先祖様クランキークルール(オリキャラ)が待っていた。元々島を支配していたのはクレムリンたちだったが、ドンキーの先祖たちに敗れ地下に引きこもっていた。だが次の戦いに勝てばクレムリンが地上に戻り、コングたちが地下に引っ込むという約束もしていた。その言葉の通り、最後はクルールとクランキーコングの謎解き対決(トロッコが壁にぶつかる前にピクルスを解く)となった。自信満々に回答するクルールだが結果は惨敗。壁に激突して部下諸共戦闘不能となった(ちなみに答えは、若い頃のクランキークルールだった)。その勝負を見届けたご先祖様は、どこか悟った様子で地下に戻ることを受け入れていた。

ちなみに「一度敗れたキングクルールがデスマッチという形で再度勝負を挑む」という展開は、ドンキーコング64にて描かれている(リングとコロシアムという違いはあるが)。

  • ドンキーコング(コロコロミック)
アニメ版の設定をもとにしたコロコロコミック版にも登場。作者はひじおか誠、宮本茂。
ほぼアニメ版準拠の設定だったが、最終話ではキャンディーをそそのかし、ドンキーに毒入りのケーキを食べさせてしまう。ドンキーを始末したことに喜んだのもつかの間、キャンディーの愛の涙によって復活したドンキーにぶっ飛ばされあえなく退場となった。

余談

ゲーム本編やレア社の旧公式サイトではキャプテンクルールやバロンクルールと同一人物のように描写されている事が多く、特に英語版ドンキーコング64の説明書では「馬鹿馬鹿しい変装」ともあり、GBA版『スーパードンキーコング2』冒頭でも日本語英語両言語共にそう語られている。
スーパードンキーコング・スーパードンキーコング2・ドンキーコング64のゲームデザインを担当したGregg Mayles氏がファンからの質問された際には、「それは誤りです、すべて変装した同じワニです」と、後述の兄弟設定を改めて否定している。

『ドンキーコング64』に登場するクランジー(K. Lumsy)は日本語版だとキングクルールの弟と明言されている(参照)が、英語版ではクレムリン団員の1人とされ、特に血縁関係は語られていない。ただし、日本版の設定を受けて現在では英語圏のファンの間でも弟設定が浸透している模様。

王でありながら直接城を所有している描写はないが、キャプテンやバロンと同一人物設定と照らし合わせると、間接的に城を持ち(それも二城)という設定がされている。世界各地に本拠地を構えているのだろうか?ちなみに64版に登場した『ゾゾゾ~キャッスル』も彼の城なのか不明。

64においても『キング・クラッシャークルール』と名乗り、衣装替えしているが、王冠を被ったままなうえ、名前に『キング』とある時点で正体を隠していない。こちらはむしろ変装と言うより勝負服と言った所だろうか。

初期の設定では「コマンダークルール(Kommander K. Rool)」であり、元々は王様ではなくて司令官だった。スパドン1における偽スタッフクレジットに「Kommander」の役で掲載されているのは十中八九この名残。

開発中止となった『ディディーコングパイロット』ではプレイアブルの一人として参戦が予定されていた。

ちなみに、現実のワニのお腹は柔らかく、弱点の一つであるとされている。野生ではカバに胴体を噛まれて命を落とすこともあるほど。しかし、キングクルールはその弱点を克服して金属化しており、スマブラではスーパーアーマーやカウンターの効果の付いた装甲となっている。だが、使いすぎると壊れて気絶するあたり、ちょっと硬くなっただけもしくはただ装備を着ているだけなのだろうか。

関連イラスト

でふぉるめすまっしゅぶらざーず外伝:キングクルール
スーパードンキーコング20周年!!!


キングクルール
キングクルール



関連タグ

ドンキーコング スーパードンキーコング クレムリン軍団
悪役 ワニ ラスボス
キャプテンクルール バロンクルール

関わりの多い構成員
クリッター クランプ
クラッシャ クラップトラップ

yooka-laylee : 最終ボスのキャピタルBのデザインに、片目の充血が取り入れられている。

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