概要
『スーパードンキーコング3』のGBA版で追加された新たなワールド。
ワールド9とあるが、ターボスキーを入手できると行けるので、実質ワールド5~7あたりと見ていい。後付けのワールドであるため、ストーリー進行には基本関係なく、このワールドを制覇しても先のワールドが開放されることは一切ない。あくまでも攻略を通して、ボーナスコインやDKコインを収集するのが目的である。
場所はワールドマップ左の滝の上にあるアンカバのほら穴がある場所の左に新たに作られている。
他のワールドと違い、通常のステージが6つもある。
コットントップの入り江と同様に水にまつわるステージで占められている。
クマはSFC版ではオランガタンガ湖にいたバーナクル。
各コースの説明
9-1:よごれた はいすいこう
地上部分と水中部分に分かれたダクトを進む。珍しくダクトとしては特殊な仕掛けが一見ないように見える。しかしSFC版にはない水位変化のギミックがあるため、油断するとアイテム取り逃しがいきなり発生する。
また、濁った水はリラーチや緑ココといった水中の敵をかなり見えにくくしている。
9-2:あらしのまえ
桟橋としては特に変わった仕掛けはないが、SFC版にはいなかった「クラッカ(ノッカのTNT版)」が登場。クラスプと違って踏みつけることは可能だが、建物の物陰で待ち伏せてTNTマークを巧妙に隠しているという初見殺し。後半は浅い水辺にもかかわらずバッザーまで出現するという、まったく新しい敵の配置が特徴。
ボーナスステージの「バナナをつかめ」は、達成に必要なバナナの本数が通常の15本ではなく20本に増えているという異例のもの。
また、天気が非常に悪く、これは本ワールドでの後半ステージの伏線になっている。
9-3:すいちゅうたんけん
大木エリアだが水没しているという、従来の勝手が通用しないステージ。バッザーやココといった序盤に登場した相手が樹の間を縫うように泳いでいる。特にバッザーは思いのほかスピードが速いので、スイーピーのもりと同じつもりでかかると背後から噛まれる。普段はアイテム提供係のバウンティバスも倒せない敵として登場する。
終盤も終盤、地上に上がると油断したところをバズやミンキーの猛攻が待っている。
9-4:タルたいほうのがけ
回転式タル大砲を乗り継いでいく前半と、ロープを使って登る後半に分かれている。問題なのは前者で、タル大砲が回転しているのに周囲をバズが周回しているため、適切なタイミングがかなり限られる。前々作のふぶきの谷のような様相に。
9-5:サンゴのもり
天気の悪さは水中に入ってから牙を剝いた。ここでは水流が発生し、前作の風と同じように流される。背景の動きで流れはわかるが、今までの風や水流と違うのは、左右だけでなく上下にも流れが来ることがあり、さらに水流の強さまで変化するということ。相当繊細な水中テクニックが必要であり、そこに無数のリラーチが待ち伏せをしている。
9-6:ダクト サーフィン
基本的にはダクトコースターと同じ要領で進むが、ソリを降りた後もしばらくステージが続くのが特徴といえば特徴。SFC版のDK3では不可能だった「鋼鉄製タンクに飛び乗って無敵状態になる」という前々作のテクニックが久しぶりに使用可能。
うずまきのほらあな
ボス戦ステージ入口周辺の壁を調べると出現する。
湖の番人 ボス・バーボス
SFC版ではカミソリ渓谷のボスだった。
基本的にSFC版のそれに準ずるが、最終段階でボスに隣接して針攻撃を射程外で避ける戦法が通じにくくなっている。耐久力が落ちており、最終段階は2度の攻撃で倒すことができる。
関連動画
全ステージ攻略
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