概要
『ドンキーコングリターンズ』の『ファクトリーエリア』7の面のボス。
見た目は、そこらの鶏そのものだがゴーグルを愛用している。
特徴
ありとあらゆる機械の製造・開発を手掛ける異名通りのロボマスターである。
彼の物には、たいてい『C』のマークがついている。(由来名前にもある『chicken』、あるいは鶏を英語表記にした『cock』のイニシャルと思われる。)ほかのボスが素面の状態から操られている中、彼のみ初っ端から操られてしまっており、洗脳が解けて素面に戻る様子を見ることができるため、相当長い時間操られていると思われる。(その後またすぐ催眠をかけなおされた。)作中では、盗み出された大量のバナナを自作の卵形2足歩行メカで踏み潰し、そのバナナを木製の器に詰め込むことでティキ族を生み出す役職に就いており、敵サイドにとっては一番重要な存在だった。
操る乗り物はワイリーマシン3号に酷似しており、乗り物が倒されたあとはワイリーカプセルのような脱出装置に変形するなど、ドクターワイリーを彷彿させる演出が多い。
戦闘スタイル
戦闘スタイルは自作の卵形2足歩メカを操縦して戦う。卵形2足歩行メカも完全に鶏に似せて作ったとしか言いようがなく、卵に直接、鳥の足が生えたような形状をしている。卵型の上半分がガラス張りのコックピットになっており、その中に『ドクターチキン』が乗り込んでいる形となる。中には2本の操縦レバーと、赤いスイッチが3つ付いている。(スイッチは、何のために付いているのかは不明)操縦している時の『ドクターチキン』は、無駄なくらいリズムにのっている。下半分はシステムの言わば中枢のような役割をしておりそれゆえにそこが弱点になっている。普段はそこを叩かれないように針が付いているのだが、踏みつけ攻撃の時、衝撃が強すぎるためか針の外壁がはずれ、ロボの中身があらわになる。(その時少しの間ロボがショートし動けなくなる。)装甲には『C』のマークがあり、Cの穴のあいているいる部分にタイマーのようなものが付いている。(そこはダメージを負うごとに赤くなる。)歩く際は『カニ歩き』で、横にしか進めない。一形態目は、主に踏みつけ攻撃が基本となっており、足に付いたジェットエンジンで飛ぶこともできる。空中からの踏みつけ攻撃をしかける時もある。歩く際は、いきなり歩くテンポを速めたりもする。(その最中は、コックピットが赤くなる)ある程度ダメージを与えると、装甲が真っ二つに剥がれおち、ロボの中身だけになるのだが、それでもまだなおロボとして機能しており第二形態となる。見た目は地味になったが、重みが消えた分、動きがより素早くなっている。第二形態になると、終始飛び続けるようになり、『ぜんまい式にわとりメカ』を生み出したり、ロボごと地面に落下して来たりするようになるのだが、コックピットのガラスが完全に姿を消しており、落下して来たのち、タイミングよく行けば、踏みつけでダメージを与えられる。そして最後はドンキーコングに踏まれた拍子に、操縦レバーから手を放してしまい、さかさまになったロボの下敷きとなり、K.O.されることとなった(本人(本鳥)は単に気絶していて、命に別条はないので、ご安心を)。その後、彼を操っていた、アコーディオン型のティキ族を殴りとばして、『ファクトリーエリア』クリアとなる。ミラーモードでも登場するが、進行方向が右寄りから左寄りになるだけで、たいして変わらない。