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概要編集

ワイリーマシン撃破後に登場する戦闘機能が搭載された脱出装置。

ロックマン4以降のシリーズの殆どの作品でラスボスを務めており、ワイリーマシンよりも小型かつ脱出装置であるのにも係わらず、その戦闘能力は強大なものが多い。

なお、ロックマン1からロックマン3までのワイリーマシンはカプセルが無い代わりに火力が増すという特性になっている。

この為ワイリーカプセルの異常なまでの強さはその特性を引き継いだ物と言える。


なお、ナンバリング作品であるロックマン11ではワイリーマシン11号の第2形態がそれに当たるが、あくまでもマシンの第2形態という扱いとなっている。



本編編集

ロックマン4編集

4つのエネルギーを集めて放つ『プラズマ化エネルギー弾』を発射する機能が取り付けられており、赤外線探知システムを内蔵しているために暗闇の中でも高速移動が可能という単体でも優れた小型兵器として運用が可能という仕様となっている。


赤外線探知システムの機能を十二分に発揮するために暗闇の中での対決となり、一定間隔で姿を現して(『プラズマ化エネルギー弾』を発射する瞬間だけ姿を確認できる)攻撃を仕掛けてくるが、実は発射後1~2秒ほどその場に止まっており、一見するとランダムに出現している様にも見えるが、実際には定点になっている8ヶ所に出現しているに過ぎない。


ただし、弱点武器である『ファラオショット』と『リングブーメラン』以外のダメージは通らないのでまともに戦うと強敵……だが

実はファラオショットのチャージ中にロックマンの上に出現する玉には攻撃判定があるため、チャージをしつつワイリーカプセルの攻撃をひたすら避けていれば、出現位置によってワイリーが上空に現れた際、玉に当たり続けて自滅してくれる。


ロックマン5編集

名称はワイリーカプセルⅡ

ワイリーマシン5号撃から連戦となる。

今回は前回の失敗を教訓に新たにテレポート機能を搭載した事で、出現場所が完全にランダムへと変化。


更に攻撃力も増加しており、床に着弾すると左右に広がる弾を発射後に時計回りに広がる4発の球を打ちながら姿を消す。


本体よりも脱出装置とは思えない程の攻撃力を持つ上に自分自身がいる場所に重なって出現する事もあるので油断ならないのだが、実は“ビート”を呼んでおくと次に出現する場所を自動的にサーチして攻撃してくれるので、人によっては案外簡単に勝ってしまうかもしれない。


ロックマン6編集

ワイリーマシン6号(第2形態)撃破後に出現。

何故か名称にⅢとは呼称されておらず、その姿故に6号の第3形態といった方がしっくりくる。


これまで登場して来たカプセルと比べると若干大型化しており、搭載されたテレポート機能を駆使してランダムにワープしては、時計回りに広がる4発のエネルギー弾を発射して姿を消す攻撃パターンで襲い掛かって来る。


ちなみに弱点武器は『シルバートマホーク』だが、ワイリーマシンの弱点武器でもあるので、長期戦にもつれ込んだ場合はエネルギー切れに注意しなければならない。

なお、続編の『7』ではワイリーマシン6号で撃破されたような演出になっている。


ロックマン7編集

その強さから歴代シリーズ最強と言われる最凶最悪の脱出装置


ワイリーを象徴するドクロの左右と下部分にトゲが取り付けられ、姿を隠す偏光マントを装備しており、マントを外して出現し、非常に避け難い炎、氷、雷属性を持った二回軌道修正してロックマンを追尾する4発のサーチ弾を発射。


さらにダメージを受けるとカプセルの真下から地面を左右に這う雷撃弾を追加で発射した後にマントで姿を隠す攻撃パターンでロックマンを追い詰める。


サーチ弾の内、炎と氷属性の弾が非常に厄介で危険極まりないものとなっており、炎の弾を喰うと火達磨にされて連続でダメージを受け、氷の弾を受けると凍結されて動けなくなった所に追加で発射される雷弾の追加ダメージを受けてしまう。


また、弱点武器である『ワイルドコイル』と『フリーズクラッカー』、『チャージバスター』以外ではダメージが通らず、しかも『ワイルドコイル』の溜め打ちで2、『フリーズクラッカー』、『チャージバスター』で1ダメージしか与えられないという恐ろしい程の防御性能を誇る。但し、『サンダーストライク』はダメージを与えられないもののサーチ弾を発射する前に当てれば封じる事は出来る。


それ故に一部では「最終兵器の間違いでは無いのか?」との評価を受けているらしい。


上記の活躍もあってか、大乱闘スマッシュブラザーズSPECIALではアシストフィギュアとして出演したワイリーがこのカプセルに搭乗した。


ロックマン8編集

名称は“ワイリーカプセルグレート”

ワイリーマシン8号機からの連戦となり、搭載された“悪のエネルギー”によって回転弾を大量に飛ばす、4発の回転弾を発射する、サーチ弾を4発飛ばす、ワイリーマシンと同様の炸裂弾を2発発射するといった本体同様に非常に強力で、豊富な攻撃手段を持ち合わせている。


弱点武器は『ウォーターバルーン』、『フレイムソード』、『フラッシュボム』。


ロックマン9編集

9号機の頭部分で、テレポートしながらの誘導弾や高速弾を駆使して襲い掛かって来る。

ちなみに攻撃は全て『ブラックホールボム』で吸い込めるようになっているので、避けきれないと感じたら使ってみても良い。


弱点武器は『プラグボール』。


ロックマン10編集

4以来となるワイリーマシンとの連戦とはならない本作のラスボス。

前作と同様に10号機の操縦席部分。


今回は本体とダミーとの二対一組で登場し、ダメージは本物にしか通らず、間違ってダミーに攻撃を当たてしまうと反撃を受けてしまう。


本物とダミーの間を行き来しながら広範囲を攻撃する光球や、追尾弾を発射して攻撃してくるが、無重力空間である宇宙での対決である為に、ジャンプ力が高くなっているので攻撃が届かないような高所に出現しても十分に対処ができる。


ちなみにダミーと本物の見分け方はダミーが灰色になっている(おそらく偽者のロボット)事に加えて、ワイリーインフルエンザに掛かっている為に時々クシャミをするので容易に見分けを付ける事ができる。


弱点武器は『チルドスパイク』。インフルエンザにかかっている人間に冷凍弾とはロックマンも結構外道としか…。


ロックマン11編集

本作にはワイリーカプセルは登場しないが、ワイリーマシン第2形態の見た目はほとんど歴代のワイリーカプセルと同じ。

歴代のワイリーマシン第2形態は、カプセル戦を残しているためか多少強さが控えてあるが、今回は事実上のカプセル戦であるためか、ダブルギアシステムを駆使してくる為あなどれない。

しかし、ワイリーの使ってくるスピードギアは、影響面では何故かロックマンのスピードギアの方が優先される。

弱点武器は『アシッドバリア』だが『スクランブルサンダー』の方が前者に比べてダメージは低いが当てやすく有効。



外伝編集

ロックマンメガワールド編集

ワイリーマシンメガワールド号の頭部そのもので、厳密には11のラスボスであるワイリーマシン11号の第2形態と同じく、メガワールド号(第3形態)という名称が正式名称なのかもしれない。


口の部分から地雷を落とし、一定間隔で高速回転での体当たり攻撃を仕掛けてくる。


弱点武器は『サンダービーム』。


ロックマンワールド4編集

ワイリーロボ・アイアンゴーレム撃破後に対決するシリーズお馴染みの戦闘機能搭載の脱出装置。

光学迷彩機能を搭載しているのか、姿を消しながら爆弾や破壊不可能な地面を跳ね回るバウンド弾を投下して攻撃してくる。


攻撃手段の中でも投下してくる爆弾が厄介で、着弾した地面を破壊して落とし穴を作ってしまう為、これを受ければほぼ確実に奈落の底に落ちてしまうので注意が必要。

あるテクニックを使うと落とし穴を作らせずにハメができてしまう。


弱点武器は『バラードクラッカー』、『ファラオショット』。


ロックマン&フォルテ編集

名称は“ワイリーUFO”

容姿としては8のラスボスである“ワイリーカプセルグレート”と瓜二つ。


ただし攻撃パターンが異なっており、画面全体をランダムにワープしながら円を描くように飛ばしてくる破壊光弾や誘導弾を4発発射して攻撃してくるため、 “ワイリーカプセルグレート”の改良型、あるいはそれそのものを修理した機体だと思われるが詳細は不明。


弱点武器は『マジックカード』。


関連項目編集

ワイリーマシン アルバート・W・ワイリー ラスボス

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