概要
ディディーコングのガールフレンド。金髪ポニーテールに、ピンク色のベレー帽とベストが特徴のキャラクター。性格は活発で、若干コギャル的な一面を見せる。
ディディー同様身軽であり、最大の特徴はポニーテールスピンによる滞空が可能であること。反面パワーに関しては非力であり、踏みつけで倒せない敵も存在する。
版権が任天堂に移った後は『スーパーマリオスタジアム ミラクルベースボール』『マリオバスケ3on3』など、マリオシリーズのゲームにも出演している。
デザインの変更点はベレー帽のレア社ロゴのピンバッジに加え、『ぶらぶらドンキー』からは両膝のニーパッドが取り外されており、以降のシリーズにおけるスタイルとなる。
余談だが、彼女はチンパンジーではなく、ゴリラである(ディディーと違い尻尾が無い)。
また、海外版に限り、タイニーコングの姉という設定がある。だが、タイニーのデザインが一新されて以降タイニーの姉という設定はなくなっている。単に文章量の都合で姉妹云々の記述が削減されただけだと思われるが、真相は不明。
登場作品
初登場は『スーパードンキーコング2』で、クレムリン軍団に攫われたドンキーを救出するべくディディーのパートナーとして冒険に出る。ゴール時はギターを弾く上、操作していないとガムを膨らませるほか、座って飲み物を飲んだりとアニメーションはバラエティ豊か。
『スーパードンキーコング3』では主人公として登場。行方不明になったドンキーとディディーを探すべく、ファンキーコングから託されたディンキーコングと共に冒険に出る。操作していないとガムを膨らませる。コンビネーション攻撃である投げ技で敵に当たらず地面に不時着した場合、相当痛かったのか目を押さえて泣く。1ミスやGBA版だとさらに泣き声が加わる。
版権が移った後は『ドンキーコンガ2』から登場し、プロローグでは自らの演奏技術を持ってドンキーとディディーの言い争いを収めた。
その他の役割としては「ディクシーのひとことメモ」でプレイヤーに演奏のコツや各ゲームモードの仕様等を解説してくれる。
以降の作品においてもほぼ毎回プレイアブル化していたりと登場自体は多いのだが、ドンキーやディディーと異なり冒険へ出かける機会はめっきり減っていた。
『ドンキーコングトロピカルフリーズ』で6年ぶりに再登場し、久々の本編シリーズへの出演となり、ドンキーと共に冒険に出るのはこれが初となった。
自慢の髪は『スーパードンキーコング2』『スーパードンキーコング3』と異なり、ボタン長押しで上昇する「ポニーテールジャンプ」になっているほか、水流に逆らう「ポニーテールスクリュー」で隠しゴールに進んだりと水中でも活かされるようになった。
また、パートナーキャラクター共通の装備としてウェポンを使用し、一部の敵を一瞬だけ怯ませられる。ディクシーの場合は球形のガムを発射する「ガムボール・ポップガン」。
必殺技は画面上の敵をハートに変えるもので、回復は勿論のこと、ライフが満タンの状態で取れば通常の2倍までライフを増やすことができる優れもの。
基本はドンキーの背中に乗っているが、条件を満たせば1プレイヤーでもディクシー単体を操作可能となる。
ゲスト出演
『マリオバスケ3on3』は現在、登場したマリオシリーズの中で唯一固有のスペシャルショットを使用できる作品である。「バレルキャノンシュート」はタル大砲の中にバスケットボールを装填し、ゴールに向けて発射するというもの。
ストーリー上ではDKジャングルでブラッディカロンに襲われかけており、ミッションクリアで救出した後に石板を見つければ仲間入り。DKジャングル内では序盤から会えるため、早い内から味方にできる。
『マリオカートツアー』ではドライバーで登場。
大乱闘スマッシュブラザーズシリーズでは『大乱闘スマッシュブラザーズDX』からフィギュアで登場。ディディーコングは彼女の紹介文以外どこにも出ていないのに。
『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではディディーコングと共に参戦する案があったが没になり、フィギュア・シールでのみの登場となった。シールの出典は『ドンキーコンガ2』。
『大乱闘スマッシュブラザーズ_for_Nintendo_3DS』でもフィギュアとして登場。
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』ではスピリッツで登場。キャンディーとタイニーで召喚可能。超化するとディンキーコングとペアを組みLEGEND級スピリッツとなる。
漫画版
ウホウホドンキーくん
「スーパードンキーコング2」編からメインキャラクターとして登場。ツッコミ役のディディーコングとは逆に、ボケ役の相棒となっている。基本的には女性語で話す。
キャプテンクルール戦一回目が終わってからは、漫画版オリジナルとしてドンキーコングを加えた三人旅が描かれた。ボケ役のドンキーコングとは相性がいいようである。
スーパーマリオくん
オマケ漫画の四コマから登場。ドンキーが攫われたので救出に行く際、マリオとヨッシーが協力を申し出るが「ここはあなた達の出番じゃないのよ」とやんわりと断っていた。
「スーパードンキーコング」編ではボスネッキーに苦戦していたマリオ達の手助けに入り、氷付けのドンキー達を投げ飛ばしてボスネッキーを撃退した。
アニメ版
ドンキーコング(1999)
登場人物の中では唯一の『スーパードンキーコング2』出身。
ポニーテールがやや短く、ベストはミントグリーンカラーで大きめの花柄がプリントされている。
蟹のカニミちゃんとザリガニのザリーちゃんをペットに飼っていたが、いずれにも脱走されている。
心優しい一面を持っており、特に18話では解雇されて行く当てなく彷徨っていたクランプに手を差し伸べ、心からの友達として接する。ただ、第5話など、ドンキーの人となりを本質まで理解していない節がある。どういうことなの
ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
モブキャラとして登場。ディディー、チャンキーらと共にマリオvs.ドンキーコングの対戦を観戦している。
本作では目が繋がっていない。
声優
ゲーム版
- ケヴィン・ベイリス:スーパードンキーコングシリーズ
- 笹島かほる:『スーパーマリオスタジアム ミラクルベースボール』以降
アニメ版
関連イラスト
関連タグ
任天堂 レア社 ドンキーコングシリーズ スーパードンキーコング