概要
クレムリン軍団に代わり本作のドンキーたちの前に立ち塞がる悪役。
火山の噴火とともに現れた謎の多い種族。木、もしくは石のボディを持ち、どれも楽器を模した外見をしている。音楽を奏でることで島の動物たちを操り(被害者は白黒2色の渦巻き模様の目になる)、彼らにとって欠かせないアイテムであるバナナを集めさせた。
ドンキーのバナナをも全て盗み出して、ドンキー本人も操ろうと試みるが何故か彼には通用せず、返り討ちに遭い扉ごと殴り飛ばされてしまう。
その後バナナを取り返そうとするドンキーに各エリアの最後に立ちはだかり、ボスに取り憑いて勝負を挑んでくるのがストーリーの流れになっている。ボスを倒した後は疲れ果てて飛び出してきたティキを更にタコ殴りにしてぶっ飛ばすことができる。
この時Wii版ではWiiリモコンを両手で本格的に殴るように振るのでかなりのストレス発散ができるだろう。
主な種類
ボス
ティキ族の長であり、本作のラスボス。妨害して来た7体のティキが合体してティキトングの一部(両手)となりドンキーと最終決戦をする。
エリアボス
ドンキーが初めて遭遇したティキ族。洗脳が効かずプロローグで殴り飛ばされたり、ジャングルエリアのマグリーに取りついてリベンジに挑むも返り討ちにされたりと、散々な目に会う。モデル楽器はカリンバ。
なお、『大乱闘スマッシュブラザーズfor』のフィギュアでは、何故か名前が「カリンバティキ」と表明されている。
ビーチエリアでパイレーツクラブに一匹ずつ取りついて襲ってきたトリオティキ。モデル楽器はマラカス。
いせきエリアの奥で眠る怪鳥ステューを洗脳した。名前の通り、モデル楽器はゴング。プロローグではシマウマを操っていた。
どうくつエリアのデカモグリャーを操り、子分にバナナ運びをさせ、モールカートとして戦わせる。モデル楽器はバンジョー。
フォレストエリアのマンゴルビーを操って、ドンキー達をしつこく追いかけまくる。昼寝をしていたのか、登場した一瞬だけ少し眠たそうにしている。またプロローグではキリンとリスを洗脳していた。モデル楽器はパンパイプ。
クリフエリアでマグリーと瓜二つの怪獣のサグリーを操る。パッケージにも少し写っているのがわかる。モデル楽器は木琴。
ファクトリーエリアの奥で、ドクターチキンにバナナを原料としてティキ族を生産させていた。登場シーンで一瞬だが洗脳が解けるシーンがある。モデル楽器はアコーディオン。
ザコ敵
- ティキトントン
クリボーポジ。
さらにそのままでかくなった様な外見のティキドンドンという亜種もおり、
こっちは三回踏まないと倒せない。
- ティキタンク
ハンドスラップでひっくり返さないと踏めない敵。
- ティキアッチィ
全身炎を包んでおり、息吹くと倒せる。あるテニス選手が見たら興奮しそうな敵。
これらの3体はボス戦で観戦しているが、ティキタンクはいせきエリアで初めてザコ敵として登場するため、ボス戦で先行登場したことになる。
- ティキドリー
羽が生えて飛んでいるティキ。一部のステージでは踏み場にして進まなければいけない場所も。
『大乱闘スマッシュブラザーズ_for_Nintendo_3DS』の「フィールドスマッシュ」にも登場しているので、ある意味知名度がある方かもしれない。
※他にも個性的なティキ族がいるので、プレイヤーの目で確かめるべし。
余談
ドンキーが操られなかった理由は一部ではロックにしか興味がないからと噂されているが真偽は不明。新たに登場するおたすけピッグも何故か操られることは無かった。また一部のティキ族は『マリオカート7』の「DKジャングル」の障害物として登場している。
また、黄金のしんでん(隠しエリア)にはイナイイナイというティキ族に酷似した姿の敵キャラが登場するのだが、こちらは公式から「ティキ族かどうか分からない謎の存在」とされている。
実は歴代敵勢力で唯一ドンキーコングアイランド出身。USJのドンキーコングカントリーの悪役として選ばれたのはこうした事情があったからだと思われる。