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スーパードンキーコング3

すーぱーどんきーこんぐすりー

ゲーム『スーパードンキーコングシリーズ』の第三作目。ドンキーコングシリーズ最後のスーパーファミコン用ソフト。
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概要編集

1996年11月23日に発売された。正式名称は『スーパードンキーコング3 謎のクレミス島』。「スーパーファミコン史上最高画質」のキャッチコピーのもとで発売された本作はNINTENDO64発売後にもかかわらず高い売り上げを残している。今作ではBGMを「1」の一部BGMを担当したイーブリン・フィッシャーが担当しており、雰囲気がかなり違ったものになっている。


本作の発売から9年後にはゲームボーイアドバンスでリメイクされているが、「2」同様サブタイトルは無くなっている。追加ステージや全BGMの変更、追加ボスなど、SFC版からの変更要素が多い。


ストーリー編集

キャプテンクルールとの戦いに勝った後、DKアイランドでのんびりと過ごすドンキー達。

しかしある朝ディクシーがディディーの部屋を訪れると、彼の姿はなく「ディクシーへ ドンキーと島を探検してくる。明日戻る。 ディディーより」というメモだけが置いてあった。


ところが、何日経っても2匹は戻ってこず、心配したディクシーは探検先のクレミス島へ行き、すでに島に滞在していたリンクリーファンキーの元を訪ねる。


両者によると、2匹の姿は見かけたが行き先は聞いていないとのこと。そしてファンキーから探しに行くなら親戚の赤ちゃんディンキーを連れて行くように頼まれる。

こうしてディクシーとディンキーは謎に包まれたクレミス島で、ドンキーとディディーを見つけ出すための冒険へと出発した。


登場キャラクター編集

主人公編集

ポニーテールスピンと素早いアクションを得意とし、ゆっくり降下することもできるが、パワーはディンキーに劣る。

チームアップ時にディクシーを投げた場合、着地したディクシーの場所に投げたディンキーも自動的に移動するため、ジャンプでは届かない場所にも辿り着くことができる。


「水切りジャンプ」などのパワフルなアクションを得意とし、ディクシーでは倒せない敵を倒せる反面、機敏性はディクシーに劣る。

チームアップ時にディンキーを投げた場合、転がって敵を攻撃できるほか、着地した場所にひび割れがあった時にそれを粉砕して、中に隠れたアイテムを取り出す事ができる。


コングファミリー編集

本作では水上のものを中心に様々な乗り物を貸してくれる。


前作と同様セーブ担当だが、今回は無料で行える。スーパーマリオ64をプレイしている時がある。生きて登場するのは(リメイク版を除けば)この作品が最後となる。


下半身だけタルに入ってゲームのMCをしている。対戦相手のクランキーに勝つと沢山のアイテムがもらえる。


本作ではスワンキーのテントでゲームの対戦相手をしている。かなり負けず嫌いで、負けると大人気無く難癖をつける。

GBA版ではクランキーの道場で修業をしている。


今作ではドンキーとクレミス島に行った直後行方不明になるが、実はクレムリン軍団にさらわれていた。エンディングのみ登場。


クマの友達編集


バナナバード編集


アニマルフレンド編集


ボスキャラ編集

オランガタンガ湖のボス。巨大な樽のモンスター。


クレムウッドの森のボス。真っ赤な毒蜘蛛。


コットントップの入り江のボス。滝の中から両目を覗かせている。


メカノス工場の島のボス。バロンクルールがコング達を倒す為に作ったロボット。


雪山K3のボス。シルクハットを被った動く雪だるま


カミソリ渓谷のボス。巨大なウニ。GBA版ではパシフィカの滝壺のボス。


GBA版でのカミソリ渓谷のボス。緑のアメーバの様な怪物。


科学者の姿をした大型のワニ。ドンキー、ディディーを誘拐した張本人であり、バナナバードを封印した。


各ワールド編集

※ワールド9「パシフィカの滝壺」はGBA版のみの登場。


名前ボスクマ
-クレミス島-バザー、ブルンダー、ベラミー、バーター
1オランガタンガ湖ベルチャバーナクル【SFC】/バチュラー【GBA】
2クレムウッドの森アーリックブラッシュ
3コットントップの入り江スクワーターブルー
4メカノス工場の島カオスバズーカ将軍
5雪山K3ブリークブリザード
6カミソリ渓谷バーボス【SFC】/クロクタプス【GBA】ベニー&ビヨーン
7カオスの隠れ家カオス→バロンクルールバッフル
8クレマトア島バロンクルールブーマー
9パシフィカの滝壺バーボスバーナクル

GBA版について編集

2005年12月1日に発売されたリメイク版。

以下の変更点がある。

  • 全てのBGMが一新。作曲は2までのBGMを担当したデビッド・ワイズ。彼によると、ゲームボーイアドバンスのハードウェア的な制約で原作のBGMを再現するのが技術的に困難で(本作のBGMはベース音が全体的に沈んだ音色を使っており、ゲームボーイアドバンスのスピーカーでは再生できなかった)、原曲を調整する時間もなかったのでベース音をはっきりさせた曲を作る必要があった、とのこと。
  • 新ワールド・パシフィカの滝壺が追加された。これに伴いオランガタンガ湖にいたバーナクルとカミソリ渓谷のボスだったバーボスがこちらに移っている。
  • 新キャラ、バチュラーが登場。オランガタンガ湖で会える。
  • ファンキーのボード小屋にミニゲームが新たに追加された。
  • スワンキーのミニゲームが新規の物に一新。
  • クランキーのミニゲームが新たに追加された。

etc...



チートモード編集

SFC、GBAのどちらにも存在する隠し機能。全部で9種類あり、コードを入力することで有効になる。それぞれSFC/GBAの順。

  • LIVES/MONKEY:初期の残機が50になる
  • MUSIC:どちらでも同じ。サウンドモード。
  • HARDR/HARDER:SFC版ではステージ内のDKバレルが大幅に減る。GBA版では新規セーブデータのみ有効。コンティニューバレルがなくなる。この状態でクリアすると、クリア率が104%になり、評価のコメントが「すばらしいバナナヒーロー」になる。
  • TUFST/TUFFER:SFC版では、既存のセーブデータに適用するとコンティニューバレルがなくなり、新規セーブデータではDKバレルも大幅に減る。GBA版では新規セーブデータにしか使えない。必ずディクシーとディンキーが揃った状態でスタートする。この状態でクリアすると、クリア率が105%になり、評価のコメントも「とてつもないバナナキング」になる。なおチームアップ必須の場所ではDKバレルが残されている。
  • WATER/AQUA:ほら穴のバナナバードのいる場所に入れるようになり、すべてのボーナスコインを取得できる。ミスしたらリセットしてコード入力からやり直し。
  • ERASE:SFC版のみ。タイムの記録を消去する。最下位にはレア社が登場する。
  • COLOR:SFC版のみ。ディクシーとディンキーの服の色が変わる。旗の色やボーナスステージのイラストも色が変わる。
  • MERRY:SFC版のみ。ボーナスステージのバナナや星、BGMがクリスマス仕様になる。
  • ASAVE:SFC版のみ。進行状況を自動でセーブする。
  • KREDIT:GBA版のみ。スタッフクレジットを表示。
  • EXTRAS:GBA版のみ。タイトルに「エキストラ」のメニューが増え、ミニゲームをいつでも遊べるようになる。

関連動画編集

コマーシャル編集


BGM集編集


関連タグ編集

スーパードンキーコングシリーズ


コットントップの入り江/はらペコニブラ

メカノス工場の島/ハラハラのこぎり

クレマトア島/ポンコツロケットでゴー


スーパードンキーコング2:前作


外部リンク編集

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