概要
コングファミリーとは、任天堂の『ドンキーコングシリーズ』に登場するサルたちの総称。
「ドンキーコングアイランド」という島に住んでいて、ジャングル等で暮らしている。島の名称は作品によって異なる場合がある(「DKアイランド」「ドンキーコングランド」等)。
主にゴリラやチンパンジーで構成されている。大半がプレイヤーに協力的で、冒険の先々で様々な手助けをしてくれる。
ちなみに、プレイアブル化を果たしているコングは敵にさらわれる事が多く、ストーリー上でさらわれた事のないコングは片手の指で数える程しかいない。
また、レア社株がMicrosoftに売却された後では、ドンキーコング関連のキャラはすべて任天堂側に版権が残った為、ドンキーコング以外のコングファミリーもマリオシリーズのゲームに何匹か晴れて出演するようになった。レギュラーで出演するのはドンキーコングとディディーコングだけだ。
キャラクター
コングのメンバー
- ドンキーコング
- ディディーコング
- ディクシーコング
- ディンキーコング
- ランキーコング
- チャンキーコング
- タイニーコング
- ドンキーコングJr
- クランキーコング(初代ドンキーコング)
- ファンキーコング
- キャンディーコング
- スワンキーコング
- リンクリーコング(故猿)
近年に出番があるキャラクターはドンキー、ディディー、ディクシー、クランキー、ファンキーで5人だけだ。
敵として登場するコング
ドンキーたちと敵対しているサルたち。
コングファミリーの協力者
コングファミリーではないが、NPCのコングファミリー同様になんらかの援助をしてくれる存在。場合によっては下手なコングファミリー真っ青のサポートをしてくれることも。
その他
コングファミリーの敵対者
コング以外の者で、コングたちと敵対関係にある集団。
※前者は『リターンズ』、後者は『トロピカルフリーズ』のみ登場
1999年アニメ版に登場するコング
ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーに登場するコング
アニメ版について
1999年アニメ版では、ドンキーコング、ディディーコング、ディクシーコング、クランキーコング、ファンキーコング、キャンディーコングに加え、アニメオリジナルキャラクターのブラスターコングが登場。
何かトラブルが起きると明らかにクルールのせいなのにコンゴボンゴ島(アニメにおけるドンキーコングアイランドの名称)の王であるドンキーを責めたてておきながら、ピンチの時だけ都合よくドンキーに助けを求め(その時のクランキーの態度と来たら命令口調)和解した後も冤罪の件で一切謝罪しないなど状況に応じて自分達の考えを都合良くコロコロ変えており、その性質は現実世界の人間やどこぞの愚民とほとんど変わらず、それ故にキングクルールの悪事に知らず知らずの内にはまったり加担してしまう事が多い。意外なことにディディーですら常識人(もとい常識猿)ではない。
特に『王様は楽じゃない』では「親友であるディディーや一番まともなクランキーや敵であっても困っていれば手を差しのべるほど優しいディクシーでさえもドンキーの人となりを本質までちゃんと理解していなかった」という悲しい事実が証明されている。
ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービーではジャングル王国の住人となる本作オリジナルのモブキャラが多数登場している。外見的特徴としては既存キャラの体型を流用しており、主にドンキー達のようなマッシブな体格やディディー達と同じ小柄なタイプ、クランキーと同様の年老いた老猿に、スワンキーのように人型の体型を持つコングに分けられる。
国王を護衛する兵士は金色の鎧に身を包んでおり、鉄槌を武装。何も手にしていない時はナックルウォークで移動する。
門番コングの名前はバリアフリー字幕上映にて判明したものであり、その名の通りジャングル王国の門番を担当しているコング。常にむすっとした表情と羽織っている白いジャケットが特徴で、運転時にはサングラスを掛ける。マリオ一行をカートに乗せ、振り落とさんばかりの超特急で国王の元へと送り届けた。
観客として登場したコング(中にはディディー、ディクシー、チャンキーもいる)は当初はマリオにブーイングを浴びせていたが、マリオがネコマリオに変身したさいにはうっとりし、ドンキーコングを倒したさいには諦めずに挑み続けたマリオの実力を認めた。
なお、兵士のコングが手にする鉄槌は元祖ドンキーコングシリーズのハンマーを意識したのではないのかという意見もある。
関連イラスト
関連タグ
任天堂 レア社 ドンキーコングシリーズ スーパードンキーコングシリーズ 霊長類
キャピィ:アニメ版ではドンキー以外は過去と現在を繫ぎ合わせて総合的な人物評価や物事の本質を冷静に見極める能力に欠け、目の前の事しか見えていない日和見主義者として描かれている所が似ている。