ドンキーコングジャングルビート
どんきーこんぐじゃんぐるびーと
2004年12月16日に発売されたゲームキューブの横スクロールのアクションゲームである。
ドンキーコングを操作して「王の中の王」を目指すべく様々なステージを進んでいく。
ドンキーコンガで使われた専用コントローラ、タルコンガを使って操作するのが基本。
ちなみに、ゲームキューブ用コントローラーでも操作可能。
2008年12月11日に『Wiiであそぶ ドンキーコングジャングルビート』が発売された。
ヌンチャクでドンキーコングを移動させ、Wiiリモコンを振って敵を攻撃をするというシステムになった。
GC版にはなかったストーリーがある。
「王国にのさばる悪いヤツをやっつけてジャングルの平和を取り戻す」というもの。
コング系
ドンキーコングと殴り合って戦う。そのため、お互いに移動することができない。
攻撃を避けた後に生じた隙を狙ってボスをボコボコにするのが正攻法。
また、アッパーを繰り出して大ダメージを与えることもできる。
ゴロピー系
発電体質を持つマッチョな姿をしたイノシシ。電気を帯びた緑色の木の実を投げ、近づくとパンチを放ってくる。パワーアップすると手拍子が効かない赤い木の実や、電撃弾そのものを放ってくる。
手拍子で攻撃に使える木の実を吐きだすことがあり、それに手拍子をして木の実を飛ばしてぶつければダメージを与えられる。
イウゾウ系
鼻が大砲のようになっている象型の砲台(又の名をエレファントキャノン)。見た目通り大砲の弾を発射して攻撃する。パワーアップすると地面が燃える火の玉や、レーザービームを照射することも。
鼻にブラッドパインを詰め込むことで、弱点である心臓型のエネルギーがむき出しになる。むき出しになったエネルギーにブラッドパインを投げれば大ダメージを与えられる。
各ステージでビート(HPのようなもので、バナナなどを取ると増える)を多く集めると手に入るもの。
始めから解放されているバナナ王国以外はクレストを集めることでプレイ可能になる。
各ステージには4つのクレストがあり、条件を満たせば一気に4個取れる。
カッコ内の数字はWii版での条件。
銅クレスト:ボス撃破で無条件入手。
銀クレスト:ボスを撃破したとき、ビートが400(200)以上あると入手。
金クレスト:ボスを撃破したとき、ビートが800(500)以上あると入手。
プラチナクレスト:ボスを撃破したとき、ビートが1200(1000)以上あると入手。
Wiiで遊ぶ版だと、ステージが変更されているが、GC版で記述する。
Dの世界タル
Kの世界タル
Jの世界タル
Bの世界タル
覇王降臨クリア後にプレイ可能なエンディング後の世界。
(Wii版ではこれらは隠しステージとなっている)
『大乱闘スマッシュブラザーズX』では、「大滝のぼり」がステージとして登場しており
「嵐が丘の戦い」がオレ曲セレクトのひとつとして収録されている。
また、イウゾウ系のボスは「エレファントキャノン」としてフィギュアに登場しており、
ジャングルブラザーズの一種の「ヘリバード」もフィギュアとして登場している。
スーパードンキーコング以来シリーズお馴染みとなっていたレア社が開発に関わらなくなり、久しぶりに任天堂が主体のドンキーコング作品である(2002年に任天堂がレア社の株をマイクロソフトに売却し、レア社はマイクロソフトの完全子会社になったため)。
本作からドンキーコングの声を長嶝高士氏が担当するようになり、以降の作品でも長嶝氏の声が使用され続けているほか、本作でキッキの声を担当する鈴木勝美氏は後にディディーコングを、ファイナルコングの声を担当する土屋トシヒデ氏は後にファンキーコングやクリッター、キングクルールの声を担当することになる。