概要
フォレストエリア(5-8)のステージ。
スタート直後は非常に単調な感じのステージである為、多くのプレイヤーは
「なんだ、普通の森ステージじゃないか」と思うであろう。
しかし···
大体のプレイヤーは、すぐにここが普通じゃないステージであることに気付く。
よく跳ねる謎のキノコの隣にある足場を、先に進む為にハンドスラップで破壊したその瞬間、
突然BGMがアップテンポになったかと思うと、キノコ…否、卵が一斉に割れ、中から生まれた大型の肉食グモがおぞましい量で追いかけてくるのだ。
巻き込まれれば当然即死。そして何より恐ろしいのが、Wiiの高性能なグラフィックがそのおぞましさを更に加速させる。
当然、ステージを右へ右へと移動し、奴らから逃げることになる。
幸いにも奴らのスピードはそこまで速くはなく、意外と早く振り切れる…と思った次の瞬間
足元の穴の中から間欠泉の如く、またもや奴らは湧いてくる。
その後も、穴があったら毎回毎回奴らは吹き出てくる。
それでもめげずに奴らから全力で逃亡して端までつくとタル大砲があり、「ようやく奴らともおさらばだ」と、多くのプレイヤーは安堵する。
そしてタル大砲で飛ばされた先には中間ポイントがあり、その先にはまたもやタル大砲がある。
そしてドンキーたちはよく跳ねる上記のやつで跳ねながらタル大砲の中に入る。
そう、奴らは再度大量発生し、おぞましい速さで下から上へと迫ってくるのだ。
もちろん巻き込まれれば即死な為、今度はタル大砲を伝って上へ上へと逃げる羽目になる・・・。
しかし中間突破後は幸いにもゴールは近いなので、落ち着いて冷静にクリアをすること。
このステージのトラウマ具合は、人によってはハラハラのこぎりやどくどくタワーなど比べ物にならない…のもしれない。
しかも本作では各エリアのもんキーを購入して各エリアの別のルートを進むことができるのにフォレストエリアではこのステージで合流するためとばせない。
なお、このステージにはボーナスステージが存在しない。
また、このステージは障害物、敵の配置も地味に嫌らしく作られている。まるで、追いかけられて焦っているプレイヤーを意識しているような配置である。
…とはいえ、あの1のふぶきの谷やクライマーラビリンスほどの理不尽な難易度ではないので、アクションや操作性に慣れている人は実はそんなに苦戦する程の難所ではない。…アイテムを全て無視すればの話だが。
ちなみに、ディディーコングを連れてローリングで転がり続けると、数回ジャンプするだけでノンストップで行けることもある。
うまく行けば、タイムアタックで案外楽にゴールドも取れるかもしれない。
タイムアタックモードに慣れるとトラウマステージから一転、楽しいコースになる。
- ▼動画(閲覧注意)
余談
大量に現れる肉食グモの公式名称は「ウゾウゾ」。ドンキーたちを追いかけるときに出す擬音そのものである。
これと似たコースとして、同じく任天堂から発売されたスーパーマリオ 3Dワールドに登場する、「チョロボン炭鉱」というコースが存在する (大量かつ触れたら即死のチョロボンが登場する。しかも「チョロボンと水の炭鉱」という、水の塊やトゲ床などのギミックが追加されて、かつ足場が減ったパワーアップ版のようなコースも登場する) 。